忌野清志郎の世界

著者 :
  • ぴあ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835617411

感想・レビュー・書評

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  • 登録日:11/8

  • ほんとうにありがとう。

    貴方はやっぱり私のヒーローです。

    愛をいっぱいありがとう。

  • 没後に行われた個展『忌野清志郎の世界』に出品されていた作品集・図録。
    実際に個展に足を運んできましたが、RCやソロ時代のポスターは懐かしく、清志郎が身に着けていたステージ衣装などは、主亡き後もまだそこに温もりがあるようで、思わず手に触れてみたくなるような、そんな空気が漂っていました。特にタイマーズで使用していたヘルメットは見ていて飽きませんでした。

    清志郎がこれまで描きためてきた油絵やイラストもたくさんありましたが、高校生のときに開花した音楽の才能だけではなく、幼少期から絵や漫画の才能があったんだなぁと、その生まれながらのアーティスト体質に脱帽。清志郎が小学生のときに作った「月間 鳩」という作品を間近で見れて感動しました。

    その他、息子さんや娘さんを描いた油絵、抗がん剤の副作用で坊主頭になった自画像の背景の鮮やかな青空色・・・一つ一つが、ファンにとっては胸を打つ作品に思います。

    個展を観に行った方にも、観そびれてしまった方にも、清志郎ファンの方や、清志郎ファンじゃないけどどんな人だったんだろうと興味がある方などにもぜひ見てほしい一冊です。

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著者プロフィール

バンドマン。1951年4月2日-2009年5月2日。1968年、高校在学中にRCサクセション結成。1970年、「宝くじは買わない」でデビュー。「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「い・け・な・いルージュマジック」など多くのヒット曲を放ち、日本のロックシーンの開拓者として、後続のバンドマンたちへ多大な影響を与える。1991年にバンド活動休止後も、ソロ活動のほか俳優、絵本の執筆、サイクリストなど、活動は多岐にわたる。また日本語の使い手としての才能も高く評価されており、『エリーゼのために』『十年ゴム消し』『瀕死の双六問屋』など著作多数。

「2020年 『使ってはいけない言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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