「情」と「理」 話し方の法則: 「言葉」は不器用でも、足りなくてもかまわない (単行本)
- 三笠書房 (2014年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837925552
作品紹介・あらすじ
相手は、話す人の「すべて」を見て、聞いている。
だからこそ、コミュニケーションには、
【情】(話す人の人間性)と
【理】(相手にとってわかりやすい伝え方)
が常に求められているのです。 ――著者
「スターバックス」「ザ・ボディショップ」
元CEOが初めて明かす、
「人を動かす」「強い信頼関係をつくる」26の実践法。
◎その「行動」がメッセージを発している
◎「口に出す前」に自分に問いかける2つのこと
◎常に意識すべきは「状況・相手・内容」
◎会議は「いい話」から始める
◎互いの理解の「ずれ」をなくす一番の方法
「伝える」が「伝わる」に変わると人間関係に恵まれ、
あなたの“ミッション”は必ず実現する!
感想・レビュー・書評
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リーダーシップのあり方、伝え方ではなく、伝わり方が大事であることなど、特別なことではなく凡人でもできるリーダーシップ論であった。
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元スターバックスCEOの岩田松雄氏による仕事で結果を出すコミュニケーション論。
そこかしこに岩田さんの経験がちりばめられていて、説得力がある。
それぞれのエピソードは岩田さんファンならお馴染みのものだけど、コミュニケーションという切り口から語られるとまた違う印象を受ける。 -
スターバックスCEOというすごい肩書きを持っていますが、この本で書かれていることは誰もが必要とな経営者だけの目線ではなく、働く人なら誰もが気をつけるべきことが書かれています。
ご自身の経験、そして自分の言葉で語られているのでとてもわかりやすかったのです。
勉強になりました。 -
米国のビジネススクールや外資系大企業を率いた経営者のことばだったが、タイトルにある「情」の観点が重視されていて、意外性があった。論語やドラッカー、たくさんの経営者からの影響を噛み砕かれたあとにこういった考えが残るということは、そこに重要性があるんだろうと想像した。上司部下への接し方や、自分の立ち振舞いを見直すきっかけになった。「私は、私にしかなれない」「何か困ったことない?」や「修身斉家治国平天下」の考え方は共感できたし、学びがあった。
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き
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みんなに思いを伝えるには…
「情」(話す人の人間性)
「理」(相手に分かりやすい伝え方)
の両方が必要、というのがタイトルのもと。
「情」と「理」という漢字がピッタリとはまっているかというと少し違和感がありますが、()の表現は全くその通りだと思います。それでは自分が磨くものは何か?独りよがりはもっともこのテーマから縁遠い姿勢だと思いました。 -
個人的には、タイトル勝ち。内容は、ほとんど覚えておらず。
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話し方の内容の本というよりも、著者がどんな気持ちや考えで経営をしてきたか、どんな企業の経営に関わってきたか、社会人としてやって来たか、という内容に重きが置かれた本。それはこの本に書かれている、話す以前に「話す人の人柄や肩書も重要で、それによって聞いてもらえるか、もらえないかも左右される」っていう内容を体現している。著者の経営について読めて一冊の本としておもしろかったし、好感を抱ける本だった。