リアル鬼ごっこ

著者 :
  • 文芸社
2.91
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本棚登録 : 2974
感想 : 512
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835525792

作品紹介・あらすじ

弱冠20歳の新進気鋭作家が放つ奇抜な発想と自由奔放な筆致で描くニュータイプ・ホラー・ノベル登場。史上最凶最悪の追跡劇がいま始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 斬新な発想に拍手!

    他にはない発想から創られる世界観は魅力的!
    一番多い名字を減らそうだなんて誰が考えたか。自分と同じ名字だから消そうなどと誰が考えたか。しかも、鬼ごっこという俗世間の遊びを用いて。

    読んでみて初めてわかる独特の世界観はページを捲るのが楽しくなる!ストーリーも終始一貫していて軸のぶれはない。
    但し、非常に残念なのは文章力が足りない事。これに尽きると思う。読んでいて、よく理解のできない言葉が出てきたり矛盾が生じていたり、読み進む上で違和感を感じるのは必至。

     文章力を補ってストーリーの展開はあと引くものがあるので、違和感を感じつつも、ついついページを捲ってしまうはず。

    以降、文章も読みやすくなっているので、他の作品と比較するのもいいかもしれない。

  • こういうのをエンタメ小説っていうんだろうな~。
    っていうノリの小説。
    映画化もされたし、売れたし、、、まぁ、読んでみましょか?
    って感じで読んでみました。

    最初、出だしは良かったんだけど、読んでいくうちに
    『王様』とか『じい』という表現が出てきて、「は?これ、小学生向けなの?」「絵本の世界?」って思ってしまう。。。幼稚っぽいな~。

    場面変わるとこも、行間とか空ければいいのに、『場面がかわり。。。』って突然出てくるし、、、、

    題材としては面白いと思うんだけど、文法や本の書き方をわかってないということで、読んでてなんかイライラしていた。
    みなさんのレビュー読んでて、みなさんも同じことを思ってたのか。と安堵しました~。

    話の展開も、次がどうなるか。読めちゃう。
    もうちょっと、捻ってもよかったんじゃないか?と思うな。

  • 噂の酷評小説。
    1時間強で一気に読めた。

    確かに文章は稚拙で、小学生の時に読んでた
    児童向け小説を読んでるかのよう=読みやすい。笑
    (だからこれだけ多くの人が読んでいるんだろう)

    発想は悪くないし、親友や肉親との別れや葛藤など
    ツボは押さえてる。オチもまあ王道というかなんというか。

    バトルロワイアルをすんごく薄くした感じの小説。
    そう考えるとやっぱり、バトルロワイアルは凄かったなあ。

    著者の処女作ってことなので、
    甘めの☆3つにします。

  • リアル鬼ごっこは実写化
    してほしくなかったです。

  • 山田悠介 文芸社 2001年
    今まで山田を信頼していた自分を許してください。このレビューを見てもう一度読み直しました。そして、山田を見る目がガラリと変わりました!それで感想ですが、うわ~、これは…。 義務教育からやり直した方がいいですね。小学生でもこんな理解不能の文章書きませんよ。だいたい何ですか!?二人が向かった先は、地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。って。他にも何個か突っ込む所有りすぎますけど、とにかく酷いです!!こんなんだから、最近の若者の読解力が低下する一方なんですよ!

  • なんて国王だ。そして、なんてつまらない本なんだ。
    山田さんファンのかた、ごめんなさい。でも、この本のオチは、どうしても許せません。
    命を懸けて逃げる人々。助け合い、そして生き延びるための画策・・・。
    命を奪われるのではないかという恐怖と戦いながらも、家族を心配する主人公。
    彼はいったいこの先どうなるのか!と、展開は面白いのですが。オチがどうも、いまいち。面白くない。
    そして、納得がいかない。中身もあるようでない感じが・・・あまりよくないです。

    • まなさん
      最初に国王が出てきた時点で興ざめし途中で断念してしまいました。やっぱりオチも微妙なんですね。映画の方はまだ納得できるし面白かったです。山田さ...
      最初に国王が出てきた時点で興ざめし途中で断念してしまいました。やっぱりオチも微妙なんですね。映画の方はまだ納得できるし面白かったです。山田さん・・発想はいいけど文才は正直感じられないですよね(汗)映像化された方が面白いって・・どうなんだろ(笑)
      2010/06/08
  • 913-Y
    人気作家コーナー

  • 本を読まない息子の絶賛イチオシだったけど、描写も単一でずっと同じ調子で恐怖を煽り、もう素人の私でも結末が予想出来るお話でした。
    本を読まない子には、とても面白かったのだろうな…。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 題材は斬新でおもしろかった。設定はとても強引な部分が多く、面白かったきかれたらなんとも言えない。

    佐藤さんは結局どのようにして殺されたのか。もしかしたら生きているかもしれないという伏線をもたすような台詞もありながら結局は全員死んでましたというオチは少し納得いかなかった。

    面白かった部分は、逃げている描写がリアルであり、鬼も人間で乗り物や加速装置などを使わずただ単純に追いかけるというところが鬼ごっことして成立しておりとてもよかった。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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