この一冊でアメリカの歴史がわかる!

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837917656

作品紹介・あらすじ

私たちがどれほどよくアメリカを理解しているかというと、かなり心細い点があります。アメリカの東海岸にある二つの都市、ワシントンとニューヨークはどちらが北にあるのか、というごく基本的な知識さえ、あやふやな人もいるようです。まして、アメリカは建国以来軍事大国だったとか、建国以来経済大国だったとか、さらに建国以来自由貿易の国だった、などと思い込んでいる人はかなり多いでしょう。これはみな錯覚なのです。どうしてこんな錯覚に陥るのかというと、それはせいぜい第二次世界大戦以降のアメリカについてしか知らないからなのです。本書はそういう錯覚を修正し、アメリカをなるべく客観的に把握するために書かれています。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の合衆国成立の経緯はわかりやすく、アジアや日本とのかかわりも理解しやすい。

    独立戦争宣言(1776)の11年後にはすでに中国貿易が始まり、
    ワシントン初代大統領の就任時(1789)には広東に停泊している外国船46隻のうちアメリカ船が18隻もいた。
    明治維新は南北戦争終結(1865)の3年後。

  • 独立革命の資料にしました。
    文章が読みやすく、判りやすい。

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著者プロフィール

東京女子大学名誉教授。主な著作:『検証アメリカ500年の歴史』(平凡社,2004),『アメリカを揺り動かしたレディたち』(NTT出版,2004),M・L・キング『黒人の進む道』(訳,明石書店,1999)。

「2005年 『民衆のアメリカ史 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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