ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

制作 : 大前 研一 
  • 三笠書房
3.81
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本棚登録 : 3957
レビュー : 500
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837956662

作品紹介・あらすじ

21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか-この「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示した、アメリカの大ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • 【気になった場所】

    格差社会で避けること
    ・他国(特に途上国)ができること
    ・コンピュータやロボットにできること
    ・反復性のあること

    VUCAの世界で求められる人材
    ・多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめられる人
    ・壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を持った人

    成功するために必要な感性
    →デザイン+物語+調和+共感+遊び+生きがい
    →後天的に備えられる資質

    右脳と左脳の相違点
    ・右脳は左半身を、左脳は右半身を制御する
    ・左脳は逐次的に、右脳は右脳は全体的に瞬時に処理する
    ・左脳は文を、右脳は文脈の処理を得意とする
    ・左脳は詳細を分析し、右脳は大きな全体像としてとらえる

    物を語る能力の本質
    →感情によって豊かになった文脈
    →誰でも瞬時にアクセスできるようになり価値の低くなった事実でも、文脈に取り入れ感情インパクトを相手に伝えること

    調和=絵を描くこと+関連性をとらえること
    →全体像を見ること

    共感力を高める方法
    →感情を持ち、こちらや心にも影響を及ぼす人間と関わり合っているのだと認識できるよう、それなりの愛着を持つこと

  • ちょっと読みにくい。
    内容はよし。

    デザイン、物語、調和、共感、遊び心、生き甲斐

  • 右脳主導型から左脳主導型への転換。
    人から「論理的だね」や「頭がいいね」とかよく言われる人におすすめなのかなと思ったり。

    抽象度がとかく高い本なので、自分の仕事やビジョン間にづ落とし込むか、考えるまでがワンセットかなーと。

  • 船橋ブックオフ

  • AIによる機械化、グルーバル化に伴う人件費の低コスト化がより進行していく中で、単純労働だけでは生きづらい世の中になっていくことが、わかりやすく解説されています。

    今まで重宝されてきた、資格や技術といった分野(ハードスキル)は機会に代替され淘汰されていくからこそ、リーダーシップや人と縁を紡ぐ力(ソフトスキル)を身につけることの重要性を提唱しています。

    時代の変化が早いからこそ、
    時代に左右されることのない、人間にしかできない仕事・能力を磨いていくことが、
    これからの時代を生き抜いていく上で、とても重要になってきそうですね。

  • これからの時代は、右脳を活かして新しいことを発想する力が必要だ。
    その理由は、1)途上国に優秀な人材がいる、2)ロボット技術が発展し仕事が置き換えられる、3)世界中にアウトソーシングが可能になる、ためだ。
    ここで、生き残る方法が、右脳型の仕事である。よって、今後は、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいというキーワードをもとに、カンニングを上手に利用して行動に移す力が求められていると説く。

    この本は、この6つのキーワードについて説明しているのだが、「うん、そうだよね、大切だよね」で終わってしまっている気がする。
    読者の中には、この本を読んで、例えば「デザイン」と聞いて、ビビッと来る人もいるかもしれないが、私は全くなかった。

    面白かったのは、
    ・人間の人間たる所以は左脳にある
    ・SEは左脳の職業
    ・組織内で最も優れたリーダーとされる人は、「おもしろい人」。おもしろい人は、3倍笑うらしい。
    ・デザインとはビジネスであり、ビジネスとはデザインである。
    ・幸福の要因は、満足のいく仕事、結婚、豊かな社会的ネットワーク、楽観主義、感謝の気持ち、許すこと。

  • 閲覧室 159||Pin

  • 2005年に書かれたことが最大の価値

    佐宗さんの直感と論理をつなぐ思考法を読んでからこの本に辿り付きました。

    直感と論理のほうがわかりやすく、時代に合う形で書かれているのでこの本を読まなくていいかなと。

    とはいえリーマン前、日本のスタートアップ投資もまだ出ない時代、デザインファームも日本では認知されてない時代にこの内容ですよ??

