心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

著者 : 枡野俊明
  • 三笠書房 (2013年8月22日発売)
3.50
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  • レビュー :151
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925088

作品紹介・あらすじ

禅僧にして、大学教授、
庭園デザイナーとしても活躍する著者が
やさしく語りかける「人生のコツ」。

◎悩むより動く――そのほうが物事は絶対うまくいく
◎人と比べない――“妄想”の9割はこれで消える
◎前向きに受け取る――幸せかどうかは、あなたが決める
◎「お先にどうぞ」――求めない、あせらない、こだわらない
◎「朝」を大切にする――心に余裕をつくる最善の方法
◎余計なことを調べない――情報の“暴飲暴食”はやめる
◎「競争」から離れてみる――禅的「不安の遠ざけ方」

余計な不安や悩みを抱えないように、
他人の価値観に振り回されないように、
無駄なものをそぎ落とし、限りなくシンプルに生きる。

――そんな生き方を指南してくれる、48の禅の教えを紹介。

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)の感想・レビュー・書評

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  • 2017/3/5宝塚西図書館から借りた。
    2017/4/2返却。

  • 【メモ】
    ◾︎莫妄想…比較なんかしないで、絶対の自分を信じて生きよ。

    ◾︎過去、現在、未来…生きているのは現在だけ。

    ◾︎心を整える場所をつくる

    ◾︎持ち物を減らす

    ◾︎どうにもならないことは、さっさと受け入れる。

    ◾︎人間関係の悩みは色眼鏡をはずすことで解決。人の良い面が見えてくる。

    ◾︎いい加減とは、自分の力量。それを知った上で、限界値を見据え、挑戦することが大切。

    ◾︎あたりまえの環境に感謝する。あたりまえのことをもっと大事にする。

    ◾︎「七走一座」、「一日一止」…一日一回立ち止まって考えてみる。

    ◾︎自分の「ものさし」で生きる。
    他人の常識は感じながら、実践・経験によりものさしを作る。

    ◾︎余計なことは調べない。
    まずは、心の置きどころを定める。

    ◾︎置かれた場所で頑張る

    ◾︎感情に逆らわない

    ◾︎夜は静かに過ごす

    ■勝ち負けより、どれだけやったかという納得感。

    ■生まれ持った才能より、「毎日コツコツ努力することができる才能」

    ■おかげさまの精神で「いい言葉」を使う。

    ■境遇があなたの人生を左右するのではない。あなたの生き方が境遇を決める。

    ◾︎今日やるべきことは今日やる。
    「一大事と申すは、今日只今の心なり」

    ■世の中に失敗はない。あきらめたときが失敗である。
    失敗しても命まで取られるわけではない。

    ◾︎人はヒト、自分はジブン
    上司や部下に対する不平不満の根っこに自分の人生観を押しつけていないか?

    ◾︎上に立つ者、孤独はいいけど孤立はダメ

    ◾︎勝って驕らず、負けて腐らず…呼吸をして平常心を保つ。

    ◾︎禅の根本は実践にあり。

    ◾︎正論を振りかざさない。
    相手も立てる

    ◾︎1日10分、自然に触れる。
    頭ばかり使ってないで、感性や感覚を磨きましょう。

    ◾︎過ちは、すぐに、直接謝る。

    ◾︎人間関係を損得勘定で判断してはならない。

    ◾︎年を重ねるほどユーモアを繰り出せ。

    ◾︎恋愛について
    ちなみにこんな言葉が…
    「恋愛は美しき誤解であり、結婚は残酷な理解だ」(笑)

    ◾︎夫婦について
    何より感謝し、話しよう。

    ◾︎親子関係について
    過干渉しない。

  • ごちゃごちゃ考えてしまうのは頭の中も、身の周りもごたついているから、まず不必要なものを片づけてしまえばおのずと必要なものが見つかるものだと言うことですね。
    この精神はとっても好き。

