アンソニー・ロビンズの自分を磨く (単行本)

制作 : Anthony Robbins  本田 健 
  • 三笠書房
4.12
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本棚登録 : 144
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957522

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計3500万部、自己啓発界の世界的カリスマによる代表作が
『アンソニー・ロビンズの運命を動かす』と併せて、遂に全訳!

「あなたの心の中には巨大な力が眠っている。
 今こそ、その力を揺り起こす時である」
 ――アンソニー・ロビンズ


■訳者より

本書は、世界的なカリスマコーチ、アンソニー・ロビンズが
「人生で本当に望むもの」を手にするための心がまえ、ものの考え方を教えてくれる一冊です。

信念の磨き方から、人生の優先順位のつけ方、感情に振り回されない方法、
お金、時間、健康に恵まれ、豊かなパートナーシップを築く方法など、
幸せと成功に必要なすべてのエッセンスがつまった、まさに珠玉のような本と言えるでしょう。

26歳の頃から本がボロボロになるまで読んだ、 私の“恩書”です。

感想・レビュー・書評

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  • ・心理学者で、「学習性無力感」の研究で有名な、ペンシルバニア大学のマーチン・セリグマン教授は、その著書『オプティミストはなぜ成功するか』で、人に無力感を与え、人生全てを破滅に追い込む可能性のある危険な信念のパターンを三つ挙げ、それぞれを永続性(この問題は永久に続く)、波及性(一つの問題から、自分の人生は何もかもうまくいかないと思う)、自責性(失敗を乗り越えるべき障害と考えず、“自分の落ち度”と考える)と名付けている。

    ・「結論を出すのが難しい」と思えた経験があるのなら、「その状況下で何が最も重要か」を明確にしていなかったからだ。忘れてはならないのは、意思決定とは、すなわち「価値観の明確化」ということだ。
    「人生哲学」と「行動」が一致した人生を送っている人は力強い。

    ・もし、「人生で大切なことを10個、大切な順番に並べてください」と言われて、きちんとかける人は一万人に一人ぐらいだろう。この質問にしっかりと答えられないのに、明確な判断を下せる人がいるだろうか。
    最終的に「自分の心を満たしてくれるもの」を選ぶためには、“目標の明確化”が必要だ。自分が大切にしている「価値観」を知り、それを実践することが重要なのだ。

    ・「究極の運命を築き上げ、自分の可能性を最大限に発揮するために、そして強烈な影響力を手にするために、『私が人生で大切にしたいこと』リストはどうあるべきか」
    今のリストも、私を十分助けてくれていると私は考えた。そこで、
    「これにどのような価値を付け加えるべきか」と自問した。
    …その次に、それまで考えたこともなかった問いかけをした。
    「最終的な目標を実現するために、私のリストから取り除くべきものは何か」

    ・奥さんに引きずられるようにして、いやいやセミナーに参加したある男性がいた。優先順位を変えること、そして、それによってもたらされる変化について説明を聞いても、「私は自分の価値観を変えようとは思わない」と言い張った。彼にとって一番価値があるのは「自由」だった。人から変化を「強いられる」ことに抵抗し、頑なに変化を拒んでいた。
    とうとう私は彼に行った。
    「あなたが変わる必要がないことは、わかっています。あなたが自由であることも知っています。ということは、リストにいくつかの項目を自由に付け加えることもできるはずです。あなたの人生の質を高め、究極の運命を切り開いていくのに役立つ項目を加えるとしたら、何を加えますか」
    少し考えて、彼はこう答えた。
    「そうですね。柔軟性なんか、いいんじゃないですか」
    このやりとりを聞いて、他の出席者は大笑いだった。
    「それはいいですね」と、私。
    「では、柔軟性をリストの何番目にいれましょうか」
    結局、柔軟性はリストの四番目に落ち着いた。
    この男性が柔軟性を自分の新しい価値観にうまく組み込んだ瞬間、彼の後ろに座っていた参加者(彼はカイロプラクターだった)が、声を上げた。
    「今の、見ました?」
    他にも気がついた人が数人いたが、われわれが見ている前で、この男性の身体つきが変わっていったのだ。

