神殺しのリュシア (f-Clan文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837936169

作品紹介・あらすじ

恩恵をもたらす竜が蘇らず、世界は戦渦の直中にあった。不死の体を持つ傭兵の少女リュシアは、この戦いは竜を蘇らすための聖戦だと信じて、戦っていた。ところが、竜が蘇らないのは、自分が禁忌を犯したせいだと知る。絶望と罪悪感の中、リュシアは身を捧げて罪を贖うため、己を葬る役目を任された神官のユアンと共に旅に出た。だがユアンの優しさに、その決意が揺らぎそうで…。

感想・レビュー・書評

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  • まさかのラスト。急展開なのに不自然さがないまま、すっと終わる。
    んー、、しかし神官の存在感がイマイチ薄い。

  • 神官様の気持ちの変遷がいまいち・・・・でもリュシアはかわいかった。
    2人の絡みがもっとあっても良かったんじゃないかな〜って気はしたけど、でも面白かった。

  • 不死の傭兵である少女とそれを殺せと命ぜられた神官との絆の話。オチには途中で気付いたけど、それでも良かったと思います。

  • 2012年4月22日読了

    基盤がしっかりした、透明感のある話だった。
    なにより、主人公・リュシアが揺らがずまっすぐなのがいい。彼女のあのまっすぐさが切り拓いた物語なのかな、とも思う。
    ユアンとの関係はもっと劇的な何かがあってもいいかなとも思うけど、あの2人だからこそいいんだろう。
    竜の意外な正体は驚かされた。彼はイイ性格なんで、もっと3人で旅をしてほしかったなぁ。
    あの後の2人は追われる身でも、きっと幸せに暮らしていくんだろうな。ほわっとあったかくなる終わり方だった。

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