本当は怖い世界史: いつの世も人間は変わらない (王様文庫 A 91-1)

著者 :
  • 三笠書房
3.24
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本棚登録 : 147
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837968009

作品紹介・あらすじ

愛憎、欲望、権力、迷信――こうして、歴史は動いてしまう。
教科書には書かれない、リアルすぎる「人間ドラマ」がここに!

◆処女王・エリザベス1世の夢は、夜遅くひらく
◆ナポレオンもヒトラーも狂わされた「聖遺物」の真実
◆虚飾をはぎとられた“生身の女”マリー・アントワネット
◆ラスプーチン暗殺――怪僧はいかにして絶命したか
◆ナイチンゲール、キュリー夫人、あの偉業の裏側で・・・・・・
◆世界一美しい霊廟・「タージマハル」をめぐる愛憎
◆男よりも金を信じ続けたクレオパトラ

人間の本質は、いつの時代も変わらない。
欲に振り回され、愛に苦しみ、野心に悩まされる……
それは、世界史上の人物たちも同じだった。
そんな「心」こそが、歴史を動かしてきたのである。
本書では、世界史の裏の知られざる“生々しい真実”を
取り上げていく。 堀江宏樹

感想・レビュー・書評

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  • 歴史に名を残した偉人にも人間味があると思いつつも時代に飲み込まれたのか分からないですが狂気じみた姿を見ることも出来ました。
    歴史はやはり暗い部分を照らすことが多いなと思いました。それは学ぶことが多いからだとこの本を読んでいて感じました

  • 人間の業の見本市。

  • 戦慄編と同じく筆致が穏やかなのに中身は怖かったです。

  • 名前をよく知っている人達の、世界史。

    教科書にも載っている、有名人ばかりだったので
    そうそう、と思うものや、聞いた事ある、というものも。
    しかし、最初から最後まで突っ込みどころ満載な話が
    かなり多かったです。

    最初のラジウムは…まぁ知らなかったので
    まだセーフな気もしますが、次の人。
    いや、なぜそれを強制されないといけない? と
    突っ込みたいものがあります。
    フランスの、金払えば~主義もすごいですが。
    愛のために、自分が王座についた1世もすごいかと。

    なかなかに、読みごたえがありました。

  • おもしろかったー。
    キュリー夫人が、ガンジーが、ナイチンゲールがまさかそんな人だったとは!!
    纏足とか宦官とか、物語に出てきても詳しい事はよくわからなかったこともよくわかったし、ザビエルさんマジか!あんたすごいな!なんて、意外な事実がわかったり。学校でもザビエルさんのそんなとこを教えてくれたら、生徒も「変なポーズしてるハゲたおっさん」だけの印象じゃなくなるかも(笑)
    知らない人物もネットで肖像画とか調べたりして、楽しく読書できました。
    堀江さんの文章はわかりやすい。
    歴史はやっぱりおもしろい。

  • ナイチンゲールのエピソードに一番心が動いた。統計学で現実を見つめる強い精神力の人だったんですね。
    FGO未プレイですが、英霊の元ネタも多数収録されているので、ゲームを楽しむ材料にも良いのではないかと。

  • 読みものとしては面白いが、全体的に不気味な感じ。寝る前に読んだら夢見が悪い…。

  • 学校の授業や教科書では教えてくれないような世界の偉人の「よくない面」、「裏の面」を書いています。

    元々歴史は好きですがこういうのも教えてくれたら面白かったのになーって思います。

    特にナイチンゲールにはびっくり。
    (当たり前かもしれないけれど)伝記等ではかなり美化されてたんですね。

  • 中学・高校でこんな授業してくれたら、世界史はとても好きになっただろうな。
    どんな偉人でも同じ人間なんだと思いました。。。

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著者プロフィール

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』『愛と欲望の世界史』『眠れなくなるほど怖い世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』『乙女の美術史 日本編』『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。

「2022年 『本当は怖い江戸徳川史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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