その他大勢から抜け出す成功法則

  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837956501

感想・レビュー・書評

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  • 将来を今と違ったものにするには
    どうすればいいのでしょうか。

    それには、まず思うことが必要です。
    そして、今までとは違った考え方をすること。

    そこから行動が始まります。


    本日ご紹介する本は、

    どのような「考え方」をすれば、
    未来を望ましいものに変えることができるのか。
    11の習慣について取り上げて、説明しています。


    ポイントは
    「考える習慣」
    です。

    習慣とは、意識しなくても
    してしまう無意識の行動です。

    考えたり迷ったりすることなく
    本書で取り上げられている
    「考える習慣」が実行できれば
    未来は確実に変わります。



    「大局的に考える」

    小さな仕事をするときは、
    大きな仕事を念頭に置かなければならない

    私の好きな言葉に「積小為大」があります。
    小さなことの積み重ねが大きな成果になる
    ということです。

    今やっている「小さなこと」は
    積み重ねたら「大きなこと」になるでしょうか。

    どうせやるなら積み重なることをやりたいものです。




    「戦略的に考える」

    戦略と言うとなんだか難しそうに感じますが、
    簡単に言うと、「逆算思考」です。

    まず、あるべき姿をイメージし、
    そうなるためには、何が必要か?を考え、
    できるだけ小さな作業に分けます。

    そうすれば、その「小さな作業」は
    ”電話をする”というような
    簡単にできることだったりします。



    この2つの「考える」は
    「鳥の目」と「虫の目」の両方を
    常に使うことに繋がります。



    この他にも、たいへん役にたつ
    「考える習慣」が紹介されています。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    一つひとつの製品を売ることよりも、顧客との関係のほうが重要だ
    「小さな仕事」をするときは「大きな仕事」を念頭におかなければならない
    「大きなチャンス」のために「小さな楽しみ」はお預けにする
    自分でアイデアを生み出すより、アイデアを収集するほうが簡単だ
    人の一歩先を行くには、次のアイデアをい舞台の袖に待たせておけ
    夢を実現する秘策=不可能なことと、前例のないことの違いを理解すること
    前向きな「場」を作り出せる人は、身体的なエネルギー値が高い
    「常識」の問題は、「自分では何も考えなくていい」ということ
    常識に挑むには、嫌われたり、常識はずれと言われたりするこを恐れてはいけない
    一番難しいのは、いつも周りに違う考え方をする人を置き、意見を言ってもらうようにすること
    成功の尺度は、どれだけ人の役に立てたかということしかない
    一番難しいのは、「自分が一番大事」という人間の性質に逆らうことだ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆

    「考える習慣」を変えると、人生はここまで変わる
    1大局的に考える習慣
    2集中的に考える習慣
    3創造的に考える習慣
    4現実的に考える習慣
    5戦略的に考える習慣
    6前向きに考える習慣
    7反省して考える習慣
    8「非・常識」に考える習慣
    9「アイデアを共有」して考える習慣
    10利他的に考える習慣
    11実利的に考える習慣たい
    終 章 スズキはまだまだ中小企業
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/e65f894a729b0329.png
     

  • その他大勢から抜け出すということは、「出世する」とか「独立できる社会人になれる」ことを意味するのでしょうか。この本では、「その他大勢から抜け出す=成功」と定義して、それを実現する法則について解説しています。

    内容としては、どの啓発本にも書いてあるように、「優先順位をつける」「ポジティブ思考」「失敗から学ぶ」等について記されています。

    成功法則を知りながら「成功状態」に至らないのは、本当にそれを希望しているか(現状に満足しきっていないか、変化に対する労力を厭わないのか)とか、どれほど時間をかけたか(成功者は成功するまでやる)にかかっています。

    それらの基礎体力となるのが、この本の前半で書かれている「いか
    に考えるか」です、この習慣を身に着けられるかが、成功(もしくは自分を変える)ためのカギだと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・何を考えるか、で人格が決まる、人格によって行動が決まる、「人の行動は、その人の考えをもっともよく伝える」(p5)

    ・自分の人生を変えたいのであれば、考え方の習慣そのものを変えればいい(p19)

