頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 247
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925934

作品紹介・あらすじ

脳は「言葉」と向き合うときに、
一番成長する!--茂木健一郎

本の読み方ひとつで、
人は大きく変わることができるのだ。

最新テクノロジーから、文学、芸術、経済学にいたるまで、
縦横無尽の知識と鋭い知性を持った
脳科学者の「頭の中」を明らかにする、完全読書ガイド!

◎頭のいい人は、何を、どう読んでいる?
◎「話のネタ」にしたい本を選べ
◎今の自分より「ワンランク上」と「ジャンル違い」を意識する
◎1日たった10ページ!「同時進行で、複数読む」
◎「積ん読」も、確実に脳の肥やしになる――その理由
◎今、読んでいる本が、「あなたはどういう人間か」を物語る

感想・レビュー・書評

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  • 知性とは「どれだけたくさんの人の立場で考えれるか」というと。それができるようになるのは本を読むこと。本を読むことで追体験や著者の考えに触れることができる。

  • 脳科学者・茂木健一郎氏の書。茂木さんは「難しいことを簡単に言える天才」だと思っていたが、その秘密は、シンプルなことだった。読書である。茂木さんのやむことのない探求心が、今まで読んだことのないジャンルの本への興味を引き立てる。本を読みたくなる、本屋にいきたくなる、誰かと本の話がしたくなる一冊です。 今年は、いい読書生活のスタートが切れました!

  • 『言葉』印象的な言葉、心に沁みた言葉、、、とその時感じた言葉(と気持ち)を大切にしようと思っていたところで、“脳は「言葉」と向き合うときに、一番成長する!”という帯に惹かれて手に取った本。本を読むことが好きでよかったな〜。これからも読書続けたいな〜と改めて思えたし、読んでみたい本が増えた。

    ★人が成長すれば、本も成長するものであって、その意味で本は「自分という人間の成長を映す鏡」でもあります。

    ★読んだ本の数だけ、高いところから世界が見える

    ★勉強というのは、読むことだよ

    ★科学にかぎらず、知性というのは、「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ

    ★脳を鍛えたいなら、読書がいちばん

    ★どんなに時代が流れても、われわれ人間は絶対に「言葉を使い続ける」

    ★本ほどに何人もの知恵が凝縮され、練り上げられた文章はない

    ★知っているのと知らないのとでは、いざ自分の身に思いもよらないことが降りかかってきたときの対処の仕方に大きな差が出ます

    ★自分で世界を変えるような技術を生まなかったとしても、自分で世界の動きを知る力を身につけておくことは大切

    ★読んだ本の数だけ、自由に旅ができる

    ★本は読むことで脳に情報が入ってきて脳に変化を及ぼしますが、興味を持った時点で脳は少し変わっている

    ★週2回以上会うような密な関係性にある人からではなく、年に1回以上、週に2回以下しか会わないような…「弱いつながり」からやってくる情報は、実際に満足感が高いことも明らかになっています。

    ★本は「人間だけの知性」を鍛えます。本をたくさん読むことは2つの意味で有効です。1.共感力が上がる 2.雑談力が上がる

    ★どれくらいちゃんとグループ内でコミュニケーションが取れているかのほうが業績に影響する

    ★「重要な決断をするときには歩く」これは、脳科学的に言って、とても正しいことです。

    ★人間の「裏側」にあるものが、その人の「人間としての深み」につながっている

    ★どの本がどう役に立つかということはわからないけれど、たくさん本を読むと、それが腐葉土のように発酵して脳の中にいい土壌ができる

    ★人間の脳が新しく興味を持つきっかけは、“自分の信頼する人物が楽しそうに語る話”であることが多い

    ★電子書籍と紙の本では、読んだ後に本に書かれていた事実を覚えている、と言うことではあまり違いはないけれど、出来事の出てくる順番や時系列は、電子書籍で読む方が混乱しやすいという研究報告もあります

    ★日本語は特に表意文字なので、ぱっと見てビジュアルで意味がわかるようになっており、スキミングしやすい言語です。

  • この本のいいところだと思うのは、脳科学的専門用語が載っていても分かりやすいように噛み砕いてるなと思うような本だと思いました。僕の場合はもう少し内容があっても苦ではありませんでしたが。左記の部分で−2星けれども、子供でも読みやすい本だと思いました。 興味のある方は是非‼︎

