GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

制作 : 楠木 建 
  • 三笠書房
3.98
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本棚登録 : 1707
レビュー : 161
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957461

作品紹介・あらすじ

全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、
気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。

「ギバー(人に惜しみなく与える人)」
「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」
「マッチャー(損得のバランスを考える人)」

もっとも成功するのは誰だろう。

他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解だ。
これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、あなたの仕事に大きな成功をもたらす。
リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンで
この考え方が役に立つだろう。

一橋大学大学院教授・楠木建(『ストーリーとしての競争戦略』『経営センスの論理』)の
監訳と解説で、日本初デビュー!
「世の“凡百のビジネス書”とは一線を画す一冊だ!」

感想・レビュー・書評

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  • 以前から気になっていた本を読んでみた
    よくよく監訳者を見ると楠木建さん
    あの面白かった「すきなようにしてください」の人だぁと読む前からワクワクする(笑)

    去年の後半から「ギブ&テイク」とか「ギブギブギブギブ・・・」とか「WIN、WIN」とか
    なんだかよく分からなくなっていて・・・
    与える人ばかり、正直、損なのかも
    世の中、うまくテイクしてく人が得をしてるんじゃん?って思って悶々としてたんだよね
    そんな悶々を少しでも解消したくて、前から気になっていたこの本を買ってみたんだ

    まだハッキリとスッキリした感はないんだけど
    なんとなく光は見えた感じかな

    付箋部分をご紹介します

    ・「先に与える人」こそが、あとでもっとも成功するのだと教えてくれる(p36)

    ・「何よりまず、成功するのに、ほかの誰かを犠牲にする必要はないことを実証したいね」(p56)

    ・「人を助けはじめると、評判がどんどん高まり、自分の可能性の世界広がるからだ」(p689

    ・「いつ何時、誰が苦境に陥るかわからない。自分の評判を築くことだけでなく、ほかの人の役にたつ
      存在であることが大切なんですよ」(p85)

    ・「受け取るよりはるかに多くを与える」(p86)

    ・「相手が誰であろうと、自分にこう問いかけるべきでしょう。「この人にどんなことをしてあげられるだろうか」ってね」(p90)

    ・ギバーには、自分のネットワークを徹底的に活用できるという強みがあることなのだ(p92)

    ・強いつながりは「絆」を生み出すが、弱いつながりは「橋渡し」として役に立つ(p93)

    ・年をとればとるほど、休眠状態のつながりはますます増えていき、また、さらに貴重なものになっていく(p99)

    ・ネットワークとは自分のためだけにつくるものではなく、すべての人のために価値を生み出す道具であるべき(p103)

    ・価値を交換するのではなく、リフキンはひたすら価値を「増やす」ことを目指している(p105)

    ・寛容であることをモットーに人とかかわっていれば、見返りもおのずとついてくる(p112)

    ・マイヤーが大事にしている社会生活のルールがある。それは、「①遅刻をしない②努力を惜しまない③人に親切にする
     ④道に外れたことをしない」の四つである(p134)

    ・うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいっているときこそは、すぐにほかの人を褒める(p144)

    ・安心感のある環境では、人はより学習意欲が高まり、より新しいことにチャレンジできるようになる(p145)

    ・人を真の意味で助けるには、自分のものの見方の外に出なければならない(p152)

    ・ギバーは、可能性の片鱗が見え隠れするまで待ったりはしない(p170)

    ・「聞く者の心をつかみたければ、本当に彼らの関心を強く引きたければ、彼らの住んでいる世界を知らなくてはならない。
     どんな音楽を聴いているのか、どんな映画を観ているのかをね」(p179)

    ・相手にものを尋ね、その人とよく知り合うことで、ギバーは信頼関係を築き上げ、ニーズを知ろうとする。
     これを日々くり返しているうちに、どんどんセールスがうまくなっていくんだ(p228)

    ・ギバーにとって有利な交渉術がある。それは「アドバイスを求めること」だ(p242)

    ・知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、まったく求めない人よりも
     上司の受けがいい(p244)

