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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784837940074
作品紹介・あらすじ
人、メディア、スマホ、SNS──。
トヨタ、TBS、アクセンチュア出身の戦略コンサルタントが明かす、
「実は余計なもの」を手放す法。
◇メモを取れば取るほど、「大事な情報」を取りこぼす
◇「テキストベース」の連絡に頼りすぎていないか
◇人が保持できる人間関係は「最大150人」
◇「余白だらけ」で人に会う、現場に臨む
◇「違和感」のあるコミュニティは切ってよし
◇資格、転職、スキルアップ……余計なものに手を出さない
◇「好き」「したい」には理由がない、それでいい
思考の質が高い、仕事が早い、ストレス皆無、人生の軸がブレない人は、
情報をどのように遠ざけ、触れないようにしているのか──。
あなたの「思考」と「時間」と「心の余白」を奪うノイズを取り除くヒント。
感想・レビュー・書評
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シンプルな論がすっきりまとめられた本。すごく真新しいことが書いているわけではなく、1時間足らずでさっくり読了。
恐らく適切な量・質の情報を扱えているときは無用の長物で、「なんかいろいろ頑張ってるのに(いろいろ調べてるのに)まともなアウトプットが出せない…なんでだ…」みたいな時に、サッと本棚から取り出して自己をチューニングできると良いのかな。
というわけで、この本自体も「捨てるべき情報」としてすぐ売りに出す方もおられるかもしれませんが、私はしばらく本棚入りさせたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
情報の捨て方というよりは選別の重要性を書いている本。
ファクトフルネスがあるだけに、インパクトがあるわけではないが基本的なことは学べる本
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情報をどのように選別すべきかを論じた本。情報を事実と意見に分ける、意見の根拠を見極めるなど、実践的な内容が多いと感じた。今や情報は量より質の時代、何でも記録して覚えるのではなく、重要な情報を選別するスキルはより重要になってくるだろう。
一方、テキストベースの会話は私は賛成派。対面に拘ると相手の時間に自分を合わせることで待ち時間が出てしまうし、テキストで送れば言った言わない問題も起きないので。 -
インプットを減らす方向ではなく、フィルタを高度化する方向の本。
ちょこちょこと付箋ポイントあり、という感じでした。 -
p45 メラビアンの法則 コミュニケーションを取る際に、視覚情報は55%、声のトーンなど聴覚情報 38%、言葉などの情報は7%の割合で影響を受ける
p54 ロビン・ダンバー きちんと付き合える人間関係の数は最大150人
p93 口コミは誰かの主観に過ぎない
p114 成功に再現性はないから成功体験は捨てる
失敗に再現性があるから、失敗体験は捨てない
p133 ヒトと比較しても消耗するだけ
そんな時間があるなら自分のために思いっきり生きろ
p142 現代人が一日にふれる情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分
p144 自分だけの瞑想時間をつくる
「ボーーっとする時間」
p154 現地現物での情報収集を心がける
p196 心がける3つのこと
1 インプットをなるべく多くする
2 使うインプットはかなり厳しく絞る
3 異常値的な人間に出会う -
目の前のことに一生懸命に取り組む、「覚えておかないと」を捨て「聞いたらわかる」人間関係を築く、週に一度はぼーーーーっとする等が参考になりました。
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情報洪水時代だからこそ、インプットは厳選する必要がある。そして、自分を信じる(1次情報)ことが大切ということ。
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戦略コンサルタントの方の著書。〇〇を捨てる、というフォーマットに合わせ過ぎている感じがする。
現地現物が大事、自分と違うモノを重要視する、など共感できるが新しい気づきは少なかった。
・習慣を捨てる
無駄な定例会、読まない議事録、謎ルール・・
・雑談を捨てない
人の本心や物事の実態は雑談の中でこそポロリと明らかになる
・コミュニティを捨てる
違和感があれば、そこから距離を置く
・成功体験を捨てる
偶然の産物に再現性はない
全ての失敗には再現性がある。こっちが重要
・リスキリングを捨てる
勉強のための勉強はしない。
なぜ、何のために学ぶのか
・口コミを捨てる/また聞きを捨てる
現地現物の情報収集で自分のセンサーを信じる
・人の意見を捨てる/自分の見解を捨てる
なぜそう思うか✖️5回で自分の意見になる
・共感を捨てる
人が1番成長するには自分が理解できないモノと出会った時
・コンサルを捨てる
まず自分で考える、その次に意見を聞く -
はじめに 情報洪水時代の泳ぎ方/1章 捨てれば捨てるほど「仕事」が早くなる/2章 捨てれば捨てるほど「本当の自分」がわかる/3章 捨てれば捨てるほど「人生」が拓ける/4章 捨てれば捨てるほど「ストレス」がなくなる/5章 捨てきった先に「クリアな思考」が残る/おわりに 情報を捨てた先にあるもの
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情報の断捨離と現地現物での確認で残ったものを自分の頭で判断するという、シンプルな提案。
誰でも出来る感じで書かれているけど、これも数多ある意見のひとつとして、頭の片隅に置いておく程度かなあ。
山本大平の作品





