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- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837918790
作品紹介・あらすじ
「書きたい」と思って書く人も、「書かなければならない」から書く人も、まず、思うままに文章を綴ってみよう。そこが、書く人の出発点になる。「書く」ためには、「自分の考え」が必要なことに気づくだろう。そこからが、本書の出番だ。書き方の基本から、構成の考え方、着想のしかた、推敲のポイント、観察眼の磨き方まで、朝日新聞での40年に及ぶ記者生活と朝日カルチャーセンターにおける文章教室の講師の経験から導かれた、実践的な「文章上達法」。豊富な例文を引きながらわかりやすく説く、文章読本の決定版。
感想・レビュー・書評
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文章論なくして、文章術なし。文章の技術というタイトルだが、内容を読むと、著者のこの考えが、よく伝わってくる。添削文の形式で進んでいくため、推敲について考えさせられる。ただし、完成した作品が初稿と比べてどれほどよくなったか分からない、ともコメントする。初稿には、作者の考えが込められた、独特の力があるからだ。締め切りがなければ、作品は永遠に未完なのかもしれない。
本著を読み、思う、と文尾につけることを極力避けることにした。日本語について、大いに考えさせられた。好著である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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