男と女のすべてのことは数学でわかる

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837920533

感想・レビュー・書評

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  • 「減少指数関数」「ゴンベルツ曲線」と耳慣れない単語が一杯出てきますが、これがどっこい、ものすごく現実に「あるある!」という現象を言い当ててくれているのです。

    「最初は向こうから告白されて、自分はあまり好きでは無かったのに、別れる頃には自分の方が好きで追いすがってしまった」、「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」、「どうして慣れると相手のあらばかり見えてくるのか」といった日常生活で経験するような事柄が、恐ろしいまでに的確に数学によって解説されていました(笑)

    これをみんな恋愛始める前の小学校とかで読んだら、きっとものすごく傷つく人も減るんだろうな、と思いますが、まぁ、絶対にそのような世の中は来ないんだろう、というような諦念の思いも一方であります(笑)

    個人的には、18歳位の時にこの本に出会っていたかった。
    そうしたら、数々の痛い思い出を踏まなくて済んだんじゃないかと思います…が、希望的観測でしょうか。。。読んでも、意味わかんなかったかなぁ…?

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著者プロフィール

柳谷晃(やなぎや・あきら)
1953年、東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。数学をわかりやすく教えることに定評があり、その対象は学生からビジネスマン、リタイアした人まで幅広い。一方で、数学や統計学の正しい使い方に注意を喚起している。日本の伝統芸能や西洋史、西洋文明にも精通する異色の数学研究者でもある。現在、早稲田大学高等学院数学科教諭・早稲田大学理工学術院兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員。著書に『武器になる「わり算」 知っている人が一生得する計算式』(角川書店)、『面白くて仕事に役立つ数学』(SBクリエイティブ)がある。

「2021年 『円周率πの世界 数学を進化させた「魅惑の数」のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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