体が生まれ変わる「ケトン体」食事法: 太らない、疲れない、老けない――体と頭を「糖化」させるな (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837926054

作品紹介・あらすじ

★いま、話題の「ケトン体(たい)」とは?

「ケトン体」とは、私たちの体の中でつくられるもの。
誰もが持っているのに活用されていない、
「頭や体を働かせる、もう一つのエネルギー源」です。
糖質を減らすと働きだす「ケトン体」によって、
あなたはもっと健康になれます。

★「体が生まれ変わる食事」って、何をすればいい?

◎「過剰な糖質」「グルテン(小麦)」をやめる
◎「油のバランス」を考え、「海の油」を積極的に食べる
◎1日大さじ2杯のココナッツオイルをとる

……など、どれも簡単で、今日から実践できることばかり。

★続けると、こんな効果が!

◎健康的にやせて、若々しく健康に。「ポッコリお腹」も解消!
◎メタボや糖尿病、心臓病、がんなどの病気にならない
◎うつなどのメンタル改善。認知症予防の効果

この他にも、うれしい変化が続々……。

感想・レビュー・書評

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  • 小麦や糖質がいかに体に負担をかけているか?
    それに変わるエネルギー源であるケトン体がどれだけ素晴らしいか。。。が書かれている

    ご飯、パン大好きなワタシだから
    うぎゃー!何食べれば良いの?と  
    最初から⤵️になりつつ、読んだ( ; ; )

    ・我慢するもの
    ご飯、パン、麺類などの主食とされているもの
    甘いお菓子、甘いドリンク、甘いお酒、砂糖で味付けされているもの

    ・適度なら問題なし(ケトン体をより作りたいなら避けるもの)
    芋類、根菜類、カボチャ、コーン、そら豆、小豆
    乳製品
    サラダ油、コーン油、ごま油、大豆油、スナック菓子

    ⭐︎毎日取った方がいいもの
    肉、卵、魚介類、豆腐、納豆、厚揚げ、野菜、きのこ、海藻、りんご、イチゴ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、ナッツ類、亜麻仁油、エゴマ油、インカイチオイル、チアシード

    ⭐︎お勧めの調味料
    オメガ9系脂肪酸を多く含む油、無添加の調味料

    うーん(T ^ T)
    ダメなものばかり食しているかも

    自分以外に家族がいるとなかなか大変だわな
    主食なしでどんなものを作れば良いのぉ( ; ; )

    糖質制限しながら
    ココナッツオイル入りのコーヒーを2回飲むのがよいらしい。。。

    ココナッツオイル?買ったことないねぇ
    スーパーで見てみようかな( ・∇・)


    • バムケロさん
      Tomoyukiさん、コメントありがとうございます♪
      ケトン体とか何それ?な言葉がたくさんでした( ・∇・)
      1ヶ月??そうですね(その手が...
      Tomoyukiさん、コメントありがとうございます♪
      ケトン体とか何それ?な言葉がたくさんでした( ・∇・)
      1ヶ月??そうですね(その手がありましたね)
      無理せず我慢せずに少しずつですねっ(^ ^)
      コメント、嬉しいです♪
      2024/03/21
    • Tomoyukiさん
      こちらこそ(^^)
      私自身はケトジェニックやったことはないんですが、ケトン体質になると、体臭がケトン臭という独特な匂いになるらしいです。
      こちらこそ(^^)
      私自身はケトジェニックやったことはないんですが、ケトン体質になると、体臭がケトン臭という独特な匂いになるらしいです。
      2024/03/21
    • バムケロさん
      Tomoyukiさん、こんにちは♪
      ケトン体質になっちゃうと
      ケトン臭があるんですね?( ゚д゚)
      情報ありがとうございます♪
      Tomoyukiさん、こんにちは♪
      ケトン体質になっちゃうと
      ケトン臭があるんですね?( ゚д゚)
      情報ありがとうございます♪
      2024/03/21
  • グルテン過敏症怖いな。
    ケトジェニックを始めて1週間、糖質なくても大丈夫だし甘いものへの欲求も無くなってくる。
    人間の身体って奥深い。
    ケトジェニックをもっと良く知って、うまくダイエット•健康向上を目指したい。また食べるものによって、人間の身体の反応が大きく変わることに改めて驚かされる。この分野の知識をつけていきたい。