  • 著者が状況に応じてお薦めする本を70冊紹介している本。単に紹介するのではなく、何がお薦めポイントなのか、一冊ずつ解説が書かれている。

    カノンと言う概念について、紹介した一節が印象に残った。

    自分の中で軸となる作品のことを「カノン」と呼ぶそうなのだが、言い換えると、座右の本と言ったところだろうか。もともとは教会の言葉で、「教典」「動かせない柱」という意味らしい。

  •  最近、気持ちとフィットする読みたい本が見当たらなくて、図書館に行っても時間ばかりかかって結局何も借りないことが続いていました。ほとんど小説ばかり読んでいるけれど何か得ているのかな?読んでも内容を直ぐ忘れるし…。もう少し意味のある読書をそろそろしたいな…と思い、読んでみました。

     とても面白く、ためになりました。今まで読んだことのないジャンルの読みたい本が増えました。茂木健一郎さんの、頭の懐の深さの様なものが感じられる、柔軟な一冊でした。凡人でもわかる様に、わかりやすく書いてくださってるんだと感じました。

     電子書籍やSNSで文章を読むのと、本で読むのはどう違うのか?なぜ本を読むのが大切なのか。納得のいく答えが書かれてありました。

    気になった部分をいくつか…

    ・知性というのは「どれだけたくさん人の立場で考えられるか」ということ。
    ・さまざまな表現を知ることは、当然、自己表現がうまくできるということにつながる。
    ・「その人らしい独自の言葉を持っている」ということは一つの才能で、世間の常識を離れ、自分でさまざまな経験を重ね、思考を積み上げた結果獲得される。
    ・雑談の力は、人間だけが持っているすごい能力である。
    ・脳には雑食が良い。
    ・「言葉で語りすぎない」という芸術があり、わかりやすく書いては書ききれないことが、本当はある。いろいろな解釈ができるように文章を書いておくと、読んだ人がそれぞれのとらえ方をする。本来は、これが「文章が届く」と言うのではないか。

    例として、小林秀雄さんが書いた文が載っていました。
     「美しい『花』がある、『花』の美しさという様なものはない。」
    ……
    うーん、よくわからない。こういうことかな?とあれこれ考えてみるけど、よくわからない。

  • 読書という行為に、より意欲を掻き立てられる本。

    この本を読もうと思ったのは、読書の意味をより確認したくなったから。藤原和博さんの「本を読む人だけが手にするもの」と一緒に買った。

    この本の内容は、とにかく読書でたくさんの視座を持ち、多くの洗練された文章に触れろということだった。茂木健一郎さんの個人の体験や他の人の体験から本を読むことで得られるもの、どういう本がいいのかというものを抽出していた。

    この本で学んだことは、多読することで人生の役に立つすきるが身につけられることだ。人生何が起きるか分からないし、読書したからといってそれがすぐ使えるとは限らない。だから、苦境や何をすればいいか分からないときに何かしらの本で学んだ知識が役に立つことが多いにある。だから、これからも私は読書を習慣にして続けていきたいと思う。

  • できるだけ多くの本に触れて、「こうでなければならない」「こうあるべきだ」という呪縛から解放されることが、”本当の知性”ではないかと思います。

    ーーーーー

    ↑一番印象に残ったフレーズです。

    ここ何年も読書らしい読書をしていなかった為、この本は良いきっかけになりました。
    今まで速読して記憶に残っていないものや途中で断念した本が沢山あって、自分に読書は向いてないかもと思っていたけれど、自らハードルをあげていたみたいです。

    作中に紹介されている70冊の本の中から、茂木さんがおっしゃっていた通り、まずは『1日10ページ』を目標に読んでみようかと思います。

  • 読書に対する取り組み方を述べた、いい本だった。

    ▫️心に残った一文
    「できるだけ多くの本に触れて、「こうでなければならない」「こうあるべきだ」という呪縛から開放されることが、ぼくは「本当の知性」ではないかと思うのです。」
    学ぶ時の姿勢としてとても参考になった。「絶対的に正しい」理論、意見、本、人なんてものは存在しない。いろんな知見を得て、より広い世界を見れるようになることが、自分の人生を豊かにすることに繋がるのだろうなと感じた。

