- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837903604
感想・レビュー・書評
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営業力を身につけたいと思って買ってみた.人と問題を分離させて,「利害」に焦点を当てよ.
交渉は相手のあることなのでなかなか難しいけれど,基本原則を念頭に進めていくことでWin-Winな結論を得られそう.
あと,「相手の顔を立てよ」っていうのが,実は結構大事だよなって思った.
【4つの基本法則】
人:人と問題とを分離せよ
利害:立場ではなく利害に焦点を合わせよ
選択肢:行動について決定する前に多くの可能性を考え出せ
基準:結果はあくまでも客観的基準によるべきことを強調せよ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人との交渉を余儀なくされたとき、交渉の基本を身につけるために読んだ本です。
著者のまえがきにあるように日本人の交渉なのになぜアメリカ流の交渉術が参考になるのか、という疑問は、読んだ後に解消されるでしょう。
他者と交渉しなければならない場面では、考え方が違い、解釈が違う者同士がお互いに「基準」に基づいて話を進める必要があることの重要性を学びました。 -
日付が変わる直前に読了。そして、読んでる本に登録して久しいタイミング(涙)交渉力を身に付けるノウハウを確認できた。当たり前のことかも知れないが、その当たり前ができなかったり、順番を間違えていたりという経験がある。
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Yotsuya
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#146
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良書だった。交渉事でうまくいかなかったと感じたときにまた見直したい。
事例が、賃貸などの生活の中の交渉事か、国同士の交渉という大きな政治交渉の両極端な点は頭に入りづらい部分はある。 -
自分の立場に固執すると合意は遠のく。相手の中に敵意を芽生えさせるな。人と問題を分離する。立場でなく利害に焦点を合わせる。多くの選択肢の可能性がある。譲歩して解決を図るのは愚の骨頂。争いは当事者の頭の中にあるので、相手の頭の中を重視する。相手の立場に立ち心情を盗み取る。相違点をハッキリさせそれについて相手とじっくり話し合う。相手の言い分をよく聞いてやる。自分と相手の利害のリストを書く。結論を先に示すと反発を招く。「あなたがおっしゃっていることを私が十分理解しているかどうか確認させて下さい。」