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- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835442860
感想・レビュー・書評
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中国にかつて5人の領主がいたころ。
領民想いの王(ワン)家の主が病のさなか隣の領主に攻め込まれる。
え?七夕だよね。という導入。
王家の兄の白光と妹の紅華は、母に逃がされて南の領で奴隷となる。
男女の奴隷は口をきくのを固く禁じられ、年に一度、自由になれる七月七日に二人は、母へ願いを伝える短冊を持ち寄って。
七夕の織姫と彦星というと年に一度の逢瀬を待ち望む恋愛物語ばかり読んできたけれど、この絵本では生き残った兄妹のお話。
滝平二郎の描く兄妹の表情と動きがドラマチックでドキドキする。
滝平二郎、好きだー!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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