    ▫️ためになった部分引用
    ・本は自分という人間の成長を写す
    ・読んだ本の数だけ、高いところから世界を見れる。
    ・何かをオリジナルという人は、十中八九元ネタを知らないだけ。
    ・知性というのは、「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ。読むことによって養われる。
    ・学ぶことは中毒と仕組みが同じ
    ・今の世の中のあり方に対して、そのあり方とは全く違った方向性を示すことで、人々の生活をよりよく生きられるようになる。本は、生きる上でのワクチンになる。
    ・これからは、一人一人が好きなことをして、誰とも違う味を出せることこそがかっこいい時代になる。
    ・本当は好きなことにのめり込んでしまうことが、充実した学びを得られるいちばんの近道
    ・世の中の物差しではかって良い悪いで判断しても、長期的に意味無いことがたくさんある。本当に大切なのは、ただ何かに熱中できるかどうか。
    ・楽しいことだと、人間はのめり込みます。学ぶことが苦痛ではなくなる。周りからなんと言われようと絶対にそれをとめないでください。
    ・自分の知らないことを恥じる必要は無い。世界はこれだけ広いのだから、知らないふりをするほうがおかしいのです。
    ・どうしたらコミュニケーションがうまくいくかという「こと」や、どうしたら頭が良くなるかという人生の「こと」に関しては、説明書を読むだけでなく、一人一人がつくり手でもあるというこに留意せねばならない。
    ・100の経験から1を書く。自分でそれを体系化して成功をたどるためには、やはり具体的な1の積み重ねがいる。
    ・テクニックを模倣するだけではなく、「自分が人生のつくり手になるのだ」という意識で本を読んでみてください。
    ・本を生かすには、あなた自身が懸命に生きなくてはならない。
    ・悩みや葛藤を捨てるな。むしろ自分の土台を揺るがす「あやうさ」を大切に。
    ・古典を自分なりに現代に置き換えて読む面白さを発見できると、本の読み方が劇的に変わってくる。
    ・幸福というのは、本当は1つの要因で決まるものではないのに、ひとつのものにこだわってしまう性質があり、それを「フォーカスイリュージョン」という。
    ・あえてあげるとすると、どれくらいの人とつながり(雑談程度のゆるい関係)もてているか、は大事な要因。
    ・いい本とは、話のネタにしたくなる本。
    ・何が自分の役に立つかということは、本当は分からないもの。
    ・全てが正しい本なんて存在しない
    ・自分が考えていることを明らかにして、「きみたちはどう思う?」と問うしかない。
    ・ぼくたちにできるのは、著者が尽くして書いた文章にできるだけ多く接し、自分の中に新しい何かを育てていくこと。
    ・分野を問わず、自分の人生の問題について、あらゆる可能性を探り、自分なりの解答を模索し続けていくことを目指しましょう。
    ・それぞれ主張は違っても、全ての人は「自分の意見が正しい」と信じている。だからこそ世界には絶対的な正解が存在する訳ではなく、自分がたまたま、ある人の主張する感覚が好きだと思うに過ぎないのだな、ということもわかってくる。「それが自分の感(センス)」を見つけるということであり、「自分の判断力を身につける」ということなのです。
    ・すべてはワンオブゼム(無数の中の一つ)にすぎない。
    ・あなたも僕も固有の感覚を持った人間として、大きな海の上でみんなと同等に存在していることが体感できるといいと思います。
    ・本はこんなの読んだよと話題にするためのアイテム。
    ・地球全部でひとつの個体なのであって、国境という概念は全く意味が無い

  • おすすめの本は、どれも興味深く、読みたくなります。
    いいリストに出会ったなと思いました。

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著者プロフィール

1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学 専攻課程修了。理学博士。脳科学者。理化学研究所、ケンフ?リッシ?大学を経て現職はソニーコ ンヒ?ュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。専門は脳科学、認知科学。主 な 著 書 に『 ス ト レ ス フ リ ー な 脳 に な る! 茂木式こ?きけ?ん脳活ルーティン』(学研フ?ラス)、『緊張を味方につける脳科学』(河出書房 新社)、『脳か?めさ?める「教養」』(日本実業出版社)なと?多数。

「2022年 『脳は若返る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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