    素晴らしい本



  • 相手の求めるものを想像し作り出す、人とうまくやるという時代の変化を語る本、自分の苦手なところな感じがある
    モチベーション3.0と近いイメージが有る
    左脳主導思考の時代は3つの理由により成熟期を迎えている
    その中で戦うためにこの本で紹介している右脳主導の6つの武器がありそれらを語っていく。
    どれが自分の武器になりそうかを考えよう。

    仕事はAI、アジアの人、機械家によりより二極化するからそれを乗り切るためのは創造性が大事

    ①機能でなくデザイン、外観で感情に訴えかける
    ②議論よりは物語、納得させる話ができる能力
    ③個別よりは全体の調和、分析ではなく総括力、バラバラなものを組み合わせる
    ④論理ではなく共感、人間関係を気づき、他人を思いやる
    ⑤真面目だけではなく遊びごころ、楽しくやることで健康面でも仕事面でもうまくやれる
    ⑥ものよりも生きがい、物質的に豊かになり、生きがいを追い求められるようになった。

    成功する人
    ①境界を自分で超えていく人:マルチで専門分野の基盤を持っている人
    ②何かを発明できる人、新しい組み合わせを考える
    ③巧みな比喩が作れる人、他社と共感できる関係を作り経験を分かち合う

  • 借りたもの。
    ヨーロッパの中でも理性(左脳的思考)に偏重した価値観から、感性(右脳的思考)の重要性を、脳科学の見地から訴える一冊。
    それはロジカル(左脳的思考)に凝り固まった人たちに、感性の重要性を伝えている。
    労働者のグローバル化に伴うアジアの台頭や、AIの発達でナレッジ・ワーカーがそれらにとって代わられること……
    これから求められるスキルは、労働でも情報処理でもない。コンセプト(創造する人、他人と共感できる人)だという。
    そのために必要なものが感性である。

    1.「機能」だけでなく「デザイン」
    2.「議論」よりは「物語」
    3.「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」
    4.「議論」ではなく「共感」
    5.「まじめ」だけでなく「遊び心」
    6.「モノ」よりも「生きがい」

    実例を挙げつつ、すぐにできる「6つの感性」の磨き方について提案。

    アメリカ陸軍の事例を挙げて、ゲームが人を夢中にさせることに注目し、『America's Aamy』( https://www.americasarmy.com/ )を作り、陸軍入隊のプロモーションにする事例は興味深い。実際のシミュレーションでもあるよう。そこでは軍隊として必要なスキル――任務遂行に必要なチームワークとルールの遵守――を疑似体験する。
    ゲーム――ないがしろにされがちな“遊び”にもルールがあり、その疑似体験が現実の困難に対してのシミュレーションでもある。

    山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』( https://booklog.jp/item/1/4334039960 )に言及されていたMFA型人材、ジョン・ガーズマ、マイケル・ダントニオ『女神的リーダーシップ』( https://booklog.jp/item/1/4833420678 )に紹介されていた共感能力、小暮真久『人生100年時代の新しい働き方』( https://booklog.jp/item/1/4478102244 )に紹介されていた五感を鍛えるエクササイズに近しいものなど、私がかつて読んだ本に関する言及が既にされていた。
    10年以上前に出版された本だが、現在求められている(話題になっている)スキルや姿勢について話しており、著者の先見の明に驚きつつ、時代がようやく追いついた、と思った。

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著者プロフィール

Daniel H. Pink
1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業後、イェール大学ロースクールで法学博士号取得。米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務める。フリーエージェント宣言後、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿。著書に、『ハイ・コンセプト』(三笠書房)、『モチベーション3.0』『人を動かす、新たな3原則』(ともに講談社)など。

「2018年 『When 完璧なタイミングを科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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