本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837307655
感想・レビュー・書評
-
有職文様をいっぱい紹介してくれる本であり、データも入っているからとても使いやすい一冊。
デザイン学科4年詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は、今はほとんどの日本人が知っているようで知らない、遠い昔の本当の日本の姿が書かれている。
平安時代の装いと聞いて、まず思い浮かぶのが雛人形だろうが、残念ながらアレは飾られすぎた全く別の物に成り果てている。
それに関してとやかく言うつもりは無い。雛人形は雛人形で一つの文化なのだ。
しかし、古き良き雅の世界を描こうと思ったら、、可能な限り、当時に近い物を書こうと思ったら、ぜひこの本を読んでほしい。
この本は一見素材集のようであるが、一歴史書といっても過言ではない。
装束(平安当時の服の総称)の構造、文様から、色合いの使用方法、そして色合わせの名称など、形だけにとどまらない、根本からの説明が書かれている。
そして再認識してほしい、江戸や戦国より遥か昔、色とりどりに返り咲いた華やかな時代が有ったことを。
ちなみに私は源氏物語は嫌いですw -
絵を描く時の資料にしています。
全1巻。
全3件中 1 - 3件を表示