読むだけで心ときめく美人のことば練習帖: さりげなく使ってみたい、素敵な言いまわし (王様文庫 B 176-1)

著者 :
  • 三笠書房
2.20
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本棚登録 : 89
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837967880

作品紹介・あらすじ

挨拶に、なにげない会話に、手紙に、四季折々に――
魅力的な人は、「美しい言葉」をたくさん知っています!

◆今の「思い」を彩ってくれる言葉
 ・・・「えもいわれぬ」「おもはゆい」「しみじみと」
◆ちょっと加えてみると素敵なひと言
 ・・・「ひとしお」「いたく」「心から」
◆「ありがとう」の気持ちがいっそう伝わる
 ・・・「ひとえに」「幾重にも」「お力添え」
◆春夏秋冬を楽しむ挨拶
 ・・・「水温む」「風光る」「山装う」

たとえば日本語には、英語の「LOVE」に
あたるような表現が、数多くあります。
「愛おしい」「慕う」「かわいい」「慈しむ」
「憎からず思う」「首ったけ」「かけがえのない」・・・・・・
こうしたグラデーション豊かな言葉から、自分の気持ちに
ぴったりくるものを選び、上手に使っている人には、
誰もが心ひかれるでしょう。 岩下宣子

感想・レビュー・書評

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  • 使う使わないは別として、美しい言葉を知っておいて損はないと思うので(どれも基本的な言葉ばかりだったが)読んで良かったとは思う。マナーと言うのは講師の価値観ひとつでいくらでも良し悪しが変わるものなのであまり参考にはならない。後半にある時候の挨拶や季節の言葉は便利だと思った。

  • すごく不思議なんですが、読んでいる最中、メモを取る頻度は多かったのにも関わらず、読後、あまり何も残らないという…。

    美人は美しいことばを話すものです、皆さんも愛語を積極的に口にしていきましょう!がコンセプトなのかな?と思うのですが、それにしてはとっ散らかった印象の本でした。

    後半にいくにつれ実践的になるというか、手紙で使える文章例などがたくさん載っているのですが、この章と他の章との差が激しく、いまいち内容が入りづらかったです。作者の方の持論やちょっとしたアドバイスなども加えられているのですが、あまりにも短過ぎて、なぜその話を今?という感覚に陥ってしまうこともしばしば。

    ただ、文体からにじみ出る、穏やかな語り口は心地よかったですし、説教じみた文体ではなく、あくまでも作者自身の体験談をシェアしてくれているという感覚から察するに、この本がなんとなくいまいちな出来になってしまったのは、編集さんの責任なのでは…と思ってしまいました。もしくは、企画自体が、文庫にするには詰め込みすぎだったのか。
    どちらにせよ、「美味しい」と有名な食べ物と果物とデザートを詰め込んだお重のように、ひとつひとつの味はしっかりとしているのに、最終的な印象が芳しくないというやや残念な結果に。

    作者の他の著書も読んでみたいです。

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著者プロフィール

岩下宣子(いわした・のりこ)

「現代礼法研究所」主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事・相談役。
共立女子短期大学卒業。老舗の食品会社勤務の後、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏などに師事し、礼法を学ぶ。
一九八四年、現代礼法研究所を設立。「岩下宣子のマナー講座」(NPO法人マナー教育サポート協会)など、マナーの研修、講演と執筆活動を行なう。心のこもった礼法・話し方の指導に、絶大な定評がある。
著書には『読むだけで心ときめく美人のことば練習帖』『心が「ほっ」とする小さな気くばり』(以上、三笠書房≪王様文庫≫)、『図解 マナー以前の社会人常識』『図解 マナー以前の社会人の基本』(講談社+α文庫)『社会人のマナーと言葉づかい』(洋泉社)などがある。

「2021年 『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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