ジャック・プレヴェール 鳥への挨拶

制作 : 奈良 美智  Jacques Pr´evert  高畑 勲 
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835616353

感想・レビュー・書評

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  • ジャックプレヴェールに出会ったのは16歳の時
    初めて読んだ詩は「朝食」だった。

    短い簡単な単語が繰り返され
    そこにほんの少し言葉が足されていくそれだけなのに
    読み終わった時にまるでモノクロの短編映画でも見ていたかのような感覚に衝撃をうけた。
    その言葉のひとつひとつが、頭の中で形になり
    静かに動き出すのだ。

    実は「朝食」はこの本に収録されていないのだが
    プレヴェールと奈良さんと高畑さんという素敵な組み合わせにくわえ、このお値段なら買う価値は十分にあると思った一冊。



    DEJEUNER DU MATIN

    Il a mis le cafe
    Dans la tasse
    Il a mis le lait
    Dans la tasse de cafe
    Il a mis le sucure
    Dans le cafe au lait
    Avec la petite cuiller
    Il a tourne
    Il a bu le cafe au lait
    Et il a repose la tasse
    Sans me parler
    Il a allume
    Une cigarette
    Il a fait des ronds
    Avec la fumee
    Il a mis les cendres
    Dans le cendrier
    Sans me parler
    Sans me regarder
    Il s'est leve
    Il a mis
    Son chapeau sur sa tete
    Il a mis 
    Son manteau de pluie 
    Parce qu'il pleuvait
    Et il est parti    
    Sous la pluie  
    Sans une parole 
    Sans me regarder 
    Et moi j'ai pris
    Ma tete dans ma main
    Et j'ai pleure

    (朝食の原文)

  • 文章や、詩に対しての 価値観が狂う一冊。
    とてもいい。考え事をしたくないけど、寝付けない夜とかに
    いちセンテンスをなぞるだけでも
    心の平穏がおとずれる。
    気いれて読むのもよし、ぼんやり眺めるもよし。

  • 美しい絵と、優しい言葉と、丁寧な解説。プレヴェールは僕にとっての英雄だった、と谷川俊太郎は言った。僕にとってもそうだ。訳・解説はジブリの高畑勳。『王と鳥』の配給や『ことばたち』の訳、シャンソン集『私は私、このまんまなの』のリリースも共に賞賛の拍手を送りたい。

  • 詩人▶ジャックプレヴェール
    訳者▶高畑勲
    イラスト▶奈良美智 の傑作コラボ♪
    コラボ作品があるとたまたま知り、即買いに走った一冊。

    ことば遊びをする、大人だけど子供なプレヴェールと、絵描き遊びをする奈良美智。世代や国を超えて、なんか二人とも似ている。

  • いただいた詩集 たいせつな一冊

  • ジャック・プレヴェールの詩集。
    編・訳は高畑勲さん、絵は奈良美智さん。

    どれも美しい詩で、「夜のパリ」「美術学校」「日曜日」「お祭り」「猫と小鳥」「絶望がベンチにすわっている」「鳥の肖像を描くには」「庭園」などが特に好きです。

    奈良さんの不機嫌そうにも泣きそうにも見える表情の絵も、印象的で詩の雰囲気にとても合っていると思った。

  • 去年の一番きれいだった時、よく抱きしめてもっていた本。AtoZ行ったりしたからかな。
    表紙の子が一番いい。
    この空気、思い出してね。

  • 恋人達の詩集。サイレント映画を観ているような気持ちになる。

  • フランス語版ありませんかー?

  • ジャック・プレヴェールの詩と、
    奈良美智の絵の組み合わせが、
    意外なことに非常にマッチしていて、
    どちらのファンも満足できるであろう一冊。
    そして、装丁もなかなか凝っていて、
    詩ごとにフォントのサイズや色が違っていたりして、
    そういう意味でも本好きにはたまらないかと。
    ちなみに、編・訳は高畑勲氏。
    うーん、豪華。

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ジャック・プレヴェールの作品

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