頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
3.57
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  • (12)
本棚登録 : 2407
感想 : 267
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925934

感想・レビュー・書評

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  • 茂木さん面白いですね。読書初心者にはまだまだ難しそうな作品がたくさん紹介されてたように思うけど、徐々に読めたらと。

  • 茂木先生のこの本こそ、人生心に残る1冊かも。とにかくいろいろな本を読破したい気分にさせてくれます。早速、三島由紀夫の豊饒の海シリーズにチャレンジしてみます。

  • 読書も体験。何冊か読んで、時間を使って、見えてくる世界がある。
    文章中の太字の使い方、章末でのまとめ方、巻末のブックリストがあるのは、親切だと思った。取り上げた本は、多種類であり、きっかけとなるようなものが多い。

  • 「カノン」=自分の中で軸となる作品のこと。「教典」「動かせない柱」

    夏目漱石の「硝子戸の中」とノーベル物理学賞を受賞した、リチャードファインマンの自伝「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を読んでみたいと思った。

  • 最近は読んだ本の数を増やすことに満足してしまい、本の読み方が雑になってきたと感じていたため、「良い読み方」が知りたいと思って購入。

    実際は「本を楽しく読むために知っておくと良いこと」がまとまった本でした。具体的なHow toではないけれど、「たしかに本を読むっていいことだな」と再実感。完読数だけ増えても、自分に何も残ってないのでまずはじっくりと目の前の一冊に向きあおうと思った。

    作中では、茂木さんのお好きな本も次々に紹介されており、茂木さんの人生の一部として語られる本への思いが面白く、次に読みたい本もどんどん出てくる。

    特に『ご冗談でしょう、ファインマンさん』が紹介された際には「うわー!!気になってたんです!!!やっぱり面白いんですねーー!!!!」と握手を求めたくなった。その他の「良いんだろうけど読みづらい」本たちも、1日10ページずつでも挑戦していきたい。

    本を通じてどれだけ多くの人の考え方、生き方を学べるか。これからの読書が楽しみになる一冊。

    いやー、本読まなきゃいけないのはわかってるけど、ちょっと読めてないんだよね~という方にオススメ。

  • 10/10000
    頭は「本の読み方」で磨かれる 茂木健一郎

    脳科学者・茂木健一郎氏の書。茂木さんは「難しいことを簡単に言える天才」だと思っていたが、その秘密は、シンプルなことだった。読書である。茂木さんのやむことのない探求心が、今まで読んだことのないジャンルの本への興味を引き立てる。本を読みたくなる、本屋にいきたくなる、誰かと本の話がしたくなる一冊です。
    今年は、いい読書生活のスタートが切れました!

  • 本が好きになって本当に良かったと再確認させてくれた一冊。

    「読んだ本の数だけ、高いところから世界が見える」これには心から納得。
    読んだ本の数だけ、足の下に本が積み重なっていくイメージ。
    一冊一冊積み重なっていくからこそ、より広い世界、より深い世界が見えるようになる。
    その足場はジャンルが多ければ多いほど、より安定する。
    足場が広ければ、世界をより広く自由に動き回って見ることができ、足場が高ければ、より遠くまでものを見ることができる。
    そうやって積み重ねるのが本だということ。

    【内容紹介】
    本の読み方ひとつで、人は大きく変わることができるのだ。 
    最新テクノロジーから、文学、芸術、経済学にいたるまで、縦横無尽の知識と鋭い知性を持った脳科学者の「頭の中」を明らかにする、完全読書ガイド! 

    ◎頭のいい人は、何を、どう読んでいる? 
    ◎「話のネタ」にしたい本を選べ 
    ◎今の自分より「ワンランク上」と「ジャンル違い」を意識する 
    ◎1日たった10ページ!「同時進行で、複数読む」
    ◎「積ん読」も、確実に脳の肥やしになる、その理由 
    ◎今、読んでいる本が、「あなたはどういう人間か」を物語る

  • 脳科学者だからこそ書ける、なんで読書が頭にいいのかという事が書かれた本。著者本人の読書体験や、オススメ著書が載っていて興味をそそられる内容だった。

  • 脳科学者、茂木健一郎の本。
    本を読んだ方がいいという本です。
    どうして古典を読むのか、なぜ夏目漱石の本は教科書に載っているのかなど、納得できるところが多々あった。
    世の中にこんな本もあるんだというのが感想付きで掲載されているので、次に読みたい本の検索にもよさそう。

  • さみしさからとか暇潰しとか誰かとつながりたくなる時にそばにあるのがスマホだから、手を伸ばしている人は多い気がするが、生きていくのに頼りになる気づきを得るのは、なかなか難しく、手軽に見えて手間も時間もかかる。
    本を手に取るのはスマホに比べると手間かもしれないけれど、なにかしら気づきがある時間になる。スマホしか暇潰しを知らないのは損をしている。媒体に関わらず、コミックも小説も実用書もいい。
    なかなか自分では体験できない経験を覗きみることができる。誰かとリアルタイムチャットするような感覚で、著者と一気に深い話ができる。
    本との付きあい方を模索する人が増えるとおもしろい世の中になりそうだ。
    タイトルは知っているけど、読む気になれなかった本がいくつか紹介されていて、読んでみたい本が増えた。

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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