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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784837927792
作品紹介・あらすじ
京都大学発! 行列のできる授業が書籍化!
「京大変人講座」とは――京大に連綿と受けつがれている「自由の学風」「変人のDNA」を
世に広く知ってもらうため発足した公開講座。
普通の人が思いつかないこと、ありえないほど
ワクワクすることを実現する場所だ。
★変化の最先端が「変人」なのだ
霊長類学・京大総長 山極寿一×ナビゲーター 越前屋俵太
★学校では教えてくれない「恐怖の地球史」
岩石学・小木曽哲
★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか
サービス経営学・山内裕
★「安心・安全」が人類を滅亡に導く
法哲学・那須耕介
★「不便なモノ」が社会を豊かにする!?
システム工学・川上浩司
★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術
生物学・神川龍馬
★「無計画」という最適解
地球物理学・酒井敏
感想・レビュー・書評
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京大の変人教授たちがそれぞれに「変なテーマ」を取り扱い、独自の研究データから得た知見をもって、常識を疑う視点を持つことが重要だと示してくれる。
『“変人”がいるから人類は繁栄してきた』という一節はとても興味深い。
視野を広げ、視点を変えて、一般論やもっともらしい説に固執せずに柔軟な思考を保ち、ユーモアを忘れずに過ごしたいと思う。
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【ギフテッドではない楽天家】
考え方が実におもしろいです。
おもしろい考え方を許容できる風土がすばらしい!
人と違うことを考え、意見を述べると除け者にされる環境ではこのような発想は育ちません。
人と違うと安心できない人もいるでしょうが、わたしは基本的に人と違うことを好みます。
「常に少数派」これがわたしの座右の銘です。(←知らんがな)
常日頃から過半数を超える人と違う動きを心がけています。
結構、楽しいですよ。是非やってみてください。 -
どの講義もさすが京大 と思える自由さがあり
研究者として 自ら変人であろうとする
そんな気風に魅力を感じます
常識的な考え方に一石投じる面白さでした -
京大と銘打つ通り、京大の先生方の特別講義の集めたもの。変人なのかもしれないが、文章や中身は至ってまとも、むしろ読みやすい。
世知辛い世の中になったのは、同調圧力のせいであり、それに負けるなと頑張っている人たちに向けたエールでもありました。
やはり京大の方々は面白い人多いですよね。自分の周りでもそう思う。 -
難しい話を面白くわかりやすく書かれていて興味深かった。
東大にはこういう研究している人はいないんだろうかと思った。
寿司屋のオヤジはなぜ怒っているのか、の話が一番印象に残った。
おもてなしはお客さんが望むことをやるわけじゃないなんて!!
もう少し詳しく知りたくなった。 -
様々な分野の京大教授から学問のエッセンスを分かりやすく得られる。単なる雑学の寄せ集めではなくそこから一歩踏み込んで、世の中の見方、社会と自然との繋がりや矛盾に対する価値観も変わる。今よりも少し気楽に生きやすくする為の視野を優しく広げてもらった心地。
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2025年2月26日、このブクログで「成瀬は信じた道をいく」にいいねをくれた方の本棚を拝見したら見つけた面白そうな本。
→メルカリで283円で購入(300円-17ポイント)。正直「あ⋯先に見つけたのはこっちだけど、そのあと「京大的アホがなぜ必要か」をYahooショッピングで買ったからもう今は要らなかったんだけど⋯どうしよ」って感じだったけど、300円は、どこで買うにしても最安は間違いないしと、とりあえずブクログやAmazonのレビューを読み漁ったら、面白いと書いてる人が多くて、長いレビューもあちこちあって、読んでる人のレベルも高そうで。読む気になった。京大関連本② -
東大にはない気風がちょっと羨ましくなる。学問って、こういうものだよね、みたいな感じ。別に変人とは思わない
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