廃王国の六使徒 (f‐Clan文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 140
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837936053

作品紹介・あらすじ

世界中の呪いが集まる街で生まれ育ちながら「無能」なアレシュは、絶世の美貌と父の遺産である魔香水を駆使して、美と恋を謳歌していた。だが、呪われた街を浄化しようと、神の寵愛深い司教が乗り込んでくる。一癖も二癖もある知人-自称兄貴分な下僕、愛玩中毒な魔女、葬儀屋の首領、魔界の住人であるメイドの少女-と共に、アレシュは街を守る「深淵の使徒」を結成し…。

感想・レビュー・書評

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  • デビュー作から好きです。司教が突き抜けてて笑っちゃった。
    もっとどす黒いかと思ったけど、思ったよりも真っ直ぐだった。そういうところが好き・・・

  • 挿絵は可愛い。全然進まなくて読むのが辛かったです、私には合いませんでした。

  • 呪いが集まる百塔街を浄化しようとして訪れた司教。百塔街の癖だらけの住人たちが立ち上がる!ゴシック調な物語を目指して書かれたそうですが、THORES柴本さんのイラストがぴったりなお話でした。そして、栗原さんらしい、口の悪い登場人物たちの会話も「オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う (角川ビーンズ文庫)」を思い出させます。そしてなかなか六人そろわないので、最後の一人は誰だ!と推理するのが面白かった。主人公は性格と口が悪いのに、実はいじられキャラいという落ちがとてもよい。退廃的だけではない物語としておすすめです。続編読みたいです!

  • 何とも言い難いです。
    最後まで読めました。読むのが苦痛な事もありませんでした。でも、読んだと言う満足感は無いです。
    つまらなくは無いですけど、全てが薄い印象。
    私にはイマイチでした。
    残念。

  • 栗原さんの歪んだ世界は素敵。

  • 2012年2月19日読了

    摩訶不思議な廃王国と六使徒という響きはひどく魅惑的だった。
    …んだけど、ちょっと詰め込みすぎだったかなぁ?それとも予測していたのと違ったのだろうか。なんか不全感。
    とはいえ、設定は面白いし、ストーリー構成は一応しっかりしてるんだけどな。
    個人的には廃王国の謎とかさ、そう言う部分見たかったかも。もし続くなら、そんな部分に触れても欲しいなぁ。

    あ、司教はすごいと思った色んな意味で(笑)

  • オペラが好きな私としてはどきどきわくわくでしたー。私の中での栗原さんはこうなのです。
    おもしろい。これからが楽しみです。

  • デビュー作から好きです。ストーリーとかキャラが独特で面白い。

  • 呪われた人間や魔女たちが主人公のファンタジー。やや詰め込み過ぎな面もあるが、ストーリーが面白いので読める。

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著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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