自分を嫌うな (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
3.52
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本棚登録 : 271
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837900245

感想・レビュー・書評

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  • メンタル系(?)の本はわりと無理を感じさせる書き方や絶妙に食い違ってるような書き方が多い気がするが、この本は違和感なく読めました。
    現実味があって良いし心の仕組みがわかりやすい。

    ことわざが随所に用いられていて分かりやすい&勉強になる。
    抑圧は本当によろしくない。体が勝手に動き出したりするので気をつけよう。怖い。
    未だに抑圧感から解放されていない、というか具体的な原因が分からないが、ありのままの自分を受け入れられなかったというのは事実だと思うので、これから自分で探すか、良い彼ピッピを作るか、、、しかないのか、、、

    不服!

    いままで好きになった人は本当は好きじゃないと書かれてあったが本当な気がする。ショック
    性についてコンプレックスを抱えているので、人生も何もうまく行っていない。甘ったれ!
    自己評価の低さが甘えに出るなんて知らなかった。 
    こんなだから詐欺に遭うのだ。自己評価が低いからこんなことになるんだよ。悪意ある人に自ら突っ込んでいっている歪んだ正義感で〜なんでいるんだ!
    もう全てが解決してくれ!

  • 自己肯定感について知りたくて読書。

    自己嫌悪やコンプレックスは幼少期の家庭環境に起因する。特に両親との関係に。

    自己肯定感が低い人ほど傲慢までわがまま。
    自己肯定感が高い人は、傲慢ではない。

    是正する方法は、自己分析等を通してありのまま自分を理解すること。
    他人は自分が思っているほど自分に関心を持っていない。
    他人は思っているほど自分に期待していない。
    期待していないので、裏切ったと深く考える必要はない。
    他人に対する一方的な期待をしない。
    妄想めいた期待すると裏切られたと思い相手を否定的に見てしまう。

    甘えの本質は、人を人とも思わないということである。(p157~)
    うぬぼれている人間は自己嫌悪が強い人であろう。(p160~)
    不機嫌な人ほど、他人の不機嫌に敏感であるという。(p229~)

    古さを感じさせない良書。

    読書時間:約50分

    • だいさん
      とても、わかりやすい、まとめになっていて、良かったです。
      自分が好きになったほうが、楽に生きられる、気がする。
      とても、わかりやすい、まとめになっていて、良かったです。
      自分が好きになったほうが、楽に生きられる、気がする。
      2014/10/09
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      有り難うございます。著者の本は好きでよく読んでいますよ。
      だいさん、
      有り難うございます。著者の本は好きでよく読んでいますよ。
      2014/10/10
  • 久しぶりに星5つ!の本でした。

    自分の性格や行動のパターンにおいて、どのように「親」からの影響を受けるのか?がたくさんの実例とともに紹介されています。

    たとえば、
    なぜ自分は「いざ行動しよう」という時に一歩前に出れないのか?
    なぜこれほどまでに「他人の目」が気になるのか?
    なぜ普段の生活で過剰に「負い目」を感じるのか?

    などなど、人間関係で起きる問題や悩みについて「なぜそんなふうに思ってしまうのか?」という謎がボロボロと目からウロコが落ちるように腑に落ちる内容でした。

    なんだか最近自分らしく生きていないな、と思われるすべての人におすすめです。

  • 自己肯定の低い私には、そりゃそうなんだけど。って。
    今のままの自分でいいと思えないからこそ、変わりたいのであって、肩の力を抜くために読みましたが、なかなか辛い本でした。

  • 八方美人は、間違いなく周囲の人に軽く見られる。

    自分の利益や人生そのものを犠牲にして、他人の眼に評価してもらうと生きてきたのにもかかわらず。

    しかし、八方美人の人も周囲のそれぞれの人格を尊重していたわけではない。

  • 同期に借りた1冊。甘えた大人や八方美人な人、うぬぼれ、依存する人など、自分と他人の心理的なメカニズムや特徴をより理解することができた。より幸せに毎日を過ごすためにはやはり素直になることが大切。そして迎合することなくありのままの自分をさらけ出す事で自分のことが好きになれる。受け身より、能動的に自分の人生を謳歌する!

  • 思い当たる節が多々あり傷口に塩を塗られるような、読んでて胸がしめつけられる気分だった。
    でも痛みを伴った分傷は回復に向かっている。
    定期で読み返したい一冊。
    出会って良かった。

  • 159

  • 『実際の自分は、自分が考えている自分とまったく逆の人間であるかもしれない。大切なのはこの発想である。』

  •  書かれていることはもっともなのですが、それができないから悩むわけで。
     現状認識型の本で、解決への導きはあまりありません。

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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