「戦う自分」をつくる13の成功戦略

  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957065

感想・レビュー・書評

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  • プロローグ。得意なことから始める。
    誰でも必ず得意なことがある。
    苦手なことを追いかけない。
    才能を結果に結びつける正しい洗濯をする。

    13の成功戦略
    1.信念を持つ
    2.情熱を燃やす
    3.主体性を持つ
    4.集中力をつける
    5.準備して待つ
    6.練習を怠らない
    7.忍耐力をつける
    8.勇気を持って臨む
    9.知的好奇心を持ち続ける
    10.品格を磨く
    11.責任感を持つ
    12.付き合う人を厳選する
    13.チームワークの力を活かす

    最高レベルの自分になる3つの約束
    1.自分の可能性を信じる。
    可能性=自分の最高の姿
    人生は十速ギア付きの自転車だ。誰にでも使ったことのないギアがある。漫画家チャールズ・シュルツ
    2.自分の能力に自信を持つ
    人間が失敗する唯一の理由は、自分に自信が持てないことだ。心理学者、哲学者ウィリアム・ジェームズ
    負けたと思った時点で、負けが決まる。
    挑戦できないと思った時点で、挑戦は終わる。
    勝ちたいけれど勝てないと思った時点で、勝負がつく。
    人生という戦いに勝ち抜くのら強く、速い者とは限らない。
    最後に勝ち残るのは勝つという自信を持った者だ。
    アーノルド・パーマーのオフィスの壁にあるモットー
    3.自分の使命に自信を持つ。
    誰かの為に生きてこそ、人生は価値がある。
    山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できる。エドモンド・ヒラリー卿
    つまり、障害を小さくして乗り越えるのではなく、自分を大きくして乗り越える。
    自分の人生を思い通り生きる。自分の理想の姿を思い浮かべ、できること。は全てやり遂げなければならない。

    情熱の炎をたぎらせる5つの心構え
    1.心底やりたいことを追いかける。
    好きなことに専念する。もしくはやっていることを好きになる。
    2.自分の欲望を正々堂々と肯定する。
    3.不完全燃焼の生き方と手を切る。
    4.目標と情熱が一致した時に、凡人を才人に変えるエネルギーが生まれる。
    5.やる気は必ず伝染する。
    人を指導するには理性が必要だが、人をやる気にさせるに情熱が必要なのだ。

    成功の秘訣は行動を起こすこと。
    条件が揃うまで先延ばしにしたり、問題や障害がなくなるまで待ったりしない。
    恐怖心を払拭したいならば、とにかく行動を起こす。
    責任を避けるのは簡単だが、責任を避けた結果からは逃れられない。経済学者(元イングランド銀行理事)ジョサイア・スタンプ卿(英国)
    グズと手を切る7つの方法
    1.偉大な魂には意思が宿り、ひ弱な心には願望が宿る。
    世界を動かすには、まず自分を動かさなければならない。ソクラテス
    2.失敗は成功への道、言い訳は堕落への道
    試みが失敗に終わったら、自分の落ち度をまず探せ。それを正すことが出来れば、世界は後からついてくる。孟子
    自主性がないならば、まず具体的な問題点を見つけ出すこと。
    3.リターン思考でことに当たる。
    4.夢・目標を掲げると、応援団が出来る。
    5.大きな目標は因数分解してから取り組む。
    6.とにかく決まった時間に取り掛かる。
    やりたくないことの最初の一歩はどうしても踏み出せない。この難関を乗り越えるには、時間を決めて取り掛かる。ことが有効。
    7.蛇口を開かなければ水は流れない。

    焦点を絞ると視野が広がる。
    やるべきことに一点集中する8つの方策
    1.目的と方向性をクリアにする。
    2.言い訳は一切合切捨て去る。
    3.バックミラーに気をとられ過ぎない。つまり、過去ばかり振り返り今日を無駄にしてはならない。
    ピッチャーを交代させるのではなく、新しいピッチャーを投入するのだ。カンザスシティアスレチックスの元監督アルビン・ダーク
    4.コントロール可能な今この瞬間を生きる。
    未来にこだわり過ぎない。
    5.いつも最終ゴールに気持ちをフォーカスする。
    6.何でも少しずつ。では何もなし得ない。
    集中力をつけ、優先順位を明確にしてそれを守る。
    7.短所ではなく、長所に注目する。
    8.ご褒美はやるべきことをやってから。

