考えすぎないほうがうまくいく (知的生きかた文庫 も 15-2)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837909460

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  • 読書録「考えすぎないほうがうまくいく」3

    著者 森毅
    出版 三笠書房

    p36より引用
    “世間でどのように通用しているかなんて、
    どうでもいいことであって、自分にとっては、
    そのときどきの生き方で十分。”

    目次から抜粋引用
    “自分の幅を広げる章
     発想が柔軟になる章
     「読むこと、書くこと」の章
     ものの見方が変わる章
     心にゆとりが生まれる章”

     数学者である著者による、ゆったりとした
    心構えで日々を生きる過ごし方について書か
    れた一冊。
     コンプレックスの上手い使い方から大学の
    あり方まで、思うがままにのびのびとした著
    者の雰囲気が表れています。

     上記の引用は、人生の複線化について書か
    れた項での一文。
    一意専心、ただ一つの事をやり続けることで
    生きて行く、そのような生き方が出来る人は
    そんなに数多くいないのかもしれません。
    その時々、目の前にあるそのことに、全力で
    取り組むことができたら、とりあえずそれを
    本業として生きられたらいいということなの
    でしょうか。
     こうでなければいけない、とか思いながら
    普段過ごしてしまいがちな人には、気持ちが
    和らぐような事が書かれています。いろんな
    考え方があってもいいんじゃない、といった
    思いになりたいときに、読むと良い一冊です。
    反対に、何か強く決意を固めたい時には、読
    んだら気持ちが揺らいでしまうかもしれませ
    ん。

    ーーーーー

  • 東大教授。シンプルは雑然とした状態を長い事経て、思考力が醸成された後、得られるものだと思う。
    考えすぎないようにすることができるようになるため、ひたすら学び、考える。あぁもっと若いときから学ぶ楽しさを知っていればなー

  • エッセイ集なのだが、オチがはっきりしないうえに、話がポンポン飛ぶので読みづらい

  • 2015/10読了。森先生の軽妙なエッセイ集。
    常識にとらわれず、枠からはみ出てもいいじゃないか、との持論が軽やか。

    途中、学校など適当にさぼればいいというお話もあり。そうだよねー、と共感しつつも、でもやっぱり自分の子どもが学校さぼりたいって言ったらダメっていうよなあ、と。

    枠から外れるって、難しい。

  • 好きだなこういう発想

  • ある意味ターニングポイント。ゆるく生きよう。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。数学者。東京大学数学科を卒業。京都大学教養部で教鞭を執り、民間の数学教育運動にも参画した。京都大学名誉教授。数学科関係の主な著書として『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『微積分の意味』(日本評論社)、エッセイ・自伝に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)『自由を生きる』(東京新聞出版局)ほか多数。2010年7月逝去。

「2021年 『悩んでなんぼの青春よ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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