    ・彼とは対照的に、もう一人の男性は、会場の全員が気づくほどエネルギーに満ちあふれ、元気いっぱいだった。セミナー中も、人生が楽しくてしょうがないという様子だった。
    私は彼にも同じ質問をしてみた。
    「あなたは成功していますか」
    「もちろんです!」
    即答だった。
    「成功していると感じるためには、どんな出来事が必要ですか」
    すると彼はニカッと笑って、こういった。
    「簡単なことです。立ち上がって、下を見て、自分が地に足をつけて立っていることを確かめるだけです!」
    会場は爆笑の渦だった。
    「毎日、地に足がついているというのは、すごいことですよ!」

    ・DWDセミナーに参加していた一人の女性は、男性と強い絆で結ばれたいのに、「最初の追いつ追われつのドキドキ」の段階を過ぎると、関係が続かなくなると悩んでいた。
    そこで私は「あなたが男性に魅力を感じるには、どんな出来事が必要ですか」と尋ねた。何が問題なのかは、彼女のルールを知ることで、すぐに明らかになった。
    彼女が男性に魅力を感じるのは、男性が彼女に拒絶されても、それをものともせず彼女に言い寄ってくる時だというのだ。相手があきらめずに壁を打ち壊そうとすると、彼女はすごくその人に惹かれる。彼女にとっては、それが男らしさだと映るのだ。
    ところが、彼女の二つ目のルールは興味深いものだった。もし、それが一カ月以上続くと、彼女は男性に対して敬意を払うこともなくなり、魅力も感じなくなってしまうのだ。そうなったら結果は火を見るよりも明らかだ。拒絶されても頑張る男性も中にはいるが、たいていの人はすぐあきらめてしまう。

    ・DWDセミナーが始まったばかりの頃に参加していたローリーという女性の価値観を次ページに挙げたので見てほしい(1愛、2健康、3安全、4自由、5成功、6受諾、7卓越性、8調和、9尊敬、10一貫性、11正直、12楽しむこと)。一目見た限りでは、素晴らしい価値観のように見える。この人はきっと愛情深く、健康で、自由を大切にする人だろうと、誰もが思うことだろう。しかし、もっとよく見てみると、いくつかの問題が浮き彫りになってくる。三番目には安全、四番目は自由とある。この二つの価値観を両立させるのは容易ではない。

    ・他の人間との間で「感情の乱れ」が生じる場合、その背景にはルールの混乱がある。

    ・①成功を実感するには何が必要ですか。
     ②(子どもたち、配偶者、両親など、あなたにとって大事な人に)愛されていると実感するには何が必要ですか。
     ③自信を持つためには何が必要ですか。
     ④あなたの人生で自分が卓越している所があるとしたら、それを実感するには何が必要ですか。

    今度はこれらのルールを見ながら、「適切なルールか。すぐに心地よくなれて、苦痛を感じにくいルールになっているか」と自らに問いかけよう。愛されていると実感するためには、百二十九の出来事が必要だが、拒絶されたと感じるのは、いとも簡単、ということがないようにしよう。

    ・私のDWDセミナーでは、セミナーの前に、いつもアンケート調査を実施し、参加者に「自分の人生を形作っていると思われる経験」を五つ選んで、書いてもらっている。それは、彼らにとって最も強力な参照データであるわけだが、それを見て驚かされるのは、同じような経験から実にいろいろな意味が導き出されていることだ。

    ・「私は、いつもこうなんです」という反応は、夢を殺すことだ。

    ・彼が人生をやり直すことができたのは、「苦痛」のおかげだった。フランスで逮捕、投獄された彼は、大きな苦痛を味わった。服役中は外界との接触は一切断たれ、真っ暗な独房で過ごしたのだ。テレビもラジオも新聞もなく、他の受刑者も看守もいない。それに、いつまでそこにいなければならないのか、誰も教えてくれなかった。
    …フランスでは出所者の再犯率はわずか1%だ。

    ・時には輝いた瞬間もある。もし、もう一度やり直せるなら、もっと輝いてみたい。本当のことを言うと、輝かしい瞬間以外は何もいらない。何年も先のことを考えて生きるのではなく、次から次へと輝かしい瞬間だけを生きよう。
    私は出かける時は、いつも体温計と湯たんぽとレインコートとパラシュートを持っていくような人間だ。もう一度やり直すとしたら、今度はもっと旅の荷物は減らそう。
    もし、もう一度人生をやり直せるとしたら、春にはもっと早くから素足になり、秋はもっと寒くなるまで素足のままでいよう。もっとたくさんダンスをしに行こう。もっとたくさんメリーゴーラウンドに乗ろう。もっとたくさんのヒナギクを摘もう。
    ―ナディーン・ステア(86歳)