  • タイトルの面白さに惹かれて読んでみたが中身は案外シンプルです。

    でも人生を楽に生きるコツがわかりやすく書いてあって読みやすい本でした。

  • とにかく心配性な自分。新しい部署に異動してからこれまで経験したこともないような仕事に四苦八苦してます。
    業務内容に慣れていないこともあり、まず起こらないようなことを「もし起こったら・・・」と考えてストレスで調子を崩しました。
    「心配事の9割は起こらない」はそのタイトルから前々から気になっていたのですが、Amazonの「当たり前のことしか書いてない」と書かれていたためレビューを見て「『さおだけ屋~』と同じタイトルで買わせる本か」とスルーしていたのですが、ストレスに耐えられず手に取ってみました。

    同じ筆者が書いた本「不安の9割は消せる」と併せて読みました。タイトルがほぼ同じことから分かるように、内容もかなりかぶっています。前者が日めくりカレンダーのように、1つの表題に対して簡単な説明を(禅の教えの言葉を引用しながら)していくのに対して、後者は人間の欲を7つに分けたうえで、1つ1つの欲に対しての禅の教えを土台とした筆者の考えを書いています。つまり、内容は同じでも用途は異なります。前者は目次を印刷してトイレに貼っておくと良いかもしれません。後者の構成のほうが心には訴えてかけてきましたが、物欲のない自分にとっては、心の悩み中心の前者のほうが現在の自分の悩みにはマッチしてました。

    確かに「当たり前」のことばかり書いていて「そんなことはわかっているんだよ!」という気持ちもあるのですが、それでも「小石のような心配事を、雪の上でごろごろ転がして大きな雪玉にするより、”起こってから考えよう”、と思えば残っているのは解けた雪の水だけ」など、素直に心に響く言葉がたくさん記されていて気持ちが楽になりました。自分のように悩み事でつらい気持ちになっている人、読んだら悩みが消えてなくなる、二度と悩まなくなる、という本ではありませんが、自分のように心は少し楽になるかも。それだけでも読む価値はあります。

    しかし、この本の内容どおりに人が生きると、日本経済も、出生率も、政府の思い通りにはいかないでしょうね。本の中で書かれている『”普通”の型』は社会の維持に使用されているのではないか、と思いました。

  • 考え方を変えて、それを実践することで、タイトルにあるように、心配事の9割を、無駄に案じて汲々とした日々を過ごさないですむようにしたらいかがですか、というように、柔らかな文体と文章で仏教的・東洋的生き方を提唱しています。ひとつの項が数ページですし、引用される仏教用語などもわかりやすいかたちの現代語に噛み砕いてくれていますし、論理も明快で、すらすら読めながらも沁みてくる感じの読書でした。そして、ひとつひとつの項で示される考え方を、自分や周囲の人に照らしてみて、ああだこうだと考えてみるのが面白かったです。

  • 何カ月前の読書会の課題本
    (が、しかし・・・仕事の都合で読書会には参加できず)

    付箋部分をご紹介します

    ・妄想を生みだしているもっとも根源的にあるものはなにか。
     それは、ものごとを「対立的」にとらえる考え方です。
     たとえば、「生・死」「勝・負」「美・醜」「貧・富」「損・得」「好き・嫌い」といった
     分別をしてしまうことです(p13)

    ・私たちには「いま」をどう生きるしかないのです(p17)

    ・「あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある」(p51)

    ・「一日一止」・・・中略・・・一日に一回、止まって自分を省みることは「正しい」こと(p56)

    ・悪いことが起きたり、つらい境遇に立たされたりしたら、気持ちが落ち込んでもいいのです。
     そのうえで、負の心をプラスに転じていく。それが禅の考え方です(p59)

    ・「災難に遭う時節には災難に逢うがよく候」
     心には、必ず「転じる力」があります(p61)

    ・考えるより動くことが大事なのです(p68)

    ・知識だけでは「ものさし」を持つことはできないのです(p69)

    ・真摯に向き合うためには、目を外側の「誰か」に向けるのではなく、内側の「自分の心」に向けることです(p95)

    ・自分のできる努力をコツコツ続ける習慣を身につける。その「習慣」によって、「才能」を超えることも
     できる(p98)

