図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ: 今日、結果が出る! (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
3.26
  • (18)
  • (60)
  • (88)
  • (31)
  • (6)
本棚登録 : 1124
感想 : 88
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837926269

作品紹介・あらすじ

50万部突破のベストセラーが、「オール2色&オール図解」で
さらにわかりやすく、パワーアップして新登場!

人は「正論」で動かない。「話し方」で動く。

たとえば、「結論で始まり、結論で終わる」――。
それだけで話は、「わかりやすく、強く」なる!
そのほか、
「大きな情報→小さな情報の順で説明する」
「事実+意見を話の基本形にする」
「一文40字で話すと聞きやすい」
「強調したいときは『私は』を少し増やす」などなど、
誰もが「簡単にできて、簡単に成果を実感できるノウハウ」が満載。

「1分間で信頼される人」の話し方が、「読んでわかる、見てわかる」本!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分には大学時代からの悩みがあった。それは,『説明下手』であり,自分の言ったことが相手に伝わらなくなってしまうのではないかと不安になったり、言っているところが自分でも分からなくなっていたりと不安が多かった。
    そんな中でこの本と出会った。何を説明したいのかを整理しその中でも特に重要な部分を抽出してそれを文をするなどのノウハウがあり,とても参考になった。その後、レポートやプレゼンをすることがとても楽になった。今、このような悩みを抱えている人がいたら読んで欲しい本の1つです。

  • この本を読んだことをいくつか
    実践している。
    しかしやはり自分はバカなんだろうー
    文章が長い。

    この本では短くと、書かれてる

    まず伝えたいことが3あります。

    この言い回しはよく使ってる
    結論ー読んだことによって少しはマシになってるのかも。

  • 話し方の本で出てくる話題が簡潔に書いてある。

    1文は短く、最初に結論、3つにまとめる。
    などなど、定番の内容がでてきます。
    2Pで一つのテーマという感じで読みやすい。

    気付きを得たものとしては
    ・「部下の意見」は聞くな「部下がみた事実」を聞け
     →これは普段やっている気もするが、意外と感情論に流されているような気もする。

    ・仮定形を使うと意見が弱くなる。
     仮定形の部分を条件付けし、自分なりの解決策を提示する。
     →事実を正確に伝えるということは、自分の意見を排除したり、分析のみで結論を出さずとは違う。断定をさけることは自分を守っているだけで、報告される側にとっては、ハッキリしない、なんだかよく分からない報告にしかならないってこと。


    改めて確かにと思ったのは
    ・人は正論ではなく、「お願い」で動く
     →自分が論理的な話だと思っていても、だからなんなの?と思われること良くありますね。

    ・語尾をはっきりさせる。
     →これは一時期気を付けてたけど、最近忘れていたかも。


    冒頭に、「図解だからすぐわかる!」とうたっているのですが、図がわかりやすくないものもあったり、少し誇張気味。

  • ・頭の良い説明とは相手がそれを聞いて動いてくれることだ。
    ・説明するには大きな情報を与え細かな情報を与える。
    ・結論で始まり結論で終わる

  • 【気になった場所】

    説明(プレゼン)の目的
    →相手に行動してもらうため

    頭のいい説明の順番
    ・相手に心の準備をさせる
    ・客観的な事実を伝える
    ・自分の解釈を入れる
    ・お願いをする

    相手が聞きたいことを察知する方法
    →相手が言った最後の言葉に返答すること

    相手に心の準備をしてもらうコツ
    ・事前に話の種類を伝える
    「これからこんな話をします」
    ・途中で聞き手と歩調を合わせる
    「ここまでよろしいですか?」

    人は正論でなく感情(お願い)で動く
    →聞き手は話を理解したら、自分が何を求められているか確認したい

    結論を一つに絞るコツ
    →自分が相手に何をお願いしたいか考える
    →結論=お願い

    想定外の説明を求められた場合の対応
    ・無理に結論から始めなくていい
    →結論=お願いがすぐ出てこないため
    ・前提や具体例を説明しながら、その共通点を探り、結論=お願いを見つける

