「考える力」をつける本 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで
- 三笠書房 (2013年9月12日発売)


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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784837925132
感想・レビュー・書評
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本書は情報を収集するためのノウハウを教えてくれる一冊になっています。本屋の周り方や調べるに必要な辞書を教えてくれます。
問いがあればすぐに調べろ、「なぜ」というワードが大切なことであることなど考えるに必要な情報を教えてくれました。
私が本書の中で特に好きなのはオリジナルとは1%のヒラメキと99%の伝統であるという言葉です。つまりはヒラメキを出すために必死になるのではなく、伝統を学び、既存の情報を学ぶことこそ新たなオリジナル形成に必要なことであるという点です。
本書は様々な伝統を学ぶための情報収集能力の向上が期待で、その後にオリジナルが形成できる。それこそが、考える力であると教えてくれました。
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身近な、身の回りの出来事や風景をぼうっと見るのではなく、鋭い観察とその背景を慮れ、ということが考える力を養うことのようだ。
私にはとても難しい。私は、色んなことが他人事だし、頭の中を過ぎていくだけだからだ。考えながら…、というのは、大変な生き方だ。 -
"遊びにこそ知は宿る"
この言葉に救われた私の心があった。
私自身も忙しい時こそ、遊ぶことは大事なことだと認識していた部分があったので同じ考え方をされている著者を見て、心の何処かで間違ってはいなかったという安心感に包まれた。
考え方は人それぞれかもしれないが、学びを得たものは実際に実践していく中で自分のものとしていきたいと思った。 -
文字を扱う筆者の手法には参考になる部分が沢山あり、早速実践しています。 -
筆者が新聞記者としてどのように物事を考えているかのノウハウ本。
筆者自身の仕事や生活を通じてのことなので、真似できない部分も多い気がするし、記事や書物からの引用も多いため、すっきりまとまっているという感じではない。
ところどころに、参考にできる部分もあるので、読んで損はないと思う。 -
『ストローの穴から世界をのぞく』ように物事を考える。
書くことは思うことや考えることをさらに深化させ、自分自身のこころの奥への小さな旅なのである。 -
うーん
タイトルのわりに内容が難しい・・・というか全く頭に入らなかった。
はじめはこっちの理解が追いついてないだけかな?と思って何度か読み返したが、何度読み返しても理解が追いつかない為、「駄作」という事に決定しました。
p87
「良い問いは、答えよりも重要だ」
「常識的な答えだけを知っている人間になるより、根源的に問う人になれ」
→答えを知ることも大切だけど、良い答えを見つける為の質問の方が大切とのこと。うん、質問をうまくすることを意識しましょう!
p96
「人間は教えたい動物なのである。そのためには、質問を具体的に設定することだ」
→人間は喋りたがりが多いもんなー。会話のテクニックとして、その人が知っていることを気持ちよく聞き出す事は大変重要だよね。
うーん
考える力があまり身につかなかったなー
作者は自分の知恵をさらけだす事に夢中になっていたよね。。。 -
正直自分にはあまり響かなかった。
タイトルと中身が合ってないように感じてしまった。 -
ビアカフェのマスターに勧められて2014年にAmazonで購入。一読したときはピンと来なかったが、再読してみれば、なかなか良いことが書かれている。
しかし、『「考える力」をつける本』というタイトルが悪い。このタイトルから連想するような特定の思考法ではなく、「僕はこんな風にものを考えて記事を書いてきた」というエッセイなのだ。
そして、興味深いのはAmazonのレビューで著者がボロカス書かれていることだ。内容が薄いとの指摘から人間が薄っぺらい、その人生が薄っぺらいとまで指摘されている。そこまで言うことかと正直思う。『呪いの時代』(内田樹)である。
「学び取れるものがあったら学び取ってね」というふんわりした内容では、読者には伝わらない。
明確な内容を噛み砕いて説明しない限り、高評価が得られない時代になっていることが分かる。
著者プロフィール
轡田隆史の作品





