読むうちに悩みが空っぽになる「人生相談」 (王様文庫 D 47-1)

著者 :
  • 三笠書房
3.09
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837965077

感想・レビュー・書評

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  • 回答が一辺倒なので,
    100の質問は多すぎ。

  • 思い上がらずに慎ましく生きること。生きる意味などない。

  • この人生相談はどんな悩みであれ、「それは欲」と「それは怒り」
    という一刀両断なのが痛快。
    はじめに、の「悩みの正体は、本当はコンナコトシタクナイノニ」
    に大いに納得。ホント、すべての悩みの根っこはそれだ。
    著者のことを私は、いかにもまっとうな、ありきたりな、そして
    人間クサさのない、お坊さんらしいことを云っているヒトだと
    ずっと思ってた。この本を読んで、「なんか違うゾ」ときづいた。
    どんな悩みであろうと一貫した独自論で答えているのに、こと恋愛
    ごとに関しては、いやに具体的だなぁというのが意外だった。

  • 目次
    1 習慣編—「嫌なこと」から自由になる26問
    2 人間関係編—自分が変わる、相手が変わる15問
    3 仕事編—小さなことにクヨクヨしない15問
    4 恋愛・結婚編—「大切な人」と最高にうまくいく20問
    5 生き方編—「今」にスイッチを入れる13問
    6 素朴な疑問編—この世で一番楽しい11問

  • 小池さんの仏教の話は好きだが、題材で使われている悩みがいちいち馬鹿らしいものばかりなので、やめた。
    中学生高校生向けにはいいかもしれない。

  • 110815記入 by著者file
    「欲」 「怒り」 「迷い」 だけ
    ---
    18, 35, 37, 50-1, 69, 74, 91, 95, 116,
    119 : 休みたい・逃げたい=「怒り」 →やってしまってますっとして
    157, 159, 183, 190, 195, 204, 216,
    218 : 慾がない・興味関心がない=「怒り」と嫌っ嫌っ←念じて自覚して消去!
    220, 223,

  • 内容はまともだが、言葉使いについていけない。住職のイメージを消そうとしているのか、かえって逆効果である。

  • 著者が運営する「家出空間」というウェブサイトの人生相談コーナーの問答を本にした物。

    本書を読む前にとして「悩み解決のための道先案内」にの中にかかれている内容が相談の基調となっている。
    ・業(カルマ)=心に刻まれた思考が、忘れたつもりでも、潜在意識の中でエコーしていてエネルギーとして残っている
    ・心を観察する、感情から距離をとってその感情を眺める(客観的にみる)ことで余計なことを考えて、感情を膨らむことを防げる
    ・心の反応
    1.「欲」気持ちイイ、もっと欲しい
    2.「怒り」狂うしい、こんなのはうんざり
    3.「迷い」こんなのどうでもいい、無視しちゃえ
    ・煩悩モード
    1.欲=手に入らぬものを求める状態
    2.怒り=嫌で嫌でたまらないという刺激が大量発生している状態
    3.迷い=目の前の現実から逃げる、迷走状態
    4.慢=「欲」のエネルギーを原材料にして、自分の状態イメージやプライドにしがみついている状態
    5.後悔=「怒り」のエネルギーを原材料に、過去のネガティブな記憶をリピートしふも刺激を刷り込む状態
    6.嫉妬=「怒り」のエネルギーを原材料にし、人の幸せを受け入れられないがゆえに苦しみを入力している状態

    それぞれの相談に対する回答も、
    ・自分の心の状態を客観視し、感情の悪循環を止めること。
    ・呼吸を整える、ひとつひとつの動作を客観的に捉えるなどで、心の状態を見つめたり、やっている事に集中する。
    といった論点で回答されている。

    読みやすさと、「何となくわかった」感で、読むだけでスッキリ晴れた感じがした。


    目次
    1 習慣編―「嫌なこと」から自由になる26問
    2 人間関係編―自分が変わる、相手が変わる15問
    3 仕事編―小さなことにクヨクヨしない15問
    4 恋愛・結婚編―「大切な人」と最高にうまくいく20問
    5 生き方編―「今」にスイッチを入れる13問
    6 素朴な疑問編―この世で一番楽しい11問

  • 読む本がなくて電車に乗る前に急いで駅で購入。
    病んでたわけではなーい笑

    いろんな質問にお坊さんが一つ一つ答えていってくれる。
    でもだいたいが、
    自分の中にわいてきたマイナスの感情(怒、慢、欲など)を客観的にみることでその気持ちは薄れていく
    って書いてありました。
    もう一歩踏み込んで回答してほしいものもいくつか…。

    ただ、「絶対後悔しない時間の使い方」のページでは、今の自分にぴったりな大事な言葉が書かれていました。
    なにか素晴らしいことをして充実しなきゃ!よりも、いま目の前にある現実に対して穏やかに地に足をつけられるようになって初めて、それを土台として他のことも充実させられるようになる。

    その通りだと思った。
    何かしなきゃって焦って探すよりも、今の自分をきちんとみつめて一つ一つてきとうにならずに大事にしていけばそれが結果として自分を成長させてくれるのかもしれない。

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著者プロフィール

1978年生まれ。山口県出身。東京大学教養学部卒業。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職、ウェブサイト「家出空間」主宰。僧名は龍照(のちに空朴に改名)。住職としての仕事と自身の修行のかたわら、一般向け坐禅指導も行う。執筆活動も手がけ、『考えない練習』(小学館文庫)、『しない生活』(幻冬舎新書)、『超訳 ブッダの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、多くの著作を持つ。2018年9月に月読寺を引き払い、路上生活者に。11月には修行の旅に出る(現在は音信不通)。

「2019年 『やっかいな人を自分のお城に入れない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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