ゼロから1を生む思考法 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
3.25
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837926443

作品紹介・あらすじ

よりシンプルに、直感的に、創造的に――
あらゆる仕事の“突破口”を開く思考法!

【発散思考】 まるで“線香花火”のように発想を飛ばす
【連想ゲーム思考】 もしスモールライトが本当にあったら――?
【ビジュアライズ思考】 新しいものは、「絵」から生まれる
【マイスター思考】 なぜ、あの人の“直感力”はすごいのか
【デザイナー思考】 それを使う人、買う人までイメージを広げる
【Why not思考】 「あれ?」「おや?」――この違和感を生かせ
【1対1対応思考】 どんな難問も、シンプルに解決できる
【抽象化思考】 ヒット商品の「法則性」をどう見つけるか?

「ゼロ」から何を考え、何を生み出せるか――
「失敗学」「創造学」のエキスパートが指南する、
「アイデアの出し方」「情報の整理法」「問題解決の技術」

感想・レビュー・書評

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  • ゼロから1を生む思考法として、16の思考法が哨戒されています。ゼロから1を生むというよりは、発想を豊かにするための16の観点、と捉えたほうが良いかもしれません。
    個別の思考法については、参考になるものも多くありました。

  • 東大工学部の教授である著者がゼロから1を生み出すための思考を著者が得意とする理系的な視点から書いた一冊。

    発散思考やデザイナー思考など15の思考法をもとに
    現代人が必要とするゼロから1を生み出すために必要な思考法を本書で知ることができました。
    また、著者が東大生に行なっている思考トレーニングも知ることができました。
    思考の寄り道からクリエーションすること、求められているものを考えることなど現代に必要とされる理系の思考を本書を読んで理解することができました。

    そんな本書の中でもwhynot思考は興味深いと感じました。
    あと耐用年数の考え方には感心しました。
    ただ一点残念だったのが、もう少し図解での解説が多いと理解が捗ると感じました。

    ものごとをシンプルに考えて何かを生み出すために本書の前向きに思考法を活用していこうと感じた一冊でした。

  • ゼロから1を生みだす思考の発想法をいろいろと紹介しています。

    書かれていることはそれほど目新しさはありませんが「発散思考」「マイスター思考」「連想ゲーム思考」など思考法の分類化がわかりやすいです。

  • 今の軍隊は、分隊長クラスに戦況の全情報を与えて、後は各隊で最善を判断して行動せよ、というのが基本。
    東日本大震災のときも自衛隊は「命令の本質的な意味を各人が理解できていれば、末端の仕事の判断を間違えない」ことを学んだという。たとえば、ガソリンがなければ病院へ行くkとも自動車が道をふさいでしまうし、ガソリンを扱う資格のない隊員もガソリンを扱った。

    発散思考、絵で考えること、全体最適、ゼロベース、トヨタの5なぜではなく、「なぜそうしないのか」を問う思考法。現状を受け入れるのではなく目的から演繹的に思考する。現場思考。

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著者プロフィール

東京大学大学院教授 博(工)

「2021年 『脱・失敗学宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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