    ・仕事やプロジェクトで得られる成果は、リーダーが設定するハードルの高さで決まる、優秀なリーダーのハードルは高い(p26)

    ・いま直面している問題は、その問題が発生した時と同じレベルの発想では解決できない(アインシュタイン談)(p28)

    ・何を考えるかではなく、「いかに考えるか」が大切である、成功者の思考法が身につけば、あなたの人生に大きな変化が起きる(p32)

    ・上司に質問の答えを出すだけではなく、上司が思いつきもしなかったアイデアや意見、見通しを3つ程度披露することが、上司の期待を上回ることになる(p34)

    ・目標を立てるだけではなく、どのように達成するかに注目すべき、変化に対して違和感がないなら、それは真の変化ではない(p48)

    ・鳥かごが鳥を呼んだように(まず、豪華な鳥かごをプレゼントする、もらったほうは鳥を買わざるを得なくなる)、考えるための場所をつくっておけば、いい考えが引き寄せられる(p56)

    ・大きなビジョンを描ける人は、自分の世界とは別の世界が存在していることを理解し、自分の世界に閉じこもることなく、他の人の世界をその人の目を通して見るように努力する(p77)

    ・学ぶ姿勢とは、どれほど知識があっても(と思っていても)この状況から学ぶべきことがある、という心構えである(p85)

    ・知識は、どの部分が重要でないかがわかって初めて力を発揮する(p93)

    ・目標とは、1)集中しやすいように明確である、2)達成可能なもの、3)人生を変えるに足るもの、であることが望ましい(p102)

    ・創造性を高めたければ、思考方法を変えればよい、創造力とは、他人の考えを組み合わせたものであることが多い(p109)

    ・平均的な人間と成功する人間の違いは、失敗をどう捉え、それにどう対応するかにある、創造性(革新と新しい価値をもたらすもの)には失敗を恐れないという能力が必要(p113、115)

    ・戦略(一般的な定義)とは、戦術とはことなり、敵との戦闘に備えて、前もってもっとも優位な位置に兵力を移動させる大規模な軍事作戦を計画し、命令を出すための科学である(p146)

    ・ジャック・ウェルチによる戦略とは、まず現時点で自分がどこに位置しているかを知り、次に5年後の自分の位置を知る、最後に5年後の地点まで到達できるかどうか、現実的にどの程度の可能性があるかを判断すること(p159)

    ・子供にずっとし続けた質問は2つ、1)一番好きだったのは?、2)何がためになった?である(p181)

    ・明日の成功を妨げる最大の敵は、「今日の成功」である(p204)

    ・エネルギーレベルが高いから、大きな視点でものが見られるのではなく、「大きな視点」でものを見るから、エネルギー値が高くなっていく(p244)

    ・エネルギーの出し方にはコツがあり、キーワードは「具体性」である、具体的な個所に集中的に投下すること(p247)

    2011年9月23日作成

  • ◎誰と出会うか。


    人生の目標を達成できるか、できないかの分かれ目は挑戦する意思と、それが実現可能だという信念を持てるかどうかである。

    利他的に考える習慣 GIVE&GIVE

    ・反省しなさい、自分の今日の行いをチェック

  • チェック項目52箇所。人生は考えることから始まる。何を考えるかで運命が決まる。思考法を変えれば感情を変えられ行動を変えられる。どういう人と付き合うかが考え方に影響を与える。
    人は心に思い描いている通りの人間になる。敗者は生き残りを考え、勝者は前進だけを考える。11の思考スキル・・・大局的、集中的、創造的、現実的、戦略的、前向き、反省して考える、非・常識、アイデアを共有して考える、利他的、実利的。世界を支配するならアイデアで勝負する。知識の蓄積がなければアイデアはでない。変化は個人的、可能、有益。成功の可能性を信じると生きると姿勢も変わる。生きる姿勢が変われば行動も変わる。いい人生には正しい土と正しいタネが必要。考える場所・・・車、飛行機、風呂。正しい考え+正しい人たち+正しい環境+正しいとき+正しい理由+正しい結果。変化を受け入れやすいタイミング・・・深く傷ついたとき、充分習熟したとき、充分な結果を出したとき。考える時間は人生の滑走路。人はビジョンのある人についてくる。人間関係にもっとも必要なスキル・・・他人の立場に立って考える。全体像を掴むことが成功の鍵。ANDの才能。頂点を極めるには、友人は厳選。小さな楽しみを捨てる。99%は諦める。
    自分の殻を破るには他人の箱に入ってみる。
    最悪のケースを想定する。不可能と言うラベルをはがす。ワンランク上の目標。変化を伴わない向上はあり得ない。テーマを決めて人に会う。

