｢ありがとうを言う｣と超健康になる

著者 : 町田宗鳳 森美智代

• マキノ出版 (2011年5月14日発売)

感想・レビュー・書評

[kirisutoinochiさんの感想 · 2015年3月30日]

断食や小食に関するヒントは沢山あったと思う。断食中のモチベーションアップには良い。しかしキリスト者的にはやはり世界統一宗教チックな考え方。特に終章で町田氏が述べているように、｢既存の宗教ではなくて自分教｣を求めるようにと勧める。かなりニューエイジの支配を霊的に受けている。星三つ。

下記、付箋を貼った箇所を抜粋：

断食中の感謝念仏時に10のイメージで事故を黙想。(幼いころの出来事など、感謝と共に。)

甲田療法の甲田氏の話。食べ物に感謝をしみじみとすること。小食への移行期の心構え。

人の活動時の脳は(β波)は空腹を意識する。α波Θ波へと進むにつれ、空腹が苦ではなくなる。

青汁は5種類の野菜。塩を小さじ一杯。(自然塩）

ケトン体はブドウ糖と共に脳の栄養。脂肪やたんぱく質分解と共に作りだされる。またケトン体と似た(同種？)の物質が小食者の腸内細菌により作られているらしい。

玄米などの炭水化物のアルファー化。熱するとノリの様になりてかる。消化に良い。

森氏の鍼灸師としての話。苦しむ人を頑張れと言っても立てない。同じ苦しみを理解して居ると共感し、それを伝えると立ち上がれる。

[小夜嵐さんの感想 · 2012年3月7日]

エディション: 単行本
出版社: マキノ出版
出版日: 2011/5/14

著者プロフィール

1950年京都市生まれ。14歳で出家し、大徳寺にて修行。34歳の時に大徳寺を離れ渡米、ハーバード大学神学部で神学修士号、ペンシルバニア大学東洋学部で博士号を取得。シンガポール国立大学大学助教授、プリンストン大学准教授、東京外国語大学教授、広島大学大学院総合科学研究科教授を経て、現在、広島大学名誉教授。日本・アメリカ・ヨーロッパ・台湾などで「ありがとう禅」を開催している。著書に『法然・愚に還る喜び─死を超えて生きる』『山の霊力─日本人はそこに何を見たか』ほか。

「2016年 『講座スピリチュアル学　第7巻　スピリチュアリティと宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」