天狐来々 (f-Clan文庫)

著者 :
  • 三笠書房
3.21
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837936015

作品紹介・あらすじ

絶世の美貌で、惑わされた男を幾度も破滅に追いやった傾国の魔性-のはずが、そんな自覚はなくどこまでも無邪気な天狐の李樹(性別不明)。惑わされないのは、李樹曰く「唐変木」な天帝の甥、半神の黒鴉だけだった。あまりの色香に常時は封じられている李樹だが、人界の危機を救うため解き放たれることになる。やっかい事を押しつけられた黒鴉が、監視役を務めるものの…。

感想・レビュー・書評

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  • 絶世の傾国魔性だが、中身は無邪気な子供天狐。
    それを捕まえた男は、そんな狐にまったくなびかず
    おかげで何かある度にお守をするはめに。

    かなりさくさくと話が進むので読みやすいですし
    最後は平和に終わるかと思ったら二転三転。
    男女の仲って分かりませんね、を地で行く感じです。
    主人公(?)の男女以外、夫婦者。
    所詮男って…とも思える感じです。

    笑えたのは、天界の役所。
    ものすごいお役所仕事です(笑)
    相手の都合じゃなくて自分達の都合で仕事をしているのが
    さすがだ! としか言いようがありません。

    ラストは『一番続かなかった仕事』状態になってしまった男。
    確かにこれ、5日も続いたら飽きます。
    むしろ、堕落してる感じがして焦る?w

  • 主役二人の関係性はとても好みだけど、話はあっさり。
    説明みたいな話の進行が多いからかな。

  • ノリが軽い上に時間がぽんぽん飛ぶので、話のテンポにイマイチついていけなかった。李樹と黒鴉のコンビはわりと好き。

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