- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837902645
作品紹介・あらすじ
伸びる人間、仕事のできる人間はみな、眠り方を工夫してバリバリ活躍している。わずか3、4時間の短眠でも、より深く眠れば8時間睡眠と同じだけの効果があがる。目覚めは実に爽快になり、しかも頭にも体にも「ヤル気」がどんどんみなぎってくる-頭のいい眠り方のノウハウをすべて満載した本。
感想・レビュー・書評
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40冊目「短く深く眠る法」(藤本憲幸 著、1988年9月、三笠書房)
〈7、8時間も眠っている人は惰眠をむさぼっている〉〈不眠症は「ぜいたく病」だ〉と言い切る著者が、1日3時間睡眠を実行する為の方法を書き記している。
オカルト色の強いエキセントリックな記述が多いが、適度な運動や昼寝、腹6分目の食事の推奨など、理に適っていることも書いてある。
しかし、いくらなんでも「片目睡眠法」は不可能ではなかろうか…?
「人間は休む時間が長ければ長いほど、疲労を回復することができない」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1988年発行の古い本。
ちょっと極端な手法が書いてあるが、人間の身体のことなのでそんなに今も変わらないのだと思う。
著者は3時間睡眠を提唱している。
人間は、運動・思考以外に、食べ物の消化に非常にエネルギーを要するのだという。
少食になれば、回復するために必要な睡眠量も減少し、健康にもなるのだと。
かいつまんで、参考にしようと思う。
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とんでもない数の神秘感満載能力開発著書を持つ藤本憲幸氏であるが、本書は現実的な方法論で「睡眠」にスポットをあてた極めて有効なメソッド本。もちろんヨガに基づいた藤本さんの思想体系に位置づけた短眠法であるので、超人的能力の秘密も垣間見える内容である。
限られた時間を有効に使うには、今の生活で長く占めている時間をいかに削るのかが問題となる。その対象はほとんどの人の場合「睡眠時間」ということになるだろう。24時間のうち6時間から8時間、四分の一から三分の一、1日のうちこれだけを占める。これだけを占めている睡眠時間以外の時間を削るとするならば、もうその時間に割り当てた行動は一生のうちほとんど取り組むことができないと思ったほうがよい。誤解を恐れずに言うと、何か新たに取り組む必要性が生じた時、1日のうちで削れる時間は睡眠時間と労働時間だけではないかと思う。ほとんどの人は食事の時間、風呂の時間、トイレの時間、読書の時間、趣味の時間といった時間を削ることを考えるが、僅かな時間をさらに削ると、もうその行為の質を落とすことを越えて、最早その行為を行う根本的な意義すら失うこととなるだろう。睡眠時間と労働時間ほど無駄に長い時間は他にはない。
もう定番化している90分単位睡眠時間法に基づいた方法で、他の医者や心理学者によって書かれた「短眠法」との親和性もあり、納得のメソッドが並ぶ。良質の眠りを獲得するための食事や運動についても言及。これも「ただ寝れば良い」という安直な考え方とは一線を画している。
藤本さんをはじめ、幅広い実績を多く残している人はその専門性だけにとどまらず、生活を始めとして社会、経済など幅広い見識を持っていることに気付く。このアンテナの大きさが、各々の分野での効果を生み出しているのだろう。ただし、そうした好奇心の広さも、その発端は専門性に深く入れ込んだことにあることは間違いない。 -
これは1988年9月18日に読んだ本。
これから、以前読んだ本もBooklogに登録していこうと思う。
読み返してみて、内容がしっかりしているのに
驚いた。
本から
・ 肉体の眠りは″内臓の疲れ”からきている。
すなわち、 食べれば食べるほど内臓が疲れ、
その疲労を回復する ために、
身体を休める睡眠が必要となってくるのである。
「短く深い眠りを得るには小食」という一つの
公式が生まれる。
・大脳が疲労するとガンマハイドロオキシ酪酸
という有害物質がたまり、これを脳から取り除く
ためには、睡眠をとる以外に方法がない。
肉体の疲労はどうか。一日中身体を動かしていると、
筋肉に乳酸がたまる。しかし、この乳酸は、筋肉に
休息がもたらされると、炭酸ガスと水に分解される。
つまり、肉体の疲労は、ただ横になって休むだけで
十分に回復するのである。
・懸命に生きれば、必ず熟睡出来る。
・空腹になる時間を出来るだけ多くすれば、胃腸病や
成人病などは起こらない。 -
睡眠に関する考え方が変わる。
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時間を効率的に使いたいと思い読みました。出きるかは本人次第だと思います。自分は出来なかったので(苦笑)ただ、睡眠を理解するという面で睡眠に対する姿勢は変わりました。
あと著者が実践した片目睡眠ってのは面白いので読んだらチャレンジしてほしいです。 -
短時間睡眠はいいことだ(笑)
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根底に精神論で推し進めようとしているように感じます。
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未読
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2007/09/27