    ・人間は自分の時間、エネルギー、知識や情報を投資して誰かを助けると、相手がそれに値する人だと
     必死で信じようとする(p246)

    ・「他者志向」になるということは、受けとるより多くを与えても、けっして自分の利益を見失わず
     それを指針に「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決めること(p255)

    ・ギバーが燃え尽きるのは、与えすぎたことよりも、与えたことでもたらされた影響を
     前向きに認めてもらえないことが原因(p264)

    ・他人のことだけなく自分自身のことも思いやりながら、他者志向的に与えれば、心身の健康を
     犠牲にすることはなくなる(p267)

    ・自己犠牲のギバーは、相手に求められるまま、そのつどバラバラと与える傾向がある。このやり方は気が散りやすいうえ
     疲労感も大きく、ギバーから必要な注意力と気力を奪ってしまう(p269)

    ・他者志向のギバー、は自分自身の幸せを守ることの大切さを理解している。いまにも燃え尽きそうになると
     他者志向のギバーは人に助けを求め、やる気や気力を維持するのに必要なアドバイスや、強力を仰ぐ(p277)

    ・より多く与える人は、より多く稼ぐようになる(p286)

    ・恩送り(p293)

    ・人に指導してもらったら、同じことをほかの人にもしてあげてください。人に親切にされたら
     その恩返しを別の人にしてほしいんです(p327)

    ・ギバーにしろ、マッチャーにしろ、テイカーにしろ、どれか一つのタイプですべての領域に対処する人は
     まずいない(p336)

    ・与えるときはたいてい、相手に得をさせたいという欲求と、自分自身も得をしたいという欲求が複雑に
     混ざり合っている(p342)

    ・共通点は、与えるという行為に多大な影響をおよぼす(p346)

    ・他人はギバーでないと思い込み、相手に与える気をなくさせたりするような行動や言動をとるようになる(p363)

    ・テイカーが成功を、人を出し抜いて優れた成果を達成することだと考えるのに対し、マッチャーは成功を
     個人の業績と他人の業績を公正に釣り合わせることだと考える。
     一方、ギバーは成功を、他人にプラスの影響をもたらす個人的なものだと考えるのだ(p381)

  • テイカー・ギバー・マッチャーの3種類に分けたとき、私はテイカーなのだろう。
    「損をしない」ことを最優先にしている気がするから。

    しかし、もっとも成功するのはギバーだと本書では説く。
    成功のために「与える」のは、やはりテイカーな気がしてしまうが、”成功”を”幸せ”と置き換えると、自分がギバーになることへの抵抗がなくなる。

    同じギバーでも、自己犠牲のギバーは燃え尽き、幸せを得られないことが多い。
    利他的であり、利己的である。つまり自分自身にも「与える」ことのできるギバーが、真の幸せを掴むということ。

    テイカー特性は決して変えられないものではなく、行動次第でギバーに変わることができる。

    私もテイカーからギバーに変身するぞ!

  • 世のお人好しに勇気を与える名著だと思います!
    ひょっとすると、アドラーよりも救いになるのでは?

    冒頭の監訳者のことばでも書かれていたのですが、日本人は「人に与える」ことができる人が多いってのはその通りだと思います。でも、それゆえに苦しんでしまっている人も多いと思うのです。
    与えるばかりで燃え尽きてしまう人、必要な交渉もできず遠慮してしまう人、利用されて終わってしまう人…。報われない気持ちを繰り返さないための処方箋となりうる本です。

    この本はアメリカのビジネススクールの組織心理学者が書いたもの。個人的にはアメリカと比べると日本はまだお人好しが多いと思っていて、この本の「『ギバー(与える人)』になるって素敵なことなんだよ?」的な主張にも、ある種既読感を持ちながら、当たり前のことのように読めました。
    でも、それだけじゃないプラスアルファとして、ロジックであったり、組織心理学の実験結果であったり、豊富な実際のエピソードであったりがわかりやすく述べられていて、すーっと頭に入ってきます。