    準備をして待つ。ことは成功の為の絶対条件。
    平時に汗をかいておけば、戦時に痛い思いをせずに済む。
    他の子よりうまくなろうとするな。常に最高の自分になる為の努力を続けよ。バスケットボールコーチ ジョン・ウッデンの父
    準備ができていれば、必ずチャンスは巡ってくる。リンカーン大統領
    もし気を切り倒すのに8時粥かかるなら、そのうち6時間かけて斧を研ぐ。リンカーン大統領
    行動を起こす為の準備が大切。

    必ず昨日の自分を追い越せ。
    小さなことをきちんとこなしていけば、大きなことは後からついてくる。デール・カーネギー

    諦めたら最初から参加しなかったことと同じ。
    よくある失敗は、成功まであと一歩というところで、そうとは知らず諦めてしまうこと。トーマス・エジソン
    1つの勝利の陰には多くの試行錯誤がある。

    勇気の反対は臆病ではなく、大勢に迎合すること。
    恐怖を感じた時こそ前に進み続けることが大事だ。トーマス・エジソン
    小さなことから大きな変化を起こす。
    口ではなく、行動で示す。
    使わないと鉄は錆びる。淀んだ水は汚れていく。気温が下がると水は氷になる。それと同じように、使わないでいると精神も活力を失って行く。レオナルド・ダ・ヴィンチ
    学びは一生続く。これからの人生で、今が一番若い。ローマ帝国の学者カトー
    いつも新しい考えに心を開いておく。
    学んだことは、即実行に移す。
    今知っていることは全て誰かから教わったことである。ジョン・ウッデン

    ジョン・ウッデンが父親から渡された人生の7つの心構え
    1.自分に忠実であれ。
    2.他人を助けよ。
    3.毎日を最高傑作にせよ。
    4.聖書をはじめ良書を深く学べ。
    5.友情を芸術のレベルまで高めよ。
    6.雨の日に備えて、避難場所を作れ。
    7.神の導きを求めて祈り、感謝の念を持って毎日を生きよ。

    精神生活のない人間は環境の奴隷だ。スイスの哲学者アンリ・フレデリック・アミエル
    自分がどういう人間かを知らずに、人生の目標を定める人は失敗する運命にある。作家ルース・バートン

    価値観、思考、感情、行動を一貫させる。つまり、整合性。

    才能は清流でも培うことが出来るが、品格は人生の激流の中でしか培えない。ゲーテ
    激流でもまれた体験がなければ、清流で培った才能を活かすことが出来ない。
    目標達成のためなら、やりたくないこともとにかくやる。ことが品格の基本中の基本。

    間違った方向に流されそうになった時、筆者が問いかけること。
    1.何かを隠していないか。
    2.誰かを傷つけていないか。
    3.他人から見たらどう見えるか。
    4.相手と直接話し合ったか。
    5.自分の子どもだったらどうしろと言うか。
    環境のせいと言い訳するのをやめる。
    それは自分の容姿が悪いのは鏡のせいだ。と言うのと同じ。
    そして言い訳をやめる。そへこそが品格を高める第一歩。
    必ずやり遂げる人になる8つの鍵
    1.今いるところで小さなことからスタートする。
    自分自身の決断が、自分の将来の姿を決める。アリストテレス
    2.責任感のない人と付き合わない。
    3.責任転嫁ゲームから抜け出す。
    今この瞬間に、最善を尽くしておけば、次の瞬間に一番優位な位置に立てる。オプラ・ウィンフリー
    持てる力を振り絞って、今の自分にできることをせよ。セオドア・ルーズベルト大統領
    4.始めたことは最後までやり通す。
    5.人から頼りにされる自分になる。
    6.誰かが代わりにやってくれる。と思うな。アレクサンダー・M・ソンダーズ・ジュニア サウスカロライナ州控訴裁判所首席判事 サウスカロライナ大学の1992年度卒業生へのメッセージ。
    7.難しい決断をし、果敢に実行する。
    今日は責任を逃れることができたからと言って、明日もそれで済むと思ったら大間違いだ。リンカーン大統領
    8.自分の限界を超えて奉仕する。
    これは人々のためなら。という条件付の話。

