- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837936022
作品紹介・あらすじ
世界を平和的に統一するため、対話によって帝王を決めようと各国の皇嗣たちが集められた孤島の学園。だが、亡兄の跡を継いだライデンが目にしたのは、対話ではなく、力による戦いだった。メイドの鈴蘭の怯えから、ライデンは重圧により壊れていった皇嗣たちの実情を知る。そして帝王の座へ王手を掛けんとする、巨大軍事国家の国王アルクス・ケインの非情な行いに畏怖を抱くが…。
感想・レビュー・書評
-
□
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジーかと思ったらSF設定だった。大災害後に世界統一政府の初代帝王を決めるために各国のプリンスを集めた孤島の歪みに、主人公は耐えられるんだろうか。
-
メイド……メイドが可愛い……!!
続きが楽しみです。可愛いメイドが。 -
内容の前に文章がどうも気になって不快だった。
割りと格調高そうな文章なのに、ここで「つっこみ」って単語の選択は変じゃないか?というような違和感を覚えるような文が多かった。ウソっぽい設定も、もっと軽い文体なら流せると思うんだが、こういう硬い文章だとどうも引っかかってしまう。
といった細かい不快感を我慢しながら読んでいたら、中盤以降はなかなか面白かったのだが、続いてるんだか終わってるんだか中途半端な所で終わってしまった。 -
世界を『平和』に統一するために作られた『学園』に集められた
各国の皇嗣達。
けれど一歩中へ入れば、そこは言われていた所と程遠い場所。
まぁ世界の中から更なる統治者を選ぼう、というのはともかくとして
基本己の国を優位に立たせたいものです。
とはいえ、後でどうなるか分からない人間に全てをゆだねるのも…。
とりあえず、ほとんどの人間が黒いです、腹がw
ある意味王道のように話が進んでいくのが分かりやすいです。
最終的にどうなるかはともかくとして、展開が何となくは分かる、程度ですが。
これ一冊で終わりかと思ったら、続きがある模様。
という事は、天下統一(?)まで頑張るのでしょうか? -
あとがきにあった「黒い王子がたくさんでてくる学園モノっていいよね」という発端からしてみると、当然といっていい黒さ。
主人公がもっと真っ黒でもいいような気もするけど、でもこの黒さ加減がちょうどいいかんじ。
おもしろいよ。
しかし、スカッとした話が読みたい気分だったわたしには微妙だった(あらすじで気付け)