どうすれば「最高の仕事」ができるか

著者 : 榊原英資

• 三笠書房 (2011年7月27日発売)

感想・レビュー・書評

[チョコタンさんの感想 · 2012年1月13日]

物事を考え行動する上での大切な指針を提示している。
知らないことは知らないとはっきりと述べる勇気が大切である。　むしろ、知ったかぶりをする方がバカに見えるときがある。　いかに、自分の時間を作り、自分自身を創造していくかが大切である。
どうしたら、他人と違った意見を持ち、アピール出来るかを検討して見る。　しっかりとした自分の意見を持ち、他人に流されない考え方を育てていかないといけない。

[チョングースさんの感想 · 2020年8月11日]

知的生産性を上げて仕事していく方法を論じた話。この作者はかなり仕事ができる人で、書かれていることができるならば自分も更に成長できることは十分に頭では理解しているが、難易度は高いと感じた。
この本から記憶に残ったことは下記。
①情報の参照元を正しく、
②夜型人間から朝方人間への脱皮
③自分の時間を作り出す（ダラダラとテレビを見てないで考える時間を作る）
④文章を作るなど、アウトプットする時間を設ける
⑤考えを示すときのデータ基は本当に信頼できるものですか？

知的生活の方法にも書かれているが、情報を無意味に集めることは無意味なのは真理。つまり、何度も繰り返し読むなどして自分の頭の中にデータベースを作り、使いこなせる形にしておくことが大切なんだろう。その知識同士が結びついたときに、新たなものが生み出せると思う。

[koyama1026さんの感想 · 2019年5月31日]

津田沼　丸善

[suburibillyさんの感想 · 2018年11月4日]

・知的生産性を上げるためには「憶える」ことを繰り返す。まずは、自分の仕事にかかわる数字を記憶することから始める。
・運動を習慣化する。

[ぱちねぇさんの感想 · 2017年1月29日]

簡単に読み終わります。
難しいことを簡単に伝えてくれるような本。
実践すること、続けることは難しそうだけど。、

[douthinさんの感想 · 2012年1月10日]

アタマに知識をインプットすることの重要性がテーマ。
アウトプットを重視したビジネス書が多い昨今には珍しく、脳に知識を蓄積することが大切と主張する。
確かに何の知識もないのにアウトプットは出来ないのでそこは同意。
知識の蓄積には、一つのジャンルに対して複数の本を入手し、それぞれのエッセンスを積み込む(精読ではなく多読といえる)ことがベストとのこと。
また、脳の健康＝体の健康が、そもそもビジネスで活躍するには不可欠な事にも言及。これも確かにその通りであると思う。

確かに仕事するにおいて、深い知識は記憶しないまでも、基本的な事項は頭に染みついてないと的確なアウトプットが出来ない、あるいはできたとしても時間が掛かるので、インプットが大切なのは確かであろう。
しかしながら、なんでもかんでも積み込まずともよいのでは、とも思ったのも事実。脳の容量には限界があるようにも最近感じているので、インプットするものの質も重要なのではないか。

[佐トーさんの感想 · 2011年12月8日]

題名につられて、思わず買ってしまいました。著者はミスター円と呼ばれた榊原英資氏です。やってみたいですねー、最高の仕事・・・。

[amessaさんの感想 · 2011年10月2日]

『頭がいい』とは結局のところ、知識の量と、知識と知識を組み合わせたパターンをいくつ持っているか？ということ。

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2011年9月3日]

【新刊情報】どうすれば「最高の仕事」ができるか http://booklog.jp/asin/4837924123 159/ｻ　脳を鍛える方法から、考える力を生む読書術、そして情報収集法、人脈の築き方など実践的な仕事のヒントまで。３６５日を好転させる仕事術・生き方論

[mid_riverさんの感想 · 2011年8月14日]

ほかのビジネス書、自己啓発書のたぐいと比較して格段新しいことが書いてある訳ではない。しかし、内容の一貫性という点では、ほかのビジネス書よりも一段上と感じた。寄せ集めではなく、著者の長い経験から論理的に導きだされる仕事術と感じた。

著者プロフィール

1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。65年に大蔵省入省。財政金融研究所所長、国際金融局長を経て97年に財務官に就任。99年退官。2010年より青山学院大学特別招聘教授。著書に『「今日よりいい明日はない」という生き方』『書き換えられた明治維新の真実』など。

「2018年 『ＡＩと日本企業』 で使われていた紹介文から引用しています。」