    ・どんな仕事も「おかげさま」で成り立っていることに気づいてください(p104)

    ・「逆境もよし、順境もよし、要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」(p116)

    ・「日日是好日」・・・中略・・・
     境遇があなたの生き方を左右するのではありません。
     あなたの生き方によって境遇とはどんなものにでもなるのです(p117)

    ・余白、間は、言葉でいったら「沈黙」です。
     沈黙には大いなる表現力があります。
     ときには言葉よりもずっと気持ちや思いを伝えることができるのです(p136)

    ・「我逢人」・・・中略・・・すべてのものごとは「出会う」ことから始まる。だから人と会うことや
     人と会う場、人と出会う姿を大切にしなさい(p152)

    ・「歩歩是道場」・・・中略・・・
     どこにいてもそこが「道場」であり、なにをしていてもそれが「修行」である(p156)

    ・正論をいうとき、その人の目線は、必ず相手より高くなっています。そういう関係性の中では
     言葉は通じ合わないし、信頼も生まれません(p163)

  • 心配事の9割は起こらない、かどうかはこの本を読んでもよくわからない。基本的に禅の教えをかみ砕いて書いている本で、お経の後の説法を聞いているような感覚だ。特に目新しいことは書かれていない一方で、当たり前だけれども大切なこと、忘れがちなことが書かれている。本棚に置いて、ふとした時に読んで、生き方を再認識する、といった使い方ができそうな本である。

  • 本屋で何気なく見ていたらこの本のタイトルを見たら
    変に心配性の私には目から鱗のように思えてすぐに手に取りました。

    禅語というのを初めて知り、そこには普段何気ない事でもそこには何か意味があり、そこから生きてうえでの大切なノウハウが書かれていたのでとても分かりやすかったです。
    禅の教えというのは本当に生きていく上での宝庫だと思いました。

    生きていると様々な悩みが生まれてしまいますが、
    命そのものさえ自分の手ではどうにもならないもので成り立っているということに今さらながら教えられました。
    そう考えると、どうにもならないことが起きてしまっても
    じたばたしないで、あるがまま受け入れて、
    どうにかなるのを待つということも大切だということがよく分かりました。

    お蔭さまという意味も語源はご先祖様からで、
    一人で生きているのではなく、先祖代々がいたからこそ
    今の自分が生かされているということ。
    普段こんな事は殆ど考えなかったので改めて思い知らされました。

    禅では行住坐臥の全てが修行なので、何をするのも修行です。
    そこから今、そこにある仕事が自分にとって一生懸命にすべき仕事で、
    仕事の種類なんて何も関係が無いと言うことが分かり、
    主婦だとこれという仕事をしていない気がしていて
    自分に対して少し引け目があったのでこれで少し楽になった気がします。

    この本の禅語はどれも良いものばかりでしたが、
    門を開けば福寿多し
    というのがとても印象的でした。
    包み隠さず、あからさまにしてしまえば良いことが沢山あるという意味です。
    自分だけに当てはまるのではなく、現代人の人達に教えたくらいです。
    抱え込まずに、助けを求めれば、誰かしら助けてくれる人がいるはずです。
    特に育児、介護などをしている方には自分の限界が分かったら、
    助けを求めて欲しいと思います。
    日本の法律、設備がまだ不十分なので、
    それに頼りきることもできないですが、
    それ以外に頼れる人はきっといると思うので抱え込まずにして欲しいです。

    ここに出てきた禅語は全部は覚えられないですが、
    その意味はそんなに難しいことではないので、
    ちょっとした時に思い出すことが出来るので勉強になりました。
    心配事、悩み事、大きな壁に当たってもこのタイトルを思い浮かべれば、
    少しは心が救われる気持ちになると思いました。
    まさに無駄な考えを持たずにシンプルに生きて、
    一日を大切にして過ごし感謝していくのが理想だと思います。
    大袈裟かもしれないですが、
    私にとって人生においてのバイブル本になりそうなので、
    いつでも読めるように手の届く所に置いておこうかと思います。

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