    いい本だった。

    改めて、この分野の知識をきちんと深めていきたい。摂取する食べ物の違いが身体に与える影響は大きいなと感じることが実感できたので、正しい身体の代謝システムやエネルギー、栄養学の知識を取り入れたい。

    糖尿病の治療とか、アルツハイマーの改善のために効果的であっても、きっと色んな営利団体の関係からある程度病気のまま、薬で投与していくとする方が都合がいいのだろうなと思った。
    健康はお金を払っても買えないからね。

  • 今自分もケトジェニック ダイエットを始めてから、10キロ以上痩せた。でもこれはいつまで続いていいかと思って、この本を選んだ。

    今までは糖質を控えて、脂質の割合上げてきて、ココナッツオイルやオリーブオイルも意識して取っている、経済的な関係で足りない分は鶏皮、豚バラから撮っていた。

    「海の油」と「陸の油」の違いを詳しく説明があったので、ちょっと焦った(笑)

    これから注意して、もっと良質な油を取るように意識する〜

  • とりあえず3日間くらい実践してみてる糖質制限





    糖質制限するとケトン体と言う物質が放出され、エネルギー源として使うようになり、それによって競技のパフォーマンスが上がるらしい




    それを狙って実践してたのですが、この食事に変えてから劇的に変わったことが3つ




    ・睡眠時間が減った

    ・体重が減った

    ・ジムワーク時のスタミナが減った


    です




    これで言うと競技のパフォーマンス上がってないやんて感じですね





    まぁ3日間じゃ糖質制限によってもたされるケトン体質に変わるまでにはまだ早いんだろうと思うので、もう少し続けてみる必要があると思うのですが

    試合まで1ヶ月を切っていて失敗すると大変なのでとりあえずやめました





    体調が良いまま実践できれば良いのですが、3つ目のスタミナが減ったと言うことがあまりにも気になったのでストップです






    睡眠としては、朝スッキリと勝手に起きてしまって睡眠時間としては半分くらいになっていい感じ


    体重は2㎏くらい減ってしまっていいのかなと言う感じ





    この3.4日間、本やネット情報で色々と調べたりしてたんですが

    その情報と自分の体調を照らし合わせてみた結果、激しい運動をしない人には良いのかなと感じました



    まぁ3日間じゃ分からないかもしれないけど




    脂肪を効率よく落とす減量をしたい、眠気とおさらばしたい人にはオススメできそうです








    基本的には健康食で身体には絶対いいので、この食事の基本は変えずに炭水化物を増やしていこうと思ってます





    知り合いに糖質制限をしている人が2人いるので色々話を聞いてるのですが、2人じゃデータが少ないので

    実践した、もしくは実践している方がいたらなにか情報頂けたら幸いです





    追記


    完全糖質カットではなく、普段1日に食べるPFCバランス(2.2.6くらい)のFとCを反対(2.6.2)を実践してました

    そうすればケトン体が出ると書いてあったので


    これも含めてご教授願いますm(_ _)m

  • 糖質制限を行うことによって得られるケトン体。2023年でもいまだに研究段階であるだろうが、もともと体に悪かったと思われたものが、私たちにとって必要なものということに変化するひとつの事案だろう。
    「人はブドウ糖を炭水化物から摂取し、膵臓から分泌されたインスリンで脳や全身に運び、頭や体を動かす原動力にする。ブドウ糖が余ると、肝臓でグリコーゲンにして貯蔵、それでも余ると中性脂肪として保存する。」と理解したが、余る状態を作らないことがケトン体を作る大切なスキームであることには間違いない。
    現代の食事は、糖分を過剰摂取できるものが身近にありすぎるが、そうした状況だからこそ、少し気を使って食事などに気をつけたい。
    とはいえ、ブドウ糖をエネルギーにする社会の中で、ケトン体を中心に生活することが理にかなっているのかという点も気になったので、引き続き調べてみたい。

