『D’な人々 うつ病ではない「うつ」たちへ』

著者 : 備瀬哲弘

• マキノ出版 (2007年2月15日発売)

感想・レビュー・書評

[そばかすさんの感想 · 2009年3月7日]

うつ病が社会問題になり、知名度も上がると共に本当にうつ病なのかそうではないのか、といった患者が増えてきたらしい。
それを現場で実際に診療している医師が様々な現象を大まかに分け、具体例をあげて説明しているので大変分かりやすい。
自分がつまずきやすい、もしくは誤解しやすい感じ方の癖をこの本を通じて知っておけば、毎日をもっと楽に生きられるようになるのではないかな。

病気とは関係ないけれど、「むかつくー」を「ありがとう」に言い換える訓練。
このアイデアを参考に、子供の「うざい」を「ごめんなさい、ありがとう」に変えたところ効果的面！
よいアドバイスをもらいました。

[大阪大学生命科学図書館さんの感想 · 2021年12月10日]

【大阪大学OPACへのリンク】https://opac.library.osaka-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2004030149

著者プロフィール

1972年沖縄県那覇市生まれ。精神科医。吉祥寺クローバークリニック院長。精神保健指定医。琉球大学医学部卒業。同附属病院、旧・東京都立府中病院精神神経科、聖路加国際病院麻酔科、ＪＲ東京総合病院メンタルヘルス・精神科などを経て、2007年より現職。著書に『発達障害でつまずく人、うまくいく人』（ワニブックス）、『大人の発達障害』（マキノ出版）などがある。

「2017年 『大人の自閉スペクトラム症』 で使われていた紹介文から引用しています。」