頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
3.59
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本棚登録 : 1722
レビュー : 199
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925934

作品紹介・あらすじ

脳は「言葉」と向き合うときに、
一番成長する!--茂木健一郎

本の読み方ひとつで、
人は大きく変わることができるのだ。

最新テクノロジーから、文学、芸術、経済学にいたるまで、
縦横無尽の知識と鋭い知性を持った
脳科学者の「頭の中」を明らかにする、完全読書ガイド!

◎頭のいい人は、何を、どう読んでいる?
◎「話のネタ」にしたい本を選べ
◎今の自分より「ワンランク上」と「ジャンル違い」を意識する
◎1日たった10ページ!「同時進行で、複数読む」
◎「積ん読」も、確実に脳の肥やしになる――その理由
◎今、読んでいる本が、「あなたはどういう人間か」を物語る

感想・レビュー・書評

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  • 知性とは「どれだけたくさんの人の立場で考えれるか」というと。それができるようになるのは本を読むこと。本を読むことで追体験や著者の考えに触れることができる。

  • 脳科学者・茂木健一郎氏の書。茂木さんは「難しいことを簡単に言える天才」だと思っていたが、その秘密は、シンプルなことだった。読書である。茂木さんのやむことのない探求心が、今まで読んだことのないジャンルの本への興味を引き立てる。本を読みたくなる、本屋にいきたくなる、誰かと本の話がしたくなる一冊です。 今年は、いい読書生活のスタートが切れました!

  • この本のいいところだと思うのは、脳科学的専門用語が載っていても分かりやすいように噛み砕いてるなと思うような本だと思いました。僕の場合はもう少し内容があっても苦ではありませんでしたが。左記の部分で−2星けれども、子供でも読みやすい本だと思いました。 興味のある方は是非‼︎

  • できるだけ多くの本に触れて、「こうでなければならない」「こうあるべきだ」という呪縛から解放されることが、”本当の知性”ではないかと思います。

    ーーーーー

    ↑一番印象に残ったフレーズです。

    ここ何年も読書らしい読書をしていなかった為、この本は良いきっかけになりました。
    今まで速読して記憶に残っていないものや途中で断念した本が沢山あって、自分に読書は向いてないかもと思っていたけれど、自らハードルをあげていたみたいです。

    作中に紹介されている70冊の本の中から、茂木さんがおっしゃっていた通り、まずは『1日10ページ』を目標に読んでみようかと思います。

  • 読書に対する取り組み方を述べた、いい本だった。

    ▫️心に残った一文
    「できるだけ多くの本に触れて、「こうでなければならない」「こうあるべきだ」という呪縛から開放されることが、ぼくは「本当の知性」ではないかと思うのです。」
    学ぶ時の姿勢としてとても参考になった。「絶対的に正しい」理論、意見、本、人なんてものは存在しない。いろんな知見を得て、より広い世界を見れるようになることが、自分の人生を豊かにすることに繋がるのだろうなと感じた。

    ▫️ためになった部分引用
    ・本は自分という人間の成長を写す
    ・読んだ本の数だけ、高いところから世界を見れる。
    ・何かをオリジナルという人は、十中八九元ネタを知らないだけ。
    ・知性というのは、「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ。読むことによって養われる。
    ・学ぶことは中毒と仕組みが同じ
    ・今の世の中のあり方に対して、そのあり方とは全く違った方向性を示すことで、人々の生活をよりよく生きられるようになる。本は、生きる上でのワクチンになる。
    ・これからは、一人一人が好きなことをして、誰とも違う味を出せることこそがかっこいい時代になる。
    ・本当は好きなことにのめり込んでしまうことが、充実した学びを得られるいちばんの近道
    ・世の中の物差しではかって良い悪いで判断しても、長期的に意味無いことがたくさんある。本当に大切なのは、ただ何かに熱中できるかどうか。
    ・楽しいことだと、人間はのめり込みます。学ぶことが苦痛ではなくなる。周りからなんと言われようと絶対にそれをとめないでください。
    ・自分の知らないことを恥じる必要は無い。世界はこれだけ広いのだから、知らないふりをするほうがおかしいのです。
    ・どうしたらコミュニケーションがうまくいくかという「こと」や、どうしたら頭が良くなるかという人生の「こと」に関しては、説明書を読むだけでなく、一人一人がつくり手でもあるというこに留意せねばならない。
    ・100の経験から1を書く。自分でそれを体系化して成功をたどるためには、やはり具体的な1の積み重ねがいる。
    ・テクニックを模倣するだけではなく、「自分が人生のつくり手になるのだ」という意識で本を読んでみてください。
    ・本を生かすには、あなた自身が懸命に生きなくてはならない。
    ・悩みや葛藤を捨てるな。むしろ自分の土台を揺るがす「あやうさ」を大切に。
    ・古典を自分なりに現代に置き換えて読む面白さを発見できると、本の読み方が劇的に変わってくる。
    ・幸福というのは、本当は1つの要因で決まるものではないのに、ひとつのものにこだわってしまう性質があり、それを「フォーカスイリュージョン」という。
    ・あえてあげるとすると、どれくらいの人とつながり(雑談程度のゆるい関係)もてているか、は大事な要因。
    ・いい本とは、話のネタにしたくなる本。
    ・何が自分の役に立つかということは、本当は分からないもの。
    ・全てが正しい本なんて存在しない
    ・自分が考えていることを明らかにして、「きみたちはどう思う?」と問うしかない。
    ・ぼくたちにできるのは、著者が尽くして書いた文章にできるだけ多く接し、自分の中に新しい何かを育てていくこと。
    ・分野を問わず、自分の人生の問題について、あらゆる可能性を探り、自分なりの解答を模索し続けていくことを目指しましょう。
    ・それぞれ主張は違っても、全ての人は「自分の意見が正しい」と信じている。だからこそ世界には絶対的な正解が存在する訳ではなく、自分がたまたま、ある人の主張する感覚が好きだと思うに過ぎないのだな、ということもわかってくる。「それが自分の感(センス)」を見つけるということであり、「自分の判断力を身につける」ということなのです。
    ・すべてはワンオブゼム(無数の中の一つ)にすぎない。
    ・あなたも僕も固有の感覚を持った人間として、大きな海の上でみんなと同等に存在していることが体感できるといいと思います。
    ・本はこんなの読んだよと話題にするためのアイテム。
    ・地球全部でひとつの個体なのであって、国境という概念は全く意味が無い

