「排便力」をつけて便秘を治す本 (専門医が教える「便意リハビリ」)

著者 :
  • マキノ出版
3.70
  • (2)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837612384

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私のお腹は、薬を飲むほどではないけれど毎日快腸、ではない状態です。
    なのでいつも腸内フローラを大事に育てているのですが、あまり変化はなく・・・
    本書は店頭で平積みになっていたので気になって、図書館で借りてみました。

    が、こちらは重度の便秘症の方向けの内容でした。
    でも、今はそうでなくても明日は我が身と思って真面目に読みました。薬飲みたくないからね。
    以下備忘録です。

    悪化する理由は色々挙げられていたけれど、私の心当たりは以下の3つ。
    ① 便意の我慢
    ② 睡眠不足
    ③ 脳をクールダウンさせると副交感神経が活発に働きやすくなり、腸の動きがよくなる。
    ④ 空腹にしてから寝る
    忙しくてついトイレを我慢してしまう傾向が・・・
    それに、いつも交感神経が優位でリラックスが足りないな、とはわかっているんです。
    トイレに入ってアレコレ次のことを考えると便意を喪失してしまうことが多々あります・・・反省。
    また、睡眠中はモリチンというホルモンが腸内の内容物を送り出す働きがあるが、それは胃腸が空でないと分泌されにくいそう。
    我が家は夕飯が遅すぎるなあ。

    普段から飲んでおきたい毒出しジュース
    ペパーミントティー 500ml
    レモンのしぼり汁 大さじ一杯
    チューブショウガ 1㎝
    オリゴ糖 適量
    にがり 1~2滴

    腸内リセットの仕方
    ① マグネシウム系の下剤を飲む
    ② 便が出切ったら、乳酸菌サプリを飲む
    ③ サプリを飲んで5時間したら ヨーグルト100g+バナナ1/2+豆乳100ml+はちみつ大さじ1を混ぜたジュース、またはバナナ・セロリ・ニンジン・リンゴ1/2+オリーブオイル大さじ1を混ぜたジュースを飲む。
    ④ 二日目以降は上記のジュース1杯以上+乳酸菌サプリ+オリーブオイル+オリゴ糖+食物繊維を含んだ食べ物を食べる。できればマグネシウム+ビタミンCも取る。

    腸マッサージの仕方
    ① 右半身を下にした姿勢で横になる。右腕は頭の下に置くとよい。
    ② 左手全体で円を描くように時計回りにマッサージする。

    いろいろ勉強になりました。

  • 下剤に頼ってはいけない!

  • 大腸カメラで検査をしたついでに読んでみた。記憶に残ったことをメモ。
    ・目覚めてすぐコップ一杯の冷たい水を飲むと良い。
    ・一日大さじ1~2杯のエキストラ・バージン・オリーブオイルが良いらしい。
    ・食物繊維は、不溶性2:水溶性1の割合で摂ると良いらしい。バナナ入りのヨーグルトがグッド!
    ・腸もみ入浴が良いらしい。
    湯ぶねにぬるめのお湯(38℃前後)を張り、みぞおちから下だけ浸かる半身浴をしながら、その間に腸もみを行う。
     1、下腹部の右下から、骨盤に沿って上に上がる。
     2、へそのやや右上から、へそ下を通って左わき腹に移動する。
     3、左わき腹から、骨盤の内側に沿って下がる。←ここに便がたまりやすい
    ※1ヵ所を2~3回もみながら移動し、2~3週行う。週に1~2回行うと効果的。

  • 妊娠中、ものすごく便秘に苦しんだ時期が。便秘とは無関係に生きてきたので、ものすごく焦って、困ったし、苦しんだ。便秘ってただごとじゃないな、と。

    産婦人科の先生は便秘の薬を処方してくれたけど、薬を飲んでする排便は、生理痛の何倍も痛くて、悲しかった。軽く陣痛ぐらい痛くて、それなら便秘で苦しい方がましだと思ってしまったぐらいだ。

    オートミール、玄米ブラン、バナナ、ヨーグルト、乳酸菌飲料、いろんなものを試して、結局乳酸菌のお薬とヨーグルトのビオに落ち着いた。それでもなかなか大変だった。

    お腹のお子の位置によってどうも物理的に便秘になっていたようなのに、出産後もその便秘傾向が続き、苦しいほどではないけれど便意の弱さと授乳によって水分を失われるせいかなかなか以前のような快便にはならなかった。

    毎日快腸にバナナウンチを排便する家族をうらやむこと早や10ヶ月、、、そして半信半疑で試してみたオリーブオイル。。。(エキストラバージン

    キターーーーーー!!!!!!(失礼しました^-^;;

    毎日2,3回、バナナ、快腸です!!!本当にすっきりしました。
    便秘薬のCMぐらい、、、、

    家のサラダオイルを全部オリーブオイルに変えた私です。

    ありがたいバイブルでした。

    ウンチって、、、、大切ですね~。

  • 便秘薬の常用はまずいらしい。不溶性食物繊維だけでなく、水溶性食物繊維もとらなくてはならない。コンブ、ワカメ、リンゴ、バナナを食べなくては。そしてオリーブオイルとオリゴ糖と食物性乳酸菌とマグネシウムとビタミンCとグルタミン。

  • 便秘症の方が安易に下剤を服用することにより便意が消失してしまいさらに下剤の量を増やさなければならない状況になる。この事実は、臨床では広く知られていながらこれまでほとんど問題にされていなかった。著者は、この状態を下剤依存症と命名し、下剤からの離脱法を独自に考案し、その方法を解説している。便秘で悩む高齢者や女性を救う本だ。

  • 松生 恒夫 (著)
    疲弊した腸を元気にする「食事療法」、失われた便意を復活させる「便意リハビリ」など、排便力を取り戻すための方法について、家庭でできるコツを具体的に紹介。「スッキリ」な幸せを手に入れるための全てがわかる。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

松生クリニック院長。
 1955年、東京都生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て、2004年1月より現職。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会認定専門医。
 大腸内視鏡検査や炎症性腸疾患の診断と治療、消化器疾患の食事療法などを得意とし、なるべく薬に頼らない便秘解消法としての食生活の指導などを行う。『「排便力」をつけて便秘を治す本』『腸の冷えを取ると病気は勝手に治る』(マキノ出版)など著書多数。  

「2023年 『寿命を延ばす! 腸を温める食事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松生恒夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×