  • スタンフォード式ファスティングを読んでいて、ケトン体が頻繁に出てくるのだけれども、いまいちよく分からなかったので読んだ。

    とりあえず、以下勉強になったところまとめ。


    ブドウ糖が空になるとケトン体が作られる、の、空とは、肝臓のグリコーゲンの蓄えを指すこと。

    ブドウ糖かケトン体、どちらがエネルギーとして使われるのかは0か100かではなく、ハイブリッドであること。

    MCTオイルやココナッツオイルは、ケトン体を作ること。
    (ケトン体を作りやすい身体に移行するのであって、脂肪を燃やす原料とはならない)
    しかし、ケトン体を作ることによってエネルギーが行き渡るので糖質制限やファスティング中でも辛く無くなるし、摂取することで使うエネルギーをケトン体に移行しやすくなる◎

    内臓脂肪=炎症であること。多いと、満腹ホルモンのレプチンが効きにくくなること。

    小麦粉には中毒性があること。

    オメガ3が炎症を抑えること。

    ケトン体が多くなると、それほど糖質を食べたいと思わなくなること。だからココナッツオイルを食前2,3時間前にとると良い。
    (これは本当に実感してます)

  • 糖質制限をすることで眠っているケトン体を活性化させよう。ケトン体が活性化すると、肥満などから誘発される様な、病気やデメリットを解消、予防、改善できる。糖を削減し、海の油とココナッツオイルを特に摂るよう推薦。


    以下思い出しメモ、感想
    ケトン体とはなんぞや?と読んだが「超一流の食事術」アイザック・ジョーンズ著で言うところのファットバーニング(脂質燃焼型)になると活性化するのがケトン体。

    ケトン体優位の体質になれば、
    血圧の安定、食欲安定、肥満解消、食後眠くならない、怠くなりにくい、アンチエイジングなどなど。

    ケトン体を活性化させるには、
    1に糖を削減すること
    2にココナッツオイルなどの良い油を使うこと

    人類は長年の間、魚、肉、野菜、木の実などを主に食べて生きてきた。その割合は、75%を脂質、20%をタンパク質、5%を炭水化物で。今では、炭水化物(糖類)が1番になり、脂質と逆転してしまっているような食生活になっている。現代人は、糖質をエネルギーとして普段から体や脳を動かすが、それが上記のように不自然であり、またさまざまな病気の原因にもなっている。

    食べてはいけないもの
    砂糖、パン、白米、麺、ジュースなどの糖類、悪い油
    食べるべきもの
    肉、魚、野菜、ナッツ類、
    ココナッツオイル、オリーブオイル、えごま油、

    海の油と陸の油のバランス

  • 特に目新しいことはなし。ケトン体というが、極端ではなくあくまでもバランスのいい食生活で健康になろう的な感じ。

  • 糖質
    脂質
    蛋白質

    三大栄養素がエネルギーへの変換していく流れがイメージできた。

  • 2015年出版。「無理してもとにかく三食」は止めた我が家の食生活を、更に改善する。具体的なレシピは載っていませんが、巻末に「糖質を多く含む注意すべき食材一覧」あり。

    お、ケトン体ってば、アンチエイジングにも有効ってか。トレイルランニングで御馴染みの「走る先住民族」、タラウマラ族の皆様も全く糖質フリーの生活らしい。

    取り敢えず、ココナツオイルを買ってみたけど、どうやって使うんだ、これ…??