    話を短くするコツ
    ・背景情報をカットする
    ・短い文章を積み重ねて話す
    ・1分間で話す

    背景情報とは
    →聞き手にとって重要度の低い情報

    例)
    エレベーターピッチのポイント
    ・その場で話をまとめない
    ・話の要点を後でメールして確認してもらう

    例)
    メールでの報告のポイント
    ・リマインド言葉「…の件ですが」
    ・現在地「現在、…の状況です」
    ・方向性「今後…の予定です」

    頭のいい説明のコツ
    ・相手の目を見る
    ・声が明瞭
    ・語尾をハッキリさせる
    ・逆接をなるべく使わない

    相手にメモさせる伝え方
    ・自分のメモを相手に使わせる
    ・自分の言葉を相手にメモさせる

    相手にメモさせるコツ
    ・数字や固有名詞はその場で書く
    ・サインペンでメモして注意を引きつける
    ・話の内容を一言でまとめる

    上司から信頼される人
    ・話題を提供する人
    ・気配りできる人
    ・スケジュールを把握している人

    相手から信頼されるコツ
    ・相手のことを気にしてよく見る
    ・相手と継続的な接点を作り続ける

    継続的な接点を作るのがうまい人
    ・自己開示をする
    →親近感を持たせ、協力的な気持ちにさせる
    ・驚きの情報を仕入れて伝える
    →この人の話をまた聞きたいと思わせる

    説明を聞いた相手が協力したくなる仕組み
    ・その人を応援するとき
    ・その人にお返しをするとき
    ・その人を利用するとき

    自分の本気の伝え方
    ◆応援
    ・人との違いを見せる
    ・笑顔で話す
    ・結果より(成長の)プロセスを伝える
    ・頻繁にアプローチする
    ◆お返し
    ・相手の個人的なこだわりや関心に気づく
    →たとえ話、おもしろかったこと、週末の過ごし方などを注意して聞く
    ◆利用
    ・自分が話すと得する人や喜ぶ人を探す

    例)
    人の心をくすぐる言葉
    「一番先にあなたに相談したい」

  • 文庫版だったのですが、「図解」と銘打っているわりにはそんなに図解されてなかった印象。というか図解する必要ある?
    とはいえ具体的な会話例はたくさんあったので大変参考になりました。

    ⭐︎説明の本質は「お願い」
    いくら事実や正論を伝えても相手は動いてれない

    今目の前の相手に、何をお願いしようとしているのか
    そのことを意識するだけで結果は随分変わってくる

    頭のいい説明の流れ
    • 心の準備をさせる
    • 客観的な出来事
    • 自分の解釈
    • お願い

  • タイトルの通り、私の課題とコンプレックスにぴったりの一冊。
    たぶん購入したのは3~4年ほど前でした。
    今も同じ課題で頭を悩ませていました。苦笑

    いくつか印象に残っているのが、
    ・大きな情報→小さな情報で説明する
    ・部下の意見は聞くな。部下が見た事実を聞け。
    ・相手が聞きたい情報から話す
    ・説明上手な人は、例外なく語尾がはっきりしている
    ・頭のいい人ほど逆説が少ない
    などです。

    毎朝仕事で打ち合わせがあるんですが、
    最近は上司が聞きたいであろう事実を報告し、
    内容もかなり短めの言葉で伝えるようにしています。

    入門としてはいい一冊です。

  • 仕事の際にお客さんとの話し方、説明の仕方がこの本を読んでから間違いなく変わりました。

    図解なので頭の悪い自分でも理解しやすく覚えやすかったです。

  • いまひとつ。

  • 私は社会経験がある方なので、本に書かれていることにいくつか遭遇しました。それを振り返るよい機会になりました。

    例えば「上司のスケジュールを把握しているか」というくだりがあります。私の答えは「概ね把握している」です。おりこうな部下に聞こえるでしょうか。そうでもあります(笑)が、それだけではありません。

    よいタイミングで話しかけることで、価値ある人を無理なく捕まえ、協力してもらう。それは私にとって都合がよいですし、相手にとっても負荷が少なくて済みます。そのうえ良い成果が期待できるのです。

    本に書かれていることがぴんとこない方々は、「先輩たちはそんな風に考え、見ているのか」と思いながら読んでほしいですね。

全88件中 1 - 10件を表示

鶴野充茂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×