    学びとしては、与える人でい続けることは凄く素敵だし大事なことだと思うけど、同時にそれが独りよがりな自己犠牲に留まらずに、他者志向のある種のしたたかさも持ち合わせていないといけないということ。
    自分の利益ばかり優先させる人に対しては与えるばかりじゃいけないし、自分なんて…と遠慮するくらいなら自分を「自分と仲間の代理交渉人」と位置づける方が良い結果が出る、などなど。
    本だから全てがこの通りに行くわけじゃないと思うけど、非常に勇気を与えてくれるはずの一冊です。

  • 与える人って意外とみんなが思っているかもしれないが、私も著書を通じてマッチャーかなと感じました。

    与える部分もあれば奪う部分もある。

    ただ自己犠牲のギバーってなんとなく理解出来る人がいました。

    お人好しとも言いますが、犠牲になるのを防ぐのもギバーの役割かなと感じた一冊です!

    何のための人生なのか、改めて問う一冊でした!

    良本です

  • 久しぶりの、大当たりの本。付箋どころの話じゃない。

    自分がその仕事をせずにはおれないという”意義”がポイント。「自分にとって意義のあることをする」「自分が楽しめることをする」この条件が満たされれば、ギバーは他人だけではなく、自分にも「与える」ことができる。自分が認識する「意義」のもとに、他者と自己が一体化するからだ。他者に対する共感と愛着が生まれる。こうなると、何のことはない、真のギバーはギブすることによって他者のみならず、意義に向かって仕事をする自分自身を助けているのである。(p010)

    テイカーが、自分を中心に考えるのに対し、ギバーは他人を中心に考え、相手が何を求めているかに注意を払う。テイカーなら、得られる利益が損失を上回る場合にかぎり、相手の有利になるように協力する。一方ギバーなら、いつ何時も、損失より「相手」の利益のほうが上回るように手を差し伸べるのだ。いいかえれば、自分が払う犠牲はあまり気にせず、見返りをいっさい期待することなく相手を助けるということである。(p28)

    ギバーが成功するときには、ギバー特有の現象が起こるのだ。その成功がまわりの人びとに波及していくのである。テイカーが勝つ場合には、たいていほかの誰かが負ける。調査によれば、成功したテイカーは妬まれやすく、何とかしてその鼻をへし折ってやろうと周囲から思われるという。ギバーは成功から価値を得るだけでなく、価値も生み出す。それがテイカーやマッチャーと違っているのだ。(p36)

    テイカーが近づいてくるのが分かると、人は心のドアを閉ざして交流を拒み、協力も信頼もしないことで自己防衛する。こうされないように、テイカーは化けの皮をかぶって寛大に振る舞い、ギバーやマッチャーを装って相手のネットワークのなかにまんまと入りこもうとする。「一方でこびへつらい、一方でひどい仕打ちをする」。テイカーは部下に対しては支配的になるが、上司に対しては驚くほど従順で、うやうやしい態度をとる。(p069)

    与えることは、とくにそれが首尾一貫している場合、グループ内のほかの人のギブアンドテイクのやり方をしだいに変えていく。つまり、与えることは「感染」するのだ。(p106)グループに一貫したギバーが一人いると、ほかのメンバーはより与えるようになる。ギバーは与えることを「当たりまえ」にし、グループ全体の利益を大きくしたのである。(p108)

    寛大であることをモットーに人とかかわっていれば、見返りもおのずとついてくる(p112)

    天才はテイカーになる傾向があり、自分の利益を大きくするために、ほかの人から「知力、エネルギー、能力を奪う」
    天才を育てる人はギバーになる傾向がある。彼らは自分の「知力を使って」、ほかの人びとの「知性や能力を増幅して、ひらめきを起こし、アイデアを生み出し、問題を解決させる」(p116)

    成功したギバーは、自分だけでなくグループ全員が得をするように、パイ(総額)を大きくする。ギバーが自分の利益よりグループの利益を優先すると、そのことが周囲に伝わる。その結果ギバーは同僚の尊敬を集めるようになる。(p133)

