本多静六のようになりたいなら、その秘訣を公開しよう

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837922094

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  • 自己啓発本。
    最近メンタルヘルス系の本を読んでいるが、
    人間関係に対して、自分自身を守るケースが多い。
    例えば、出世を諦めて、別の趣味グループを探すとか。
    本書は、自分のために努力しなさいとかを率直に指摘する。本多静六は自分に厳しく、恵まれた運をうまく掴んだ人なのだろう。図書館にはこの本しかなかったが、別の本も読みたくなりました。

  • 他の書籍と重複が多い

  • 過去の成功者から学ぶ。時代は違えど、当然学びはあり、そのエッセンスは吸収するべきである。

    リーダーが持つべき要素として、「心技体」が高いレベルでバランスが取れていること。これが持論。スキルが高くても、能力が高くても、人としての魅力があるだけでもだめで、「心技体」のどれもが高いレベルで充実していないといけない。

    それは古今東西変わらず、この本多静六氏もそうだったのだろうと推測できる。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    『高尚な品性とは、良心が健全で、責任感が強く、正直で公平廉潔であること、誠実で親切、仁愛に富むこと、意志が強固で、あらゆる誘惑に打ち勝ち、正義を支持できること、礼儀正しく、野卑でないこと』

    『あらゆる機会を利用して、大雑把であっても各種の事業を調べておくと、重宝がられて色々なことを頼まれる。その場合は、ある程度までの計画を立て、それ以上の細かな設計や実行は、それぞれ専門の人に任せるようにするとよい。』

    『中年期はもとより、老年期に入っても、1日に2時間以上は必ず歩いた。よく歩くと、よく眠れる。これも大きな収穫である。よく歩くこととよく眠ることは、老衰予防、そして健康長寿の手短な秘訣に思う』

    『顔は心の鏡とも言うが、心に喜びがあり、感謝の念があると、自然とニコニコした朗らかな表情になり、人相も良くなって、引き立てられて成功の元になる。それならば、いつも快活な心を持ち、朗らかな顔を持つに越したことはない。それから、決まりが悪いとか、億劫に思うことも禁物である。子供のような無邪気さで、知らないことや迷うことは、何でもサッサと人に問いかけるのが良い。昔から、「問うは一時の恥、知らざるは一生の恥」というが、知らないことは人に聞いて安心するのが、早く快活になる方法である。』

  • 一日、というか数時間で読める分量。役に立つ話もありますが、重複部分もあり、ちょっとダレるかも。

  • 061010

  • 寄せ集め本なのでもったいない気もしたが、十分刺激を受けた

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著者プロフィール

1866(慶応2)年、埼玉県菖蒲町(当時は河原井村)生まれ。苦学の末、1884(明治17)年に東京山林学校(のちの東京農科大学、現在の東京大学農学部)に入学。一度は落第するも猛勉強して首席で卒業。その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。
1892年(明治25)年、東京農科大学の助教授となり、「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。1900年には教授に昇任し、研究生活のかたわら植林・造園・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年体感を期に、全財産を匿名で寄附。その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残した。
1952(昭和27)年1月、85歳で逝去。

「2023年 『マンガ 本多静六「私の財産告白」 伝説の億万長者に学ぶ貯金と資産の増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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