- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835443140
感想・レビュー・書評
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孔明、美しき謀略家。耽美な三国志、面白い。
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一巻で面食らいつつもなんとか読みました。
う~~~ん、やっぱり、三国志ものとして期待しすぎたかなという感じです。面白いことは確かなのですが、自分にとってはあくまで「BL三国志」の域を出ませんでした。読書に割ける時間が限られているので、ここで打ち止めにします。名作と呼ばれているこれを理解できないことが悔しいです。
またいつか時間ができれば、続きも読んでみたいと思います。 -
関羽!関羽!
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・ホウ統登場。そして落命の巻。まさかあんな死に方をするとは…
人間味溢れる黒さ、みたいなのが存分に出てて結構好き
もうちょっと生きててほしかった。(歴史的な意味で)無理だけど
・孔明とホウ統の関係
信頼感、とは違うけどやっぱお互いを意識してるんだなぁ -
周腧亡き後ということで、孔明に乱暴狼藉を働くものもなく精神的に悶々としているだけの2巻です(笑)
精神的に悶々の原因は、龐統が、玄徳にかわいがられているから。
このあたりの書き方は、他の三国志とはひと味違うのですが、なかなか説得力があって楽しいです。
そして、龐統も……。
孔明、悪いやっちゃ(笑) -
私説三国志〔完全版〕-02
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周瑜の死後、劉備入蜀手前まで描く。相手役の周瑜が死亡した事で同性愛描写は1巻より少ないので孔明と新たに劉備陣営に加わったホウ統との軍師の椅子を巡る水面下での確執と争い、ホウ統の真の狙いなど異説・三国志として大変面白い。創作上の登場人物、フェイ・メイも血肉が通った生々しい人物として躍動し、苦悩する。噎せ返るような血の臭いと全力で走り抜けた時の様な喘ぐような荒い息遣いが聞こえて来る江森版三国志。劉備陣営の異説、孔明とホウ統の権謀知術の合戦を固唾を飲んで見守る一冊に仕上がっていると思う。