- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837917267
作品紹介・あらすじ
今までのサービス業は、まず「お得だ」というところからスタートしました。スーパーは流通の改革、大量販売によって、どんどん安く「お得」になりました。「お得」ということが、サービスでした。やがてそれは、「便利」に変わりました。これが、スーパーからコンビニへの移行です。これからは何か。それが、「ちょっとうれしい」です。あなたがお店に行って「あの店はよかった」と覚えているのは、ちょっとうれしかったからです。「ちょっとうれしい」を与えることができなかったら、サービスをしなかったも同然なのです。
感想・レビュー・書評
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初版1998年。
当時小売業に務めていたので必死に何かを得ようと思って読んだ本。
48個の気づきが行動指針となったのを記憶している。
中谷氏の本からいつも多くのものを得ている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキさんはかつて、恥ずかしがり屋だったそうです。
そこで、、「金持ち父さん」に『人間の心理をもっと勉強したほうがいいよ』といわれて、
一時期、ゼロックス社のセールスマンになりました。
そこで、トップセールスマンになって、起業しました。
お金持ちになるための必要条件に、顧客心理のマスターがあります。
販売心理学です。
どうやってお客さんのハートをつかまえるか、ということです。
この本では、中谷彰宏さんの、いつもの、わかりやすい文章で、
そのノウハウが綴られています。
サービス業の方、人と接することを職業とされている方に、ぜひオススメの一冊です。
ちなみに、この本には続編で『あなたのお客さんになりたい!2』があります。 -
顧客満足ってなんですか?「お得」ですか「便利」ですか。
サービスの本当の意味とはお客さんに「ちょっとうれしい」
を与えることができるかどうかと中谷彰宏さんは説く。お
客さんがお客さんになる瞬間を見極める視点があるんだね。
クレームにムッとしてしまうあなたへ!
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▼3つの共感ポイント▼
■営業マンとお客さんは、コーチと選手という関係ではあ
りません。コーチは、選手をしごくのが仕事です。あな
たは決してお客さんのコーチではないのです(P49)
■泣いている赤ちゃんを静かにさえるのは、親の責任では
なく、従業員の責任なのです(P69)
■お客さんが感動するのは、自分が主役になった時です。
人が主役になれるチャンスは本当に少ない(P166) -
一回一回が勝負!