- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835443065
感想・レビュー・書評
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これで最後になってしまった…。使者は解き放たれたけれど、続く物語を運んでくることなく未完のままに終わった。「水に描かれた館」でヤスミンの解説が哀しげだった理由が、ここまで読んでよくわかる。もう二度と続きが語られることはない。佐々木丸美でなければ、彼女と同等の教養を積み、思索過程を経た者でなければ、続きなど語られないからだ。「雪の断章」で止まっている孤児シリーズも読もう。独特な世界の少女小説、堪能しました。
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『橡家の伝説』の続き。
謎めいた女主人が、奉公人たちに残した遺産の謎を追う「伝説」シリーズの二作目。
これが、佐々木丸美最後の作品なので、シリーズ的には未完で残念。
これだけの医療関係者を館に呼べる叔母さんの財力スゴイ。 -
館3部作姉妹編その2。
健康、不老不死がテーマです。
作品が発表されたのは20数年も前ですが、現在に通じるものがあります。
不老不死は永遠の憧れなのかしら。
医食同源。健康の源は日頃の食事ですなあ。 -
“「私、言わない」
「私、きいたことない」”
またスラスラ読めた。
いいな。
今回は、次元超えるのが多かった。
不思議だよね、百人浜とおばさんの館。 -
祝・復刊!<館三部作>姉妹編。館シリーズもこれで最後か〜・・・。淋しいような。でも違う話でリンクしてチラッと出てきそうな気もする。話の内容が上手く言えないんですが壮大な輪廻転生の大恋愛の話ですね。輪廻転生とか私は全く興味ないんですがこの著者のお話は別格なんですよね・・・。ハマってしまった一人なのです。