- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837309161
作品紹介・あらすじ
江戸時代の浮世絵に描かれている当時の人々の着こなしを、現代のイラストでアップデート。
「江戸の着物を描きたい、でも難しくてわからない…」そんなお悩みにお答えする、実用的なイラスト資料集です。
町娘から武家の若君・姫君、大名・女中、芸者や役者、遊女・花魁まで、様々な身分の美男美女を集めました。
帯結びや着物の文様、現代では聞き慣れない日本髪の種類など、作画に役立つ細部の資料も充実。
元にした浮世絵の絵師とタイトルも記載していますので、比べてみると新たな発見があるでしょう。
その作品が描かれた時代から、お江戸ファッションのおよその変遷がつかめます。
浮世絵からたどる江戸の服飾文化の豊かさをどうぞお楽しみください。
感想・レビュー・書評
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こりゃすごいよ。
愛しのジュンク堂で何となく手に取って、次の瞬間に絶対じっくり読みたい!!と切り替わった。
実際の浮世絵を元にした、今風の綺麗なイラスト。
きっちり・ギチギチ感がない、柔らかく体に纏っている感じの着方。
色合わせや柄合わせ。
髪型や帯結び。
パラパラ眺めるだけでも楽しい!
若衆の可愛いこと!!!
内容充実しまくっているので、欲を言えばもっとたくさん見たいなと思ってしまう、そんな図鑑。
(武士や武家の女性、お姫様、とんでもなく裕福な商家の奥様)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸の文化に興味があり、著者の撫子さんのツイッターでこの本を知った。
着物と帯の合わせ方がとても可愛く、心が満たされた。
浮世絵を見ているだけでは分からない帯や髪型が、どのようになっているのかがよく分かる。
解説で当時の流行なども知ることができる。
推し歌舞伎役者のモチーフを取り入れた着物や、顔が描いてあるうちわを愛用している様子は、現代と繋がるものがあると思った。
そして若衆の前髪へのこだわりが、現代にはない感覚で面白く感じた。
若衆歌舞伎を禁止され、前髪をなくさなければならなかった彼らが、月代をあらわにするのを嫌がって発明した「野郎帽子」は大変興味深かった。
また、陰間(男色を売る少年)はパッと見だけだと、男性だと分からない。
それほど着飾り方が女性のようで、見分け方が難しいと思った。
この本は浮世絵鑑賞時に確認するための資料として手元に置いておくのが良いと思う。
着こなし方や髪型などの構造が分かりやすいので、絵を描く人の資料としても良いだろう。 -
絵が綺麗。江戸の文化がわかって素晴らしい。
著者プロフィール
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