    心理学者のエドウィンは、論文において、人がグループのなかで寛大に振る舞うと、「特定人物固有信用」を得ると主張している。これはつまり、グループのメンバーの心に積み立てられる、相手に対する信用のことをいう。グループのメンバーが、与えることによって「信用」を得ると、マッチャーはそのメンバーに、グループの規範や期待からはずれてもよいという許可を与える。ギバーとして信用を得ると、ちょっと大胆で挑戦的なアイデアを出しても、まわりに認められてしまうことが研究で明らかになっている。テイカーが改善策を提案すると、同僚はその意図を疑い、自分が得をするために違いないと決めつけることが判明している。(p136)

    不利になったり罰せられたりする心配もなく、リスクを冒せること「心理的安心感」。このような環境を作り出せるのがギバー。このような環境では、人はより学習意欲が高まり、より新しいことにチャレンジできるようになる。(p145)

    協力関係において、テイカー協力が「視点のズレ」を考慮することはまずない。自分の観点からしか物事を見ようとしないので、ほかの人が自分のアイデアや意見にどんな反応を示しているのか、結局気づかない。ギバーはみんなに得をさせたいと思っているので、人の身になって考える方法を見つけようとする。(p149)

    周囲の人たちに大志を抱かせる天賦の才

    知的な利他主義者は、知性に欠ける利他主義者より利他的ではないが、知性に欠ける利他主義者や利己的な人よりは健全だろう。ハーバート・サイモン(ノーベル経済学賞受賞者)(p249)

    他者志向になるということは、受け取るより多くを与えても、けっして自分の利益は見失わず、それを指針に、「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」決めること(p255)

    ギバーが燃え尽きるのは、与えたことよりも、与えたことでもたらされたえいきょを、前向きに認めてもらえていないことが原因。
    ギバーひ与えることに時間とエネルギーをそそぎ込みすぎることで燃え尽きるのではない。困っている人をうまく助けてやれないときに、燃え尽きる。与えすかなたせいではなく、いくら与えても貢献できているように感じられなかったせい。(p264)

    自分の幸せをかえりみず与え続ければ、精神的、肉体的健康を害するリスクが高まる。他人のことだけでなく、自分のことも思いやりながら、他者志向に与えれば心身の健康を損なうことはなくなる。(p267)

    1日に一ずつ親切を与えるよりも、1日に五つまとめて与えた人のほうが幸福度が増した。自己犠牲のギバーは、相手に求められるまま、そのつどバラバラと与える傾向がある。このやり方は気が散りやすいうえ、疲労感も大きく、ギバーから必要な注意力と気力を奪ってしまう。(p269)

    自己犠牲タイプのギバーは「支援を受けることに居心地の悪さを感じる」。彼らは助ける側の役割に徹しているので、他人に負担や迷惑をかけたがらない。他者志向のギバーより助けを受けることがはるかに少ない。そしてそれは精神的にも肉体的にもダメージをおよぼす。他者志向のギバーは燃え尽きそうになると人に助けを求め、やる気や気力を維持するのに必要なアドバイスや協力を仰ぐ。(p277)
    ストレス反応には「ファイト・オア・フライト」(危機が迫ったときに、その場に留まって戦うか、その場から逃げるかというストレス反応)が関係している。燃え尽きると戦う気力がなくなるので、おのずと逃げるしか手がなく、ストレスの原因を避けることによって物事に対処しようとする。(p278)
    人がストレスを感じると、脳は人と緊密に結びつきたいと思わせる化学物質を放出する。ギバーは疲れ果てると限られたエネルギーを、他者を助けることに注ぎ込む。直感的に与えることが関係を強化し、自分への支持を確立すると知っていて、実際に利用しているのは他者志向のギバーだけ。他者志向のギバーはサポートネットワークを築いて、助けが必要な時に頼ることができる。これが、まとめて与えるとともに、他者志向のギバーが自己犠牲をしているギバーよりも燃え尽きにくい理由。(p280)