    自分の将来の夢をけなすような人には近づくな。作家マーク・トウェイン
    友人は賢く選ばなければならない。

    正しい行動をとるから美徳や卓越性が身につくを繰り返し行う行動が、その人の人となりを表す。つまり卓越性とは行動ではなく習慣である。アリストテレス

    本書は様々な素晴らしい言葉がちりばめられており刺激を受けた。

  • 「戦う自分」をつくる13の成功戦略

    <プロローグ  得意なことから始める>
    1.誰でも必ず「得意なこと」がある
     自分の得意分野を見つける。誰しも得意分野は必ずある。
    2.「苦手なこと」を追いかけない
     不得意な能力分野は伸ばしても限界がある。
    3.「才能」を「結果」に結びつける正しい選択をする
     才能を活かすための正しい選択をし続けること。原理原則は以下の13の戦略。

    <成功戦略1  「信念」を持つ>
    ・プロゴルファー、アーノルド・パーマーのオフィスにかかっているモットー
    「負けたと思った時点で、負けが決まる
    挑戦できないと思った時点で、挑戦は終わる
    勝ちたいけれど勝てないと思った時点で、勝負がつく
    人生という戦いに勝ち抜くのは
    強く、速い者とは限らない
    最後に勝ち残るのは
    勝つという自信を持った者だ」

    ・エドモンドヒラリー卿 エベレスト登頂に初めて成功。
    一度失敗した際の言葉「山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できる」

    <成功戦略2  「情熱」を燃やす>
    不完全燃焼の生き方と手を切る。
    ソクラテスが鼻持ちならない青年を海中に沈めて一言「今空気が欲しいといったのと同じ熱意を持って知識を求めたら、必ず知識は身につくはずだ」
    キング牧師「たとえ命を投げ出してでも達成したい目標が見つからないなら、生きている意味がない」
    情熱を燃やすための条件
    1.目を引くことではなく、心惹かれることを追求する
    2.情熱の火を火消し役から守る
    3.人生に感謝しながら努力し続ける

    <成功戦略3  「主体性」を持つ>
    蛇口を捻らなければ、水は流れ始めない。
    時間を決め手でも何でもいいから、とにかくやること。セルフスタートすること。

    <成功戦略4  「集中力」をつける>

    <成功戦略5  「準備」して待つ>
    成功する人は、チャンスがめぐってきたときに準備オーライになっている人。

    <成功戦略6  「練習」を怠らない>
    正しい練習のための4つの柱
    1.優秀なコーチに指導を仰ぐ
    2.最善の努力を惜しまない
    3.明確な目的を持つ
    4.得意分野にエネルギーを傾ける
    そして、絶対に投げ出さず、むしろ必ず「プラスα」を作り出す。

    <成功戦略7  「忍耐力」をつける>
    コロンブスが毎日つけた日記。その末尾には、いつも同じ言葉が並んだ。「今日も航海を続けた」
    何事も、疲れてきたときこそもうひと踏ん張りする。
    壁の前でやめてしまうから、みんな振り切れない。あと一息なのに。
    みんながやめたその一瞬あとまでやれば、突き抜けられるかもしれない。続ける。

    <成功戦略8  「勇気」を持って臨む>
    <成功戦略9  「知的好奇心」を持ち続ける>
    <成功戦略10 「品格」を磨く>
    <成功戦略11 「責任感」を持つ>

    <成功戦略12 「つき合う人」を厳選する>
    エネルギーを奪う人ではなく、
    やる気とひらめきを与えあえる人とつき合う。

    <成功戦略13 「チームワークの力」を活かす>
    当たり前だが、一人では高が知れている。
    自分の功名ではなく、チームの成果を追求する。

  • リーダーシップ論の権威ジョン・マクスウェルが成功する為に必要な13の心得を簡潔にまとめた作品。
    わかりやすく説明されており読みやすく、何度か読み自分に落とし込みたいと思った。

  • 職場の上司に借りて読了. 現代版名将言行録と理解した.

  • 感謝日記をつける
    責任感をもつ、持たせることで長期的な信頼を得る
    自信を持って行動しろ。
    「考えを行動に移すことが、この世で一番難しい」(ゲーテ)
    自信を持つには準備が大切。
    昨日の自分を追い越せ。

  • 3

  • 戦う自分というと仕事や究極の選択をするイメージがありました。しかし本書は日常の些細なことでも活用できる素晴しいものです。気づいた時に読み返すと今の自分は誇れるほど頑張っているかをその都度考えさせられるのではないでしょうか。

  • これも同じだね。

  • 自分に負けない。自分に甘くしない。
    そんな気分にさせてくれる本。
    繰り返し読むことに意味があると思う。
    しかし、根本的な考え方は欧米的思考だと思う。

  • 普通に参考になる

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