- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835616278
感想・レビュー・書評
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【一流は分野が違えど共通するISMがある】
今から約20年前に執筆された本書ですが、当時から20年近く経った今でも業界の最前線でご活躍されているお2人の姿に照らすと、やはり自己研鑽を常に重ね成長を積み重ねている方こそが、そこ座を守り続けるのだなということを感じます。
対談当時のお2人の価値観の中に、「50歳の時の自分」ということがひとつテーマとして話されています。イチロー氏は現在50歳、矢沢永吉さんは74歳ですが、お二人とも時代の変化に合わせて今も尚トップスターであり続けています。
そのルーツに近いものを感じることができる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に「哲学=人は子どものころの気持ちを忘れてはならない」が印象的でした。仕事を義務として捉えるのではなく、「楽しい」「好き」という気持ちも大事にしようと思いました。
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当たり前の事なんだけど、”英雄”も血の通った人間なのだ、と。
なにかに行き詰まったときに読んで、「いいな」と思ったものを真似るといいのかもしれない。 -
近道は、もちろんしたいです。簡単にできたら楽なんですけど、でもそんなことは、一流になるためにはもちろん不可能なことですよね。一番の近道は、遠回りすることだっていう考えを、いまは心にもってやってるんです。
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転勤に際し先輩からいただいた本。いくつも感銘を受ける言葉がある。でももっと、言いたかった事があるんだろうなぁとそれを探す日々。
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次元が高い内容でテンポがいい書籍。
共通項が多い二人ですね。 -
もっと本では話せない話があった感じもしますが、お二人の世界観が感じられて非常に面白かった。また、対談してその様子が見たいと思った!!
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この二人、『前進する』と言うより、常に違う次元を求め続けている。前に進むということとは少し違う、なにもない空間を破り、切り、新しいものを、最高のものを求め続けている。
イチローのことは以前から好きだったし、僕の英雄であり、ひとつの精神的な目標でもあるから、彼がなぜあんなにも魅力的なのか自分なりに説明することができる。矢沢永吉については、以前『成り上がり』を読んでいて、自己顕示欲の強い人間であり、同時に常に最高のものを求めようとする日本ロックの雄であるということは理解していた。(彼の曲を1つとして知らないのだが)そんな2人が並んで立つ、そびえ立つ、姿の表紙を見て思わずこの本を買ってしまった。もとより「イチローとヤザワが対談したらどんなことになるんだろう?」という思いがあったので、本を見つけた時の感動はひとしお。
パワーとパワーがせめぎあい渦を巻いているようだった。2人の哲学には共通する部分が多い、だが少々食い違っているであろう部分もあろうと思われる(そういうところはたいてい話を流されてる)。だから渦を巻くのであろう。そしてその渦の向こうにまた別の次元が広がってるのであろう。ぜひそれを見てみたいものだ
PS
矢沢と小泉純一郎の話し方には何かしら共通点があるような気がする。 -
折に触れて読み返したい一冊。
かっこよすぎる。 -
「人生哲学」この言葉大好き☆この本はデジタル放送5局の共同特別番組を単行本化したものです。言葉のひとつひとつに重みを感じます。繰り返し読み返したい1冊ですよ。