  • ブドウ糖に代わってエネルギー源になるケトン体を分かりやすくまとめた本。良質な油とココナッツオイルの摂取を推奨。

    初めてケトン体について読んだ。身体内のブドウ糖が少なくなってからしか働かないケトン体。糖質制限しているのでケトン体生成されているのか気になった。ココナッツオイルはケトン体を作りやすくすると学んだので早速食事に入れて試してみたい。

  • 食事のとり方の参考に

  • 【糖質制限をしてケトン体回路を作る】
    このお方の本は以前にも新書で読んだことがある。その時から目新しいものは特にない。ココナッツオイル推しが新たに加わったくらい。

    ケトン体は、
    ・私たちの身体の中で作られる。
    ・筋肉・内臓・脳を動かすためのエネルギー源になる。
     → ブドウ糖 or ケトン体
    ・自身が抗酸化物質である。
    ・長寿遺伝子(サーチェイン3)が活性化するとケトン体が作られる。

    ケトン体回路が出来上がると、食後でも眠気は生まれず、頭に靄がかかったような感じがせずに冴えた状態になり、体調不良も発生しづらくなる。

    今日、富山ブラックラーメンを食べたら、眠気と全身倦怠感が発生した。まずは晩御飯のご飯を抜くところから始めたいと思う。過去にやったときはご飯の大盛りとおかわりを止めただけで、3か月で5~6㎏痩せた。今回も少しずつケトン体回路を構築して、継続できるようにしていこっと。

    最近物忘れが激しくて、会話が途切れることがある。頭がクリアな状態、冴えている状態は気持ちがいいので、ケトン体回路構築は、2017年本気で取り組みたいテーマだ。

    ちなみに、ココナッツオイルは、
    ・認知症を劇的に改善する効果がある
    ・糖質に対する欲求を低下させる
    ・食欲全般を押さえる作用がある
    とのこと。

    ココナッツオイル買ってこよ!

  • 小麦を摂る量を減らして、なるべくリアルフードを食べるようにしないといけないなあ。

  • 栄養素の中でエネルギーを作るのは、脂質とたんぱく質、炭水化物(糖質)です。内臓や脳を働かせるための燃料はこの3つだけ。
    これらは、エネルギー源となる物質ATPをつくるために、最終的には二つの分子のどちらかになります。
    「ブドウ糖」「ケトン体」

    1.炭水化物→ブドウ糖→中性脂肪、グリコーゲン→ブドウ糖
    2.たんぱく質→アミノ酸→ブドウ糖
    3.中性脂肪→ブドウ糖を使い切ると→ケトン体

    糖質をまったくとらず、肝臓にため込まれている予備のブドウ糖を使い切ってしまいうと、肝臓はブドウ糖に代わるエネルギー源として、体の中にある脂肪から「ケトン体」を作ります。
    糖質を使い切ったときでないとケトン体はスムーズに作られず、ブドウ糖とケトン体の両方がつくれるとしても、私達の体は必ずブドウ糖を優先させる特徴がある。

    ケトン体は3種類あり、そのうちの1つが抗酸化物質である。(活性酸素は肝臓で発生しやすい)ケトン体は、活性酸素の無害化を促し、それにより、老化抑制、がん、動脈硬化などの予防にも役立つ。

    糖質制限は長寿、アンチエイジングに役立ちそうです。
    腎臓病、肝臓病を持っているひとはダメなようだから、そうなる前に試さなきゃだめですわ。
    パン大好き人間ですので、一度、グルテン過敏症かどうかも調べてみたいものだ。日本じゃまだ、すぐにはできないみたいですけどね。

  • 糖質制限の進化形?なのかな。シリコンバレー式の食事法についてネットで見てたら「ケトン体食事法」という言葉がよく出てくるので読んでみた。
    糖質制限をめぐる賛否両論はよく目にするけど、この食事法を試すと、実際、血液検査のデータ(AST、ALT等)に影響が出てくることが書いてある。ただ、この著者はそれは病的なものではないと否定してる。
    会社の健康診断受けてるような人は、異常値指摘されたりすると、若干うっとうしいかもな~と思った。
    後で病気になったりすると、糖質制限否定論者からは、ほーら言うこと聞かないから、とか言われそう。
    なんにせよ「何が健康に良いのか問題」って本当に混乱してるよな。自己責任で試して選択するしかない。

  • 現状で分かっているケトン体の働きと作られる仕組みが理解できる。
    全てを実行するのは難しいけれど部分的に実行してみたい。

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著者プロフィール

順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事などを務める。

「2013年 『長寿県長野の秘密 白澤卓二が解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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