- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837936015
作品紹介・あらすじ
絶世の美貌で、惑わされた男を幾度も破滅に追いやった傾国の魔性-のはずが、そんな自覚はなくどこまでも無邪気な天狐の李樹(性別不明)。惑わされないのは、李樹曰く「唐変木」な天帝の甥、半神の黒鴉だけだった。あまりの色香に常時は封じられている李樹だが、人界の危機を救うため解き放たれることになる。やっかい事を押しつけられた黒鴉が、監視役を務めるものの…。
感想・レビュー・書評
-
絶世の傾国魔性だが、中身は無邪気な子供天狐。
それを捕まえた男は、そんな狐にまったくなびかず
おかげで何かある度にお守をするはめに。
かなりさくさくと話が進むので読みやすいですし
最後は平和に終わるかと思ったら二転三転。
男女の仲って分かりませんね、を地で行く感じです。
主人公(?)の男女以外、夫婦者。
所詮男って…とも思える感じです。
笑えたのは、天界の役所。
ものすごいお役所仕事です(笑)
相手の都合じゃなくて自分達の都合で仕事をしているのが
さすがだ! としか言いようがありません。
ラストは『一番続かなかった仕事』状態になってしまった男。
確かにこれ、5日も続いたら飽きます。
むしろ、堕落してる感じがして焦る?w詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主役二人の関係性はとても好みだけど、話はあっさり。
説明みたいな話の進行が多いからかな。 -
□
-
ノリが軽い上に時間がぽんぽん飛ぶので、話のテンポにイマイチついていけなかった。李樹と黒鴉のコンビはわりと好き。