男の器量は「女」でわかる (王様文庫 E 17-8)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837964452

感想・レビュー・書評

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  • うーん

    考え方が古い本かなぁ。

    共感できる部分も中にはあったけど、基本的にはただの男のわがままだろって思ってしまう。

    女に色々と求めすぎてない?

    なんというか、女性蔑視を感じて不快ですね。

    好きでは無いです!

  • 20180305
    インターンのパイセンにもらった本。まとめると淑やかな女をもらって不倫して仕事しろってとこ。

    半分共感半分ええぇって感じ。
    一番納得感あったのが調子乗ってる女が現代増えたってとこ。女は大切にされて当たり前って態度でくる女は嫌い。素敵な人にはちゃんと相応の扱いをします。

  • #bookoff

  • チェック項目6箇所。私は、若者たちの間では一目置かれている、無論、いい女にも恵まれている、しかし、それを手に入れるまでに、二十年かかった、簡単ではない、だが、本書には、英雄になれるためのヒントが書かれている。共稼ぎをしてくれる時代だから、男に「全責任」がなくなったのだ、それは致命的な堕落だ、もう一度、言う、致命的な堕落なのである、世の中が男をだめにしたのだ。デートの企画をして、ホテルでのディナーの店を探して、寂しくなる財布に神経を使っているから、仕事で出世しないのだ、そして、男にそんなことをさせている女は、究極のダメ女で、その女は、あなたを愛しているのではなく、恋愛が好きなナルシストなのである。私は、一生、仕事をして、独身でいろとは言っていない、若いうちに、恋愛に惚けるなと言っているだけで、仕事をやり遂げ、戦い続け、その後に、女に熱中するのはかまわないのである、冷静に、女と遊んで欲しい。男の才能は、女で開花するのか、違う、才能は努力で開花するのだ、画家は生まれた時から、絵心があり、別に、同級生の女の子に尻を叩かれたわけじゃない、一流のスポーツ選手は少年の頃から、その才能を発揮していて、初恋の女の子のために頑張っているなんて、あだち充の漫画の世界である。「デートしたい」「早く帰ってきて」と言う女は、仕事に向かない、男は、才能で仕事の夢を掴み、女で出世していくものだ。

  • 仕事をできるようになってから、セックスしろ!と言う内容に終始した一冊。

    確かにごもっともな意見だが、
    男性上位の色が強く、あまり好きになれなかった。
    どっちが上とかってコトじゃないでしょうに…。

    あと、オレはモテるという話が多かった(笑)
    ちなみに、筆者は不倫肯定派。

  • 一概には言えない。

  • 男の「本質」をついた極論。しかし、ここに今後の日本のあるべき姿の原点を感じた。

  • 男にはたくさんの夢や目標があります。
    その中で各々の価値観に基づいて優先順位順をつけているはずなのですが、
    『一番最初の目標が、「女」ではいけない』(P. 4)
    何故かと言うと、男の本当の価値は仕事で見出されるからです。
    その人の職業によって、世間は接する態度を変えるのが現実です。
    そして仕事はその人の人格形成にすら影響を与えます。
    だから、男にとって仕事とは自分の一部であるともいえるでしょう。
    ですから、付き合ってる女性に「仕事と私、どっちが大事なの?」と
    詰め寄られたとしても、男はそんな比較したことないし、
    そもそも両方大事であるのに何故そんなこといって困らせるんだ?
    というのが男の心情です。

    『たとえ、彼女がどんなに美人でもかわいくても、
    あなたの仕事の邪魔をする場合、絶対に付き合ってはいけない』(P. 25)
    という言葉からもお分かりいただけますように、
    あなたの仕事を阻止してまで引きとめようとする女性とは、
    お付き合いをしないほうが良いでしょう。
    もし、その女性と毎日遊びまわっているのであれば、
    確実にライバルに差をつけられてしまい、
    数年で大きな力量の差となって、
    仕事場であなたを苦しめることとなるでしょう。

    『成功者は、休日も仕事をしているのである』(P. 42)
    はっきりいって、トップで仕事をする覚悟がある人に休日はありません。
    もちろん息抜きはするのですが、毎週のように二日間の完全オフなんて
    はっきりいってありえません。


    『男の才能は、女で開花するのか。
    違う。才能は努力で開花するのだ』(P. 79)
    女性とのお付き合いも大事です。
    しかし、女性とのお付き合いを第一にしてしまっては、
    絶対にライバルに勝てません。
    女性が精神的な支えとなってくれることはあっても、
    実際に仕事をさせるわけにはいかないのですから、
    自己の成長のために、そして落ちていかないために、
    絶え間ない努力が男には必要なのです。


    『「あなたの仕事が大事。あたしは部屋で待っています」と言う女が、
    あなたをさらに出世させるのである』(P. 96,97)
    そういうトップで仕事をするために頑張っている男を、
    ずっと待っていられる女性に対して、
    男性は「ありがたい」と思うと同時に
    ほおっておいて「すまない」とも思っています。
    だからこそ、忙しくてなかなか会えないとしても、
    睡眠時間を削るなどして
    なんとか時間を作ってでも、会いに行こうと思うのです。

    『仕事の忙しいあなたを気遣って、待っていてくれる女を
    本当に一ヵ月も待たせてはいけない』(P. 136)
    本当は会いたいけれど「待ってます」という女性、
    その健気さに打たれて多少の無理をしてでも会いに行く男性
    こういう関係は美しいと思います。


