世界一わかりやすい「速読」の教科書

著者 :
  • 三笠書房
3.18
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本棚登録 : 1556
感想 : 183
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837923626

感想・レビュー・書評

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  • もう一度、読んでみた。速聴で速読を鍛える。

  • 本日ご紹介する本は、

    「速読」ということで、
    速く本を読むための、考え方や
    具体的な手法について示されています


    一般的な速読本には
    ・本のすべてを読まなくてもいい
    ・時間を決めて読む
    ・本を読む目的を決めてから読む
    などのことがよく書かれています。

    しかしながら、本書では
    具体的に短時間で読めるようになるための
    レッスン方法が書かれています。



    ポイントは「速聴」です。

    「文章を見ながら、倍速音声を聞く」
    という練習をすることで
    目と耳の両方から脳に刺激が入り、
    より脳が活性化されるというものです。

    本書にはCDが付属されていて、
    本書の末巻に記載されている文章を朗読した
    3倍速、4倍速、10倍速の音声が入っています。

    この倍速音声を聞きながら、文章を目で追っていきます。

    私も試してみました。

    3倍速、4倍速はなんとかついていけますが、
    10倍速は無理でした。

    10倍速音声を聞いても、一般人には理解不能ですので
    右脳を使ったイメージとして捕えられるようになれば
    そのようなことができるようになるのかもしれません。

    みなさんも10倍速音声にトライしてみてください。


    全体的にはフォトリーディングの手法を
    取り入れていて、
    本1冊を30分で読むために
     1プレビュー  5分
     2写真読み   5分
     3スキミング 20分
    で読むことを、推奨されていいます。


    私には、このようなレベルは到底無理ですが、
    意識するだけでも本を読むのが速くなります。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    読書の目的は、「本を読むこと」ではなく、「情報を得て、それを知識にすること」
    高速音声の聞き取りを訓練することにより、脳の回転スピードを速め、知識を高めることができる
    「速読耳トレーニング」は「目」と「耳」を同時に刺激する
    「忙しくて読書の時間がない」のではなく「読書をしないから時間がない」
    10倍速音声=4000字/分の世界 →イメージで聞き、イメージで読む
    本から得た情報をひとつでも仕事やくらしに行かせるなら、その読書には価値がある
    どんなに急いだところで、話をするスピード以上に速く読むことはできない
    本の締切を設ける→1冊にかける時間は30分と決める
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆

    Part1 「デキル人」はみな読書家である
    Part2 「速読耳」がなぜ、脳にいいのか?
    Part3 たった1日15分聴くだけで、本を読む速さが10倍になる!
    Part4 最小の時間で、最大の情報を得る!「頭のいい人」の新・読書法
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/7db92a0084bfae61.png


     

  • 長所:CD付きなので、速読を体感出来る。今の自分のレベルが分かりやすい。
    短所:内容は目新しさがあまりないかも(この本に限りませんが)←逆に言えば、入門としてベスト

  • テクニック頼りの速読でない点が良い。
    CDを利用して、シナプスを鍛えることができる。

    継続することで、読む速度が早くなったことを実感できる。

  • 速読の本は結構読んでいますが、この本で紹介されているのは、速聴可能な限界まで人間は脳で処理できるという考え方での速読ですね。速聴確認・練習用のCDも付いていて面白いと思います。
    速読方法にはいくつかの練習方法、アプローチがあると思いますので、一つのバリエーションとして利用するには良いと思います。

  • 「フォトリーディング+速聴」といった手法。「脳の回転を上げる」「イメージでとらえる」というのは自分が速読するときの感覚に近いと思った。まだフォトリーディングの訓練を積んでない方がまず読む本としてオススメの一冊。

  • たしか、昨年ぐらいにどこかのコンビニ(本堅田のセブンイレブン?(笑))で購入した本。

    CDがついていて、3倍速、4倍速、10倍速である文章が流れ、それを目で追いながら聞くトレーニングをすることで速読ができるようになりますよ、という内容。

    他にも、フォトリーディングに近い(というかそのまま?)の読み方や読書に対する考え方がつづられています。

    著者の斎藤氏は、右脳速読法のセミナーから入られて、いろいろ試行錯誤の末ご自身のメソッドを開発されたようです。
    (HP: http://homepage3.nifty.com/saitohope/

    先のスポーツ速読などもそうですが、だいたい同じような方法の流れになってきているのかな?と感じます。

  • 付属CDによる訓練を実行すればきっと脳が活性されるような気がする。期待大!

  • 京都の書店で見かけてそのまま地元の図書館でリクエスト。一週間ぐらいCDを聞いて勉強。べつにそれ以後、速読力は磨いていないけど、たしかに前より読み方は早くなった。

  • 多読を目指す人にはいいと思う。

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著者プロフィール

斉藤英治(さいとう・えいじ)

医学博士。1940年、山形市生まれ。東北大学卒業。武田薬品工業にてビタミンと脳科学の研究開発を経て、現在、健康英知研究所所長。日本綜合医学会常任理事、日本健康科学学会理事をそれぞれ長年務める。
心とからだの健康向上と脳科学、脳力開発の研究をライフワークとし、心を豊かにする読書法や能率学を研究、教育にも力を入れている。
そのメソッドは、富士フイルム、NEC、JR東日本など、多くの企業研修にも採用され、人気研修となっている。
著書に、『世界一上達が速い「英語耳」勉強法』(三笠書房刊)など多数がある。

「2021年 『世界一わかりやすい「速読」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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