    多くのギバーを悩ませている3つの罠。信用しすぎること。相手に共感しすぎること。臆病になりすぎること。

  • 単なるお人好しになることを説くものではないことが新鮮だった。

  • 基本的なこととして、ギバーとテイカー、マッチャーの3つの種類の人間が存在し、それらのメリット、デメリットの説明がある。
    この本で面白かったところは、ピラミッドの頂点にはギバーが存在し、ボトムでもギバーがいることだ。
    なぜ、成功するギバーと実を結ばないギバーがいるのかを科学によって裏付けながら、説明されているところが興味深かった。
    小さな違いが、大きく人生を変える、この本を読んで大切なのは、実生活の中にギバーとしての意識、方法を落とし込めるかが重要である。
    自分も、トップギバーになれるよう日々努力していく。
    自分の価値を高めてくれるものではあるが、そもそもの根底にあるチーム、所属している会社の目的は何か、その中で自分の立場、意味を別の角度で考えることが出来る本だった。

  • かなり良い本です。

    『テイカー、マッチャー、ギバーに分けて考える』
    という視点が新しく、分かりやすく、面白い。

    『事例+評論』をバリエーションはあれど、
    9回繰り返して書いているので確かに長いし読みにくさはあるかも知れないけど、
    手元に置いて繰り返して読みたい本ではあります。

  • GIVE&TAKEではなくGIVE&GIVEこそが人間関係の理想形と教えてくれる本書。

    GIVE&TAKEは相手から見返り、褒美をもらう前提のGIVEなので、取引や契約のように感情を解さない機械的な関係に等しい。

    しかしGIVE&GIVEは、見返りを求めず、ただ相手の得のために尽くす関係である。

    一見、自分を犠牲にしているとも言えるが、見方を変えれば、利益ではなく相手の幸福が自分の幸福だと主張しているとも言える。

    例えば、
    ・〇〇を教える代わりに5000円ちょうだい
    ・お金は要らないから〇〇を教えてあげる
    この両者の場合、あなたはどちらを選択するか?

    当然、後者だろう。

    GIVEされる側からすれば、無償で何かを得られるに越したことはない。

    だが、GIVEする側からすると、無償の奉仕、私利私欲を求めない姿勢は相手からの信頼を勝ち取る行為である。

    自分勝手な人間はいつの時代も嫌われる一方で、自分以外の人間のために尽くす人間は好感を得やすく、相手からすれば嬉しい。

    今後AIが台頭する中、人間との付き合い方の重要性が高まってくる。

    その時こそ、GIVE&GIVEの精神が鍵になってくるはず。

  • 私は内心テイカーかも。。。他人に対して何ができるか考えたい。

    ・ギバー(与える人)、テイカー(受け取る人)、マッチャー(バランスをとる人)
    ギバーは、とても思いやりがあり、人を疑わず、相手の利益のためなら自分の利益を犠牲にすることも厭わない。ほかにもギバーはテイカーに比べて収入が平均14%低く、犯罪の被害者になるリスクは2倍、人への影響力も22%劣ることが分かっている。一方で成功しているのもギバー。

    ・テイカーは、富、権力、快楽、勝利。ギバーは、援助、責任(信頼性)、社会主義(恵まれない人々を気遣う)、同情

    ・初対面で一番好感をもたれるのは、「権利意識が強く、人を操作したり利用したいるする傾向がある人」。愛想の良い人には惑わされやすい。ギバーだからと言って批判的ないないわけではないし、愛想が良いからと言ってテイカーでないとは限らない。ここは生まれつきの要素も大きい。

    ・マッチャーは正義にもとる行動を見逃さない。目には目を!

