ルバイヤート

制作 : ロナルド バルフォア  Omar Khayy´am  Ronald Balfour  Edward FitzGerald  エドワード・フィッツジェラルド  竹友藻風 
  • マール社
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837304302

感想・レビュー・書評

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  • ロナルド・バルフォアというビアズリーの流れを汲むイラストレーターの絵がとても素敵です。
    表紙はハードカバーではありませんが、紺色の地に銀の箔押しのような加工がしてあります。

    ルバイヤートをどこで目にしたのかいまいちはっきりとした記憶がないのですが、いつか読んでみたいな、と思っていたことを図書館でふと思い出し、借りてみました。

    英訳(エドワード・フィッツジェラルド訳)と和訳(竹友藻風訳)が載っていて、バルフォアのイラストもたくさん掲載されていて贅沢です。
    1940年代に発行された本の復刻版であり、和訳でさえ難しい言葉(汝をなれと読ませたり、腕をかいなと読んだり、鬱金香と書いてチューリップなど)が多いので、意味を完全に理解するのは困難です。
    後ろの方に注釈がついており、丁寧な解釈が載っているので、ここを見ながら読み進めるのがいいかもしれません。

  • ビアズリー調の絵柄が大好きなので、本屋さんでこの本を見た瞬間に惚れて即買いしました。
    中に収録されている詩集は完全には理解出来ませんが、素敵な挿絵と共に雰囲気を楽しんでいます。
    本を読む上で書いてある内容を完全に理解出来たら一番良いと思いますが、雰囲気を楽しむと言う読書もありだと思うんです。私は。

  • 中世ペルシアの四行詩と、それに添えられたオリエンタリスム溢れる挿絵の美しさに魅せられる一冊。
    酒と愛、美と死、退廃と耽美に彩られた世界観に圧倒されます。

  • 合唱のためにと借りた本。挿絵がとてもきれいで購入を考えた。

  • 有栖川有栖の『孤島パズル』で取り上げられていて手に取った。とりあえず挿絵が美しい。

  • 英語からの訳なのね。どちらかというと英語版の観賞用というか。

  • ジャケ買いです。すみません。

  • 本屋選別本。

    ルバイヤートは四行詩を意味するペルシア語、ルバーイーの複数形(文中抜粋

    美しい表紙と挿絵のついた、中世ペルシアの四行詩集。
    巻末に訳注がついている。

  • 美しいビジュアルに魅かれて手に入れました。
    絵だけじゃなく、言葉も本当に綺麗。
    最初から最後まで読みとおす本ではなく
    時々開いて眺めて、四行だけ読んでみる本です。

  • いわゆる表紙買いというやつです。原文が英語訳されたものを日本語訳した内容だと後から気付いてちょっと後悔。でも綺麗だから良し。原文が載ってる方を見つけたら買おうかな。

  • Balfour の挿し絵、Fitzgerald の英訳、竹友藻風の和訳と、忠実に編集された一冊ではないでしょうか。以前読んだ岩波版ではハイヤームから直接和訳してあったのか、違う編集のようです。

    一冊綺麗な本を買ったというだけでも満足だし、カイヤームの美句に勇気づけられ、サキィの助けのもと明日も元気がでそうです

  • 装丁、中に描かれている挿絵、そうして言葉。
    どれもとても美しい本です。
    英語、日本語と書かれていますが、日本語も今の話言葉と違うため、雰囲気で読んでしまうこともありましたが、それでもとてもその雰囲気と世界観にうっとりとしてしまいました。

  • 中世ペルシアの四行詩。
    装丁も中身も美しい本。こと、挿絵は繊細で独特の雰囲気を持っている。
    詩は幻想的で語彙が美しい。

  • 中学の時好きだった子に教えてもらった本。

  • 生と死双方への懐疑、天空と地上への敬愛。
    とどめようのない嘆きとある種の諦観。

    これらが綴られる言葉の美しさに酔います。

    創生の神秘を、知を、学徳を追い求めること。それが何になるのだろう?
    始終悶え、心を労すること。それに何の甲斐があるのか?
    すべては太初よりさだめられたものであるのに。
    すべてはもとより死の枕べに迎え入れられるさだめであり、
    そのうちに天空の大鋸が首を掻く時が来る。
    人形は一つずつ無の手箱に入れられる。
    今日我が目を慰めるあの青草が
    明日はまた我が身に萌芽し君の目を慰む。

    死後の世界が死者の心を潤わすと何故皆信ずるのか。
    帰ってきた者などいないのに。

    さればこそ今夜酒を飲もう。
    酒を飲め、この一瞬を無駄にするな。



    オマル・ハイヤームの人生をどうにも操作することの出来ない嘆き、
    天の定めに従うしかないという諦めに触れ、
    自分が望み努力さえすればほとんど手に入らないものはない、
    そういうoppotunityが与えられている
    今の時代(特に日本)が如何に恵まれているかを感じました。

    語彙郡の美しさは圧巻。

  • 文語体で書かれた文章は、少し難しい印象を与えますが、それよりもこの本の何より素晴らしいところは挿絵です。
    ほぼ全ての見開きに展開される数々のカラー、モノクロの挿絵は非常に見ごたえがあります。
    エロチックな曲線美はビアズリーを思わせ、それでいてハリー・クラークのような繊細な装飾。ですが、人物だけを見ると、バルビエかイカールに似ている。その描かれている特に女性の美しさのせいか、それほど絵から病的な印象は受けない、むしろロマンチックなムードが漂う。
    装丁もたいへん凝っていて、非常に素晴らしい一冊です。

  • 美しい絵いっぱい。こういう線描きたいなぁ。

  • 表紙・装丁が良くできた幻想的な絵本のようで素晴らしいです。退廃的な詩もかなりよい。

  • 一目惚れ本。
    ノスタルジックで、いい意味でオリエンタリズムあふれる絵と、反対に文語調で古風な旧字体の日本語訳が絶妙。
    大正時代の少女や、旧制高校生が持っていそうな本でもある。
    朝より、寝る前に一節だけよみたい本だ。

  • 素敵な四行詩。

    とりあえず女と酒!
    人生の楽しみって結局はそれ。

    そんなんでいいのか。

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