  • 「成功する人」と「成功できない人」の差はどこにあるか。それは「思考法の差、考える習慣の違い」にある。現状を変えたい、仕事や生活のレベルを高めたい等、あなたの「絶対成功したい!」を叶える「11の成功思考」を紹介。




    きっと、大体の人がわかってるような気がします。
    こういう風にしたほうが、いい結果がでる。
    こうしたほうが、自分のためだったり、ひいては回りのためになる。
    ということは・・・・

    分っているのにやらない人と、それをやれる人というのはほんのちょっとの差から、大きな差へと広がることになっていくような気がします。

    僕もいいほうへ変化できるのでしょうか???

  • 本書では、成功している人と、成功できない人の違いは考える習慣(思考法)の違いであるとし、成功者になるために習得すべき11個の思考法が紹介されている。

    筆者は、成功していない人間が成功するためには思考法を変えなければならないとし、その方法を、自分が自らの思考をコントロールでき、自分の感情が思考に由来している時、思考をコントロールすれば、感情をコントロールできる、という三段論法を使って説明している。つまり、「思考法」を変えれば「感情」を変えられ、その結果、行動を変えられるのである。成功できていない人間の成功できない(結果)理由は考え方(原因)にあり、成功するためには、単に結果だけ変えようとするのではなく、根本の考え方(原因)を変える必要があるとしている。自分の行動が成功するかどうかは、「考え方(思考法)」にかかっているということである。つまり、成功思考を「習慣」にすることで成果は必ず上がるのである。本書では、この成功思考が11個紹介されている。

    本書の中で紹介あれている、ゼネラル・エレクトリック社の前会長ジャック・ウェルチの「ヒーローとはアイデアを持った人間である」という言葉が非常に印象的で、この本を読んでからはその意味がとても理解し易かった。新しいアイデアを創出できるのは、考える習慣(成功思考)が身についている証拠だからである。

  • ・誰かと会うときは、その人から何を学べるかをリストにしておく
    ・テーマを決めて人に会う
    ・反省のポイント
     ・今日は何を学んだか
     ・何を分かち合うべきか
     ・何をしなければならないか

  • 自分は教育に興味があるので、齋藤孝って名前があるとすぐに飛びついてしまいます。
    ただのミーハーですね。今回は訳だけみたいです。
    この本に書いてある共通の視点は前向きに考えること。日本語でいうポジティブシンキングともちょっと違うような?
    ただ、行動することで気持ちが変わるっていうので実践してみました。
    まぁ、いろいろ考える前に行動することも大事ですねw
    何度も読み直して身につけていきたいです。

  • 【070114】<br>
    「人生は、その日一日何を考えているかで決まる」<br>
    また、「何を考えるか」で人格が決まる。<br>
    そして、「何を考えるか」で自分の運命が決まる。<br>
    <br>
    上司から質問をされたら、答えを出すだけではなく、たぶん上司が思いつきもしなかったアイデアや意見や見通しを3つ、4つ披露してやること。<br>
    <br>
    人間は常に人生を向上させたいと願いながら、同時に平和と安定を求めるものだ。だが、変化を恐れては向上できないということを忘れがちだ。成長とは変化のことである。そして、変化とは現状を打破することだ。より大きな可能性を求めるなら、今手の中にあるものに満足していてはいけない。<br>
    <br>
    経験は重要だが、それだけでは人生の価値を高めることはできない。むしろ経験から得た見識が重要なのである。
    そして反省に時間を費やすことで、経験を見識に変えることができる。<br>

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】

    【学んだこと】
    大局的に見る。
    特化が強みとなる。
    「できる」と思う人に運が付く。
    利他的に考える習慣を身に付ける。

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