「新しい働き方」ができる人の時代

  • 三笠書房
3.47
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本棚登録 : 543
レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957287

作品紹介・あらすじ

今までの「ビジネスモデル」に縛られる人は、急激に「化石化」していく!「自由な発想」で「個性を全開」にして成果を出す法。

感想・レビュー・書評

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  • これからの時代のあるべき人物像を示してくれている。現在社会人の方はこの本を読むと、今の会社の組織での苦労や疑問が実感として頭に浮かび、自分はこの本に書いてあるように行動したいと思っているが、まったくできていない自分を再確認できるのではないかと思う。
    その原因が爬虫類脳というものだということだ。爬虫類脳は、自己保全の目的の為に機能する脳の構造部位である。自分の中に出てくる心理的抵抗に屈し、苦を伴わないほうに逃げてしまう。何かをしようと思って逃げてしまうとき、その時こそこの爬虫類脳を思い出し、今こそ何か新しい事をやる時で困難が伴うが、すぐにそれに取りかかれば何かが見えると自分を奮い立たせ、楽をする気持ちを取り払おう。
    楽な事に逃げている時は、本当にやらなければいけないことが分かっている時だ。後はそこに目を背けずに行動に移すだけだ。

    もう自分のやるべきことは見えているだろう。

  • 『使われる人間』から『使う人間』にこれからの世の中でなっていくためにはどうすればよいのか?個人が「交換可能なその他大勢の一人」ではなく、『余人をもって変えがたい』存在になるにはどうするべきか? この本を手に取ったのはまったくの偶然ですが、非常にいい内容で、面白く読むことができました。

    筆者は数多くのベストセラー・ビジネス書を著している天才マーケット戦略家であり、また元yahooの副社長でもある人物なのだそうです。ここに書かれてあることは今までの古いビジネスモデルではなく、ただの一個人が「交換可能なその他大勢の一人」ではなく、「絶対必要不可欠な存在=才能を100%活かす表現者」となって、これからの世の中を生き抜くためには何が必要か?ということが全編に書かれてあって、それには『アーティスト』になることなんだそうです。

    たとえば、スーパーのレジうちをしていても、不平不満たらたらで休息を多くとっては愚痴を言うのではなく、客に対してより多くを『与えようとする』人間。数値化できないコミニュケーション能力を持った人間が『余人をもって変えがたい』人間となり、より多くのものを与えることができるんだな、と思って読みました。20世紀までの『工場化』された労働やビジネスモデルがどうだ、ということではなく、ここに書かれているような『新しい価値観』に気付き『変わろうという努力』をした人間がこれからは報われていく、自分にももしかしたらそういう機会があるのかもしれない、という意味で本当に勇気を持つことができた本でありました。

  • これからの時代は創造性と自主性を持つ「アーティスト」「組織の要となる人」が求められる、と説く本。工場労働者のように単純作業で時間や労働力を提供するのではなく、豊かな発想を持ち新しい価値を生み出していける表現者になるべきだという。
    客を喜ばせるために見返りを求めず無償で何かを提供すべし、といった主張は最近多いが、その点だけを徹底的に掘り下げた本を他に知らない。
    何度も読んでじわじわと心に染み込ませると働き方が変わりそうな本。

  • 今これを実際にやっている人は家入さんたちじゃないかと思う。他にもこっぺくんやジャグラーくん、もっちくん達の若者世代など働き方が変わってきた。お金のためではなく社会のために、誰かのために、何かのために働くのだ。世界をよりよくするために。

  • 「・・・3.0」というタイトルの本は良書が多い。
    ダニエルピンクの「モチベーション3.0」、
    コトラーの「マーケティング3.0」、
    平野秀典の「感動3.0」・・・。

    この著書もWork(働き方)3.0と表紙にあることから、期待して手に取ったのだが、残念ながら上記3冊ほどのインパクトを得ることはできなかった。

    「新しい働き方」が必要だということは、私も常々考えていた。仕事に対しての既存の価値観が時代に合わなくなっている現実を目の当たりにしているからである。

    神田昌典氏が監訳というだけあって、最初の部分はぐっと心を引き寄せられ期待したが、期待の頂点は本編がスタートするところであった。

    とかく自己啓発的な要素が強い。
    「アーティストになれ」
    「組織のかなめになれ」

    ここでのアーティストとは、「豊かな発想をもち、既存の枠にとらわれず、自由に新しい価値を生み出していける人」。

    ・人に心を開く
    ・与えること
    ・どんな価値を生み出して、どれだけ人に伝えられたか
    ・可能性を追求して人に貢献したいという熱意を解放していくこと

    など。

    <印象に残ったキーワード>
    「爬虫類脳」→心理的抵抗に屈していないか?