  • おすすめの本は、どれも興味深く、読みたくなります。
    いいリストに出会ったなと思いました。

  • 「人生をよりよく生き抜くスキル」が身につく読書法を伝授する目的の本。

    読書法の伝授本というより、今の茂木さんがあるのは、こんな本を読んできたからだよっていう本かなと思います。
    茂木さんの本大好き!が溢れた本。
    だからか、全然興味のなかった分野の本とかも、気になる読んでみたいってなります。
    特に、「赤毛のアン」は何故か毛嫌いしてて、読まず嫌いというか、なんか可哀想な女の子の話っていう印象で、読むと辛くなりそうで読む気にならなかったんですけど、読みたくなりました。
    あと、夏目漱石の「三四郎」。

    本が、ファッションの一つっていうのは、面白いなぁと思いました。
    カバーつけちゃうなぁって。でも、確かに、電車とかで男子高校生とかが、結構難しそうな本読んでると、こいつやりおるなって思うし、隣の人の本のタイトル見て、それ私も読んだ、親近感!って勝手に思ったりする。

    前の会社の知り合いに、仕事とかで悶々して、鬱な時、「自分も仕事で悩むことがあって、不安になることあったけど、孫子と茂木さんの本を読んだら元気になったよ。オススメ!」と言われたことがあって、何かと茂木さんの本は気になる存在でした。
    本を読むのは好きだけど、身になってないと言われて、読書に向き合うために、いくつかピックアップしたときの一つ。
    茂木さんの本もまた、読みやすい。
    すっと入ってくる。だけど、忘れやすい。。。
    というか、続けて読書関係の本読み過ぎた。
    はって思い出したときに、どれだったっけーってなる。笑

  • この本は「本の読み方、重要性」について書かれた本です。
    本を読むことは自分の経験を増やすこと。自分だけの世界にとどまらず、有名人の経験を本を通して追体験しその中でももし自分が好きだなと感じられる話があれば、それは自分の感覚となり判断基準にもなります。そうするためには本に書いていることを常に自分の課題という当事者意識が大切です。優等生であることよりもオタクであることの方がよっぽど重要なのです。自分が好きなことを突き詰めれば突き詰めるだけ、それが充実した学びを得られる一番の近道となります。その手助けとなるのが読書です。
    多くの本を読むコトで得られるメリットはもう一個あって、世間でこうするべきという考えや呪いのようなモノは結局、ワンオブゼムなのです。そこから解放されることが「本当の知性」となります。その手助けをしてくれるのが読書です。なぜなら自分の価値観を広げてくれるからです。
    最後に読書後のアウトプットの重要性をこの本で再認識できます(だからわたしも書いているんですが)。本というのはネットであふれかえっている情報よりもプレミアムなモノです。著者は1冊の本に100ある経験から至高の1を書き表しています。なので、ビジネス書を読んでそのテクニックや知識を自分でそのまままねても意味がないのです。初めて読んだ本の知識=1は著者の至高の1ではないからです。その裏には残り99の経験があります。なので手順を踏んでアウトプットする方法を自分で見つける必要があり、それは案外身の回りの生活にあふれています(職場や雑談の中、ブログなど)。
    なかなかネタバレしてしまった気がするのですが、それでも読みたいと感じた人がいたならこの本は本当に素晴らしい本なのでしょう。
    私はこの本が大好きです。

  •  読書のモチベーション上げ。読みたい本がまた増えた(夏目漱石など)。常々思うことだけど、読んで終わりではなくどれだけアウトプットできるかが大事。読んだ先からどんどん忘れていくし。普段は自分の生活範囲で物事が完結してしまうので、読書で世界の広さを感じることは必要だと思う。自分の考えと違うものに出会った時ほど刺激になる。

  • 知性というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ。

    どれくらいちゃんとグループ内でコミュニケーションが取れているかのほうが業績に影響する。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部を卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程を修了。博士(理学)。「クオリア(意識における主観的な質感)」をキーワードとして、脳と心の関係を探求し続けている。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞受賞、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞受賞。

「2021年 『明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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