- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837956341
感想・レビュー・書評
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けっこう、BASICなことが書かれていて勉強になりました。
書いていることには、納得はしましたが、自分にはどこまでできるかといった感じです。
あなたは自分の大切なもののために時間やエネルギーをとっておきたいはずだ。
「断る技術」はその役にたつ、なくてはならない強力な”道具”なのである。
がメッセージです。
・ノーと言うのが恐ろしいことでなく正当な権利だと感じられるようになったら、あなたは一つの大事なスキルを手に入れたことになる。
・幸せを追い求めるちょっとした時間はだれにも必要だ。断る技術を身につければ、その時間は簡単に手に入る。
・ノーをいう理由は、特に親しい間柄の人には秘密にしすぎるのはかえって不自然だ。しかし説明は具体的にかつ最小限にし、それを相手が納得するまで繰り返すこと。そうすれば優利な立場でいられることを忘れてはならない。
・直接話すほうが、メールやメモより好ましい。メールやメモでは言葉があとあとまでに残り、あとになって後悔するかもしれない。
・始めにイエスといって期待されておいてから、ノーというより、始めから、きっぱり、ノーといったほうがいい
・はっきりしない不誠実な「イエス」よりも、きっぱりと明快な「ノー」を言うほうがよい
・ことわれないものもある。「できれば出席すること」の本当の意味は「出席しなければならない」だと理解しておく
・つらいことを伝えるのに、人に優しくしてあげたいと思うのは結構だが、ぼかしたり、はぐらかしたりする時間はないと心に刻もう。はっきり伝えないと、あなたのメッセージがまったく伝わらない恐れがある。振り出しにもどってしまう。
結論は、小さな「ノー」は人生最高の「イエス」に通じている です。
目次は以下です。
はじめに
1章 あとで絶対後悔しな 「賢いノー」を言う基本テクニック
2章 もっと楽しく働くために 職場で使える「賢明なノー」
3章 ”気が乗らない誘い”には、この「巧なノー」で
4章 自分勝手な相手には、この「強気なノー」で
5章 うんざりする相手には、ズバリ「明快なノー」を
6章 恋愛・結婚で正しい選択 「傷を深めないノー」の言い方
7章 お金の問題は、この「きれいなノー」で解決する
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自分の領域と他人の領域を明確に区別することが、良い人間関係につながることを実感した。
題名からすると、マイナス思考の本のように思えるが、プラス思考の本。