    ・テイカーは自分のことで頭がいっぱいなので、代名詞は私たちよりも私を使う。

    ・テイカーはFBで、なるしスティックな、実物以上に良く見える自分の写真を投稿していた。また、やたらと上辺だけのコネクションが多い。

    ・助けてくれた人にお返しをするどころか、テイカーとマッチャーはしばしば先を見越して、近々助けてもらいたいと思っている人に親切にする。
    なので、マッチャーが受け取ることを期待して与える場合、助けてくれそうな人にだけ与える。

    ★人と会う時は、相手が誰であろうと、自分にこう問いかけるべきでしょう。この人にどんなことをしてあげられるだろうか?(Appleガイ・カワサキ)

    ・ストロングタイは絆を生み出すが、ウィークネスタイは橋渡しとして役立つ。

    ・5分間の新設。5分間もあればできる心性津を、誰にでも喜んでしてあげるべきです。

    ・非常に才能のある人は他人に嫉妬されやすく、嫌われたり、うらまれたり、仲間はずれにされたり、影で抽象されたりする。が、ギバーであれば、同僚が嫌がる仕事も引き受けるので、つまりグループに貢献するので感謝さえる。
    ①遅刻しない、②努力を惜しまない、③人に親切にする、④道に外れたことをしない

    ・信頼残高を溜めることのメリットの1つは、なにかめちゃくちゃなことをしたいときに、周りの人が力を貸してくれること。

    ・カップルの3/4が、お互いに自分の貢献度合いを過大評価している。
    自分の評価を挙げたければ、まずは評価者が自分にどれだけ貢献しているかを考えさせず、自分がなにをしてあげているかを考えさせると良い。

    ・贈り物を送る側は独自の贈り物をするのが良いと考えたのに対し、受け取り側は「欲しいものリスト」にある贈り物の方を好んだ。人を真の意味で助けるには、自分のものの見方の外に出なければいけない。

    ・自分が平均以上だとわかると、テイカーはアドバイスに従い、他人に権限を委ねる頻度が30%増えた。ところが自分が平均以下だと分かると、わずか15%に下がった。批判されていると感じたとたん、テイカーは忠告を受け入れる気になれなくなってしまった。まずい決断をしたと思うことを拒み、否定的な評価をまともに受け止めないことで、自分のプライドを守っている。
    ギバーは批判を受け入れ、アドバイスに従う。自分が平均以下だと知らされても、ギバーは他人に権限を委ねる頻度が30%増えた。ギバーは自分のプライドよりも、同僚や会社のことを優先する。

    ・テイカーは弱みをされせば、自分の優位と権限を危うくすると考える。ギバーは、弱みを見せることで逆に信頼を集める。が、条件がある。それは、ギバーは弱みを見せても、周囲の人々が有能だと認めてくれている場合に限る。平均的な志願者がへまをすると好感度が下がるが、達人がへまをすると好感度が高まる。

    ・これを販売だと考えたことがありません。
    →ベネッセ時代の世直しというマインドに近い。

    ・ギバーは緩い話し方で、相手に圧なく話すが、リーダーシップを発揮するときは気をつけるべき。

    ・ギバーにとって有効な交渉術。それは、アドバイスを求めることで、権威のない場合でも影響力を発揮できる。我こそがすべてわかっていると自信たっぷりに話すのではなく、他の人の方が自分よりも知識があることを認めている。そして、人は自分の時間、エネルギー、知識や情報を投資して誰かを助けると、相手がそれに値する人だと信じるようになる。

    ・ギバーが燃え尽きないためにも、この仕事がどんなふうに人の役に立っているかを知る必要がある。

    ・テイカーを相手にするときは、自衛のためマッチャーになろう。ただし、3回に1回はギバーに戻り、テイカーに名誉晩夏のチャンスを与えよう。

    ・共通項がある人には、人は与えたがる。同じサッカーチームファン、同じ地元出身など。

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著者プロフィール

ペンシルベニア大学ウォートン校教授、心理学者。
著書に世界的ベストセラーとなった『ORIGINALS─―誰もが「人と違うこと」ができる時代』『GIVE & TAKE─―「与える人」こそ成功する時代』がある。
意欲や生きがいを見出し、より豊かで創造的な生を送るための研究の第一人者。
アメリカ心理学会と国立科学財団から業績賞を受賞し、ニューヨーク・タイムズにも論説を寄稿している。
妻と3人の子どもとともにフィラデルフィアに在住。

「2017年 『OPTION B(オプションB)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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