  • 本田健さんが衝撃を受けたアンソニー・ロビンズの著書「AWAKEN THE GIANT WITHIN」(パート2〜4)を自ら翻訳したものです。

    印象深かったのは、自分の中の「価値観の対立」を放置しないです。これは幸せになれない理由でもあるので、優先すべき感情・状態を意識的に選択、あるいは転換させるのだそうです。つまり自分の価値観を変えると言うことです。

    価値観は個性でもあるので、素直に大切にすべきと思っていたので、この発想は驚きでした。そして本書を読み終え、完全に腑に落ち、自分の価値観の入替え表を作っちゃったくらいです。

  • 今の自分に必要な新しい経験は何かと考えてみた。
    人生の引き出しは多ければ多いほどよい。
    それには毎日何か少しでも良いから新しいことを見つけて実践することだ。
    自分にとっての面白くて楽しくて良い気分になれることは何なのだろう。
    脳は現実と空想の区別がつかないらしいから、自分は希望を持ち努力が実り成功しているという肯定感を常に持って過ごそうと思った。

  • 本田健氏推薦(訳)というのもよく分かる。多くのメンタル系の本に比べて広範囲(体の鍛え方まで!)に色々まとめてあり、自己探求のためのワークも色々用意されていて、これに従ってインナートリップをすると、自分でも思っていなかった自己矛盾に気付かされる。
    ワークが解説だけではちょっとやりにくい(本来セミナーの内容だからら仕方ないのだけど…)のが残念だけど、とてもためになった。
    訳もとても読みやすい。

  • Awakening the Giant Within How to Take Immediate Control of Your Mental, Emotional, Physical and Financial Destiny!

    本田健氏は本書の紹介にあたって「世界的なカリスマコーチ、アンソニー・ロビンスが『人生で本当に望むもの』を手にするための心構え、ものの考え方を余すところなく教えてくれる一冊です」と書かれています。

    具体的には、幸せと成功に必要なマインドの使い方、感情のコントロールの仕方、肉体的健康やお金のことまで、著者自身の体験や具体例を含めながら、かつ理論的に、わかりやすく解説されています。

    具体的には、信念の磨き方から人生の優先順位の付け方、感情に振りまわされない方法、お金、時間、健康、豊かなパートナーシップを築く方法まで、まさに自分の磨き方についての本です。

    この本の内容としてはアンソニー・ロビンスの「デート ・ウィズ・デスティニー(DWD) 」の3日間のセミナーのエッセンスが書かれてあり、そのセミナーは数十万円するそうなので、この本に書かれてあることを実践すれば、もちろん参加するのとは臨場感が違うでしょうけれども、1600円ほどで、それだけの価値があ提供されているともいえます。

    アンソニーのDWDのセミナーでは「人生のほぼすべてのことは変えられる」ことを学ぶそうで、そのなかでいちばん重要なのは、人生の「最終目標」を達成するために必要な「新しい判断基準」を自ら設計することだ、ということです。

    つまり、自分をコントロールしている価値観を知り、自分にふさわしい価値観を設定し、その優先順を付けていくことで、人生が変わってしまうというのです。

    なぜなら、「価値観」はすべての決断を左右し、したがって運命を左右することになるからです。

    そして「何がいちばんに優先されるべきか」、その判断基準が脳内で更新されれば、その変化は感情と肉体に表れてくるので、その人の行動や態度も変わっていきます。

    自分がどんな人間になりたいか、どんな人生を生きたいかということが決まれば、自分の人生において何が大切かを明確にし、たとえなにが起ころうとも、その価値観にしたがって生きることを決断し、その自らの信条や原理原則にしたがって、一貫して生きていけばよい、ということになります。

    http://ameblo.jp/livingthelifeyoulove/theme-10090759438.html

  • 参考になる。

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著者プロフィール

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「2017年 『世界のエリート投資家は何を見て動くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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