    「トライブ」→インターネットの登場でうまれた、あなたの友好者で、あなたを支持し、あなたの友人になってくれるかもしれない人々

    「かなめになれる人の5つの特質」
    →開放性、誠実性、外向性、調和性、情動安定性

    「かなめになれる人に必要な7つの能力」
    ・組織を「クモの糸」のようにつなぐ力
    ・「オリジナル」をつくって伝える力
    ・複雑な問題を解決する力
    ・顧客をリーダーシップで導く力
    ・周囲のモチベーションを上げる力
    ・誰にも負けない専門知識の力
    ・「オンリーワン」をアピールする力

  • 著者の言う通り、「かなめな人」になることを意識してビジネスをしないと生き残れない

  • 新しい働き方ができる人の時代
    内容は面白いが、主題がうまくつかめなかった。
    アイデアを生み出す事がより重要になると繰り返し書いてある。

    ・今や固定費を抱えた組織に頼むよりも、柔軟に動ける個人とつながれるほうがよほどスピーディに仕事が動く
    ・どんな地位、職責にいようと「あなたが絶対に必要不可欠だ」といわれるような人材にならなければならない。
    ・仕事のピラミッド
    1)創造・発明する
    2)つながりをつくる
    3)売る
    4)生産する
    5)栽培する
    6)狩りをする
    7)ものを持ち上げる
    ・4歳のときには優れて個性的なクリエイターだったし、7歳のときには誰とも違う豊かな詩人の感性をもっていた。アルバイトの経験があるならすでに立派な経営者だ。つまり問題は自分にその気があるかどうかだ。
    ・アイデアなど思い浮かばないなどといっている人は自分を安売りしているのと同じ。
    ・表現とは他社にプラスの影響を与える行為であり、無償の価値を与える行為である。
    →それを使う人の生活がどう変わるのかが重要
    →どんなに優れていても新しくても
    →創造的表現=アート
    →一見奇抜に見える作品だが、既存の枠組みのギリギリのところを考えるのがアーティスト
    ・創作物は形になって人に届いた時点で価値が生じる
    ・爬虫類脳:闘争、逃走反応、怒り、生き残り本能を司る
    ・チベット語「シェンパ」=「かゆいところをかく」=「不安の悪循環」
    ・”つくる”やり方
    1)期限を決めて、壁に貼る
    2)自分の考えを書き留められるツールを用意し、片っ端から集めて書き込んでいく(多くの人を巻き込みながら)
    3)具体的に決めて徹底的に検討する
    4)カードを一カ所に集めて読み上げる・データベース化する(グループ共有)
    5)チームで、並び替え、図や表を描いていく
    6)ひとりで青写真をつくる
    7)承認を得る
    ・ビジネスで本当に成功しようと思ったら「嘘偽りなく心から」与えるべし
    ・正しい考えが必ずしも受け入れられるわけではないことを理解する

  • 会社の価値にぶら下がっているだけの人ではなく、「アーティスト」のように自らの才能や興味を全開に発揮させて仕事をする人が、生きていける時代がやってくる、というお話。

    話の主眼は米国だが、日本でもそれなりに似たような傾向はある。ただ、やはり日本社会でそういうのが当たり前になるのはもう少しさきのような気もしないではない。
    この辺は非常に断言しにくい。
    でも、確かに生き方の選択肢が増えつつあることはたしか。

    書評エントリー:
    <a href=\"http://rashita.net/blog/?p=6527\">【書評】『「新しい働き方」ができる人の時代』(セス・ゴーディン)</a>

  • 爬虫類脳に基づく判断に陥っていないか否かを常に意識する。
    与えることで、ハイパフォーマンスを引き出せるアーティストである自覚を持つ

  • じわりじわりとハマる感じ。これからの働き方を考えるきっかけになるいい本だなと思う。

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