    『口では、「女も仕事をする時代だ」と言っているが、
    トップを目指して仕事をしている女など、ほとんどいない』(P. 188)
    これは本質をついた指摘であると思います。
    はっきりいって仕事は甘くないです。
    私の感覚では仕事とは、寿命すら削るほど過酷なものというイメージです。
    世界平均で男性の方が寿命が短いのも、
    実は男が長年にわたり過酷な仕事をしている割合が多いからである、
    と私は推測しています。
    仕事とは、本気でやればそこまで大変なものです。
    もちろん女性でも男性より仕事ができる方がおられますが、
    そういう方は、女性であることでの特別扱いを主張しません。

    女性が子供を産んで、育てながら
    仕事に集中できる状態にある男と切磋琢磨してトップを目指すなんて、
    はっきりいってハードワーク過ぎます。
    これは女性の能力の問題云々でなく、
    必然そういうオーバーワークになるのです。
    だから、子育てしながらトップを目指すなんて一般的ではありません。
    大多数の人がいずれ体を壊すことになるでしょう。

    男性は子供を産めませんから、何かするとなれば仕事するしかないのです。
    子供ができた、それなら仕事してがっつり稼いでこないといけないな、と
    男性はすさまじく頑張るでしょう。

    一方、女性がトップで争うということは、
    そういう子供に関することを一切捨て去る覚悟がいるのです。
    それができる人もいますが、自分の子供をあきらめてまで
    トップで仕事をし続けようなんて思う人は少数派であると思います。
    もちろん、子供も仕事も手に入れる人もごく一部いますが、
    それは例外的な存在なので一般の多くの女性に当てはめられません。

    ゆえに、女性は子供を育てながらでも
    体を壊さずにできる仕事を希望することになるでしょう。
    しかし、それはトップの仕事でないことが多いのです。
    でも、それでいいではないですか。
    怪しげなフェミニズムに洗脳された人は声を荒げて
    こういう主張を非難するでしょう。
    しかし、男は家族のために働くことが重要だと私は思うのです。
    むしろ、子供を埋めない男は家族のために、
    懸命に働いて出世していっぱい稼いで
    子供と奥さんを養っていくという覚悟があるべきだと思います。
    もちろんそれは夫婦の共働きを否定するものではありません。
    ただ、男はやっぱり仕事してこそ輝くと私は思うのです。
    家族とのコミュニケーションのために
    ときどき家事や子育てを手伝うのもありですが、
    基本は仕事一筋であるべきだと思うのです。


    『「疲れている」 女に言ってはいけない一言』(P. 118)
    疲れている、腰が痛い、眠れない、などなど
    そういうネガティブな言葉を女性に向かって言ってはいけません。
    そういう言葉をかけられても、医者じゃないからなんともできません。
    最初は労ってくれるかもしれませんが、
    そのうち、うざがられます。
    疲れてても、男は黙って耐えるべし、です。
    どうしても誰かに言いたいときには、
    医療機関に相談すべきなのです。


    ◆反論・誤植・注意点など◆
    『不倫しているカップルに言うことはない。
    すでに、そのカップルは、日本の村社会から飛び出した
    価値ある男と女なのだ』(P. 177)
    これは著者の個人的な意見であり、
    不倫を世間に勧めているわけでもなく、
    世間から悪徳であると思われていることも承知しているので、
    とやかく言うべきではないのでしょうが、
    悪徳であることを胸を張って堂々と価値あることだ、というのは
    あんまり褒められたものではありません。
    ただ、大人が自分で判断してやることですから、
    何かあったときは責任を取る覚悟もあってやってることでしょう。
    それでも、悪いことは法に触れずともこっそりやるべきです。

    『愛人になる決意というのは、結婚することと同等だ。
    その女は、一生、独身でいないとならない』(P. 231)
    著者はさきほど、不倫する男と女は価値があるといいましたが、
    確かに結婚をあきらめてまで愛人をやるという覚悟があるのなら、
    それはすごいことだと思います。
    しかし、そこまでの覚悟のある女がどれだけいるというのでしょうか。
    不倫している人のほとんどは、
    場当たり的な行動を取っているようにしか見えません。

  • この著者の歯に衣着せぬ物言いは素晴らしい。
    回りくどいことは言わずに、いきなり極論から男とはどうあるべきかなどを話し始めるので、返ってすっきりして笑えてくる。
    おっしゃるとおり。
    男として、著者のように在りたいなー。尊敬できる存在です。

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著者プロフィール

本名・市場充。1965年三重県生まれ。累計230万部を超えるベストセラー作家。エッセイスト。時代の趨勢に流されず、物事の本質をずばり突く斬新で辛口な筆致で、「強い男性論」「やさしい女性論」を展開。男女問わず、幅広い層から熱狂的な支持を得る。著書に[一流の男、二流の男][できる男は「この言い訳」をしない][「いい人」は成功者になれない!](以上三笠書房)、[「10年後」成功している男、失業している男](飛鳥新社)、[時代に迎合しない男の極意](フォレスト出版)、[一流の男のお金の稼ぎ方](総合法令出版)など多数。

「2013年 『成功を引き寄せる男の器量』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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