嫌われ松子の一年

著者 :
  • ぴあ
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835616261

感想・レビュー・書評

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  • 中谷美紀「嫌われ松子の一年」、2006.5発行。ひとりの女性の一生を2時間で表現した「嫌われ松子の一生」という映画製作に関する1年を、松子役の中谷美紀さんが日記形式で綴ったもの。中谷美紀さん、演技力もすごい方だと思いますが、文章表現力も素晴らしい方です。

  • かの名作「嫌われ松子の一生」の撮影日記。
    中島哲也監督との言葉の応酬は凄まじい。
    何より中谷美紀の文才よ。

  • 今さら、なんだか読みたくなって。あまりに監督がヒドすぎてビックリするよと聞いていたのに、全然そんなことなく、むしろごくごくフツーな現場な感じがした。監督の物言いはヒドいけど、中谷さんが愛を感じてるから、そんなヒドいことばに捉えられないし、ほんとにこれはただの監督への感謝の本なのでは? と思ってしまった。
    まあ、出版するからにはそんなにヒドいことも書けないだろうけど、一見“ものすごい現場”というのを演出しつつ、ただの“現場日記”を出版してしまうあたりがなんだかガッカリ。誤植も多かったし。
    それでも映画の現場が垣間見えるのはおもしろかった。

  • 相当面白い内容でした。

    終盤の監督の言葉にやられました。。。

  • かなりハードな現場の様子が描かれていて、興味深い。
    やっぱり真面目な人。

  • 中谷さんが映画『嫌われ松子の一生』の撮影中に、mixiに綴った日記だそうです。

    ちょいちょい毒があって笑えます。
    特に、中島監督とのバトルのくだりがおもしろい。
    中谷さんってなんだかんだで相当強い女性なんだなと思いました。

    他にも、特殊メイクで肌荒れしてしまったり、撮影中の苦労の数々が語られていて興味深かったです。

    何度も読みたい本ではないですが、映画を観たことがある人は楽しめると思うので一読してみても良いのではないかと♪

  • 中谷さんってちょっと変わってるんだなって率直に思いました。
    しかし、女優という職業の大変さもこの本で思わされます。
    前よりももっと中谷さんのことが好きになりました。人間らしい部分が満載です。

  • 監督のワガママなんだけれど憎めない不思議なキャラが気になった。女優さんはきれいな服を着れるし、メイクもプロにやってもらえるからいいなあ。なんて思っていたけれど、肌荒れや睡眠不足などとても大変だと思った。めげない中谷さんの姿勢もすごいなあと感心。

  • (2008年8月3日)

  • 書いてある内容は壮絶なのに、
    彼女の文章を通すと、ほのぼのした光景として浮ぶのは、なんでなのでしょう。

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著者プロフィール

一九七六年東京都生まれ。女優。数々の映画、ドラマ、CMなどに出演。初舞台『猟銃』では、第四十六回紀伊國屋演劇賞個人賞などを受賞。二作目の舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』では、第二十一回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。絵本、エッセイ集、旅行記の刊行など、その活動は多岐にわたる。著者にベストセラーとなった『インド旅行記1~4』『女心と秋の空』(すべて幻冬舎文庫)などがある。

